お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『ウルトラマンジード』第19話 ちょっとした感想


リク、ドンシャインオタクであることがケイにバレる






前回本格的に物語に復帰したケイが、星雲荘に大胆にも侵入!今回の『ウルトラマンジード』は、サブタイトルや事前告知からも分かる通り、星雲荘をめぐるお話になりました。


中の人つながりでレム役の三森すずこさんも登場。レムのアンドロイドという設定が、意外に重要なものとして扱われていたのが驚きでしたね





・ストーリー面

サブタイトル通り、伏井出ケイに星雲荘を奪われる展開から始まる今回。しかし、フタを開けてみるとその内容の中心となっていたのはレムでした。レムの名前の由来やその素性などが明かされるなど、ストーリー上重要な回になっていましたね



いつも通りの星雲荘に、突如乗り込んできた伏井出ケイ。彼によりシステム権限などを奪われたレムは、その直前にリクたちを緊急脱出。星雲荘から遠く離れたところに飛ばされたリクたちは、そこである女性と出会います。星雲荘が奪われるということはわかっていたものの、まさか本編開始2~3分で奪われるとは予想外。しかも割とアッサリととられてしまいます。星雲荘のメンバー自体はライハくらいしか武装を持っていないですし、ユートムもケイの手に落ちていたので仕方ないとはいえ、かなりの急展開だなぁ。その後、脱出先でリクたちが出会った女性は、なんとレムのアンドロイド。最初は信じられなかったリクでしたが、レムの発言「ベッドの下の隠しもの」発言によりコロッと立場を変えます。結局、リクはベッドの下に何を隠してるんだろう…(棒)



ユートムの目をかいくぐりつつ、銀河マーケットへ向かうリクたち。店長やモアとも触れ合うレムでしたが、とうとうケイに発見されて意識を乗っ取られ、メカゴモラに吸収されてしまいます。今回の登場怪獣はメカゴモラ。『ジード』の場合、大半の怪獣の登場理由が「ケイがカプセルを持っていたから」でしたが、今回のメカゴモラはそれにプラスして「レムに操縦させてジードを倒すため」という理由付けがなされているのが興味深いですね。過去作怪獣の着ぐるみを多用するのは予算の都合上仕方ないとはいえ、やはり出すのであれば「なぜその怪獣が登場するのか」という理由が欲しいところ。今回登場のメカゴモラはその「理由付け」がある程度なされており、今後もこういった努力を続けてほしいなと感じました。一番の理想は、以前のように毎回新規怪獣や宇宙人が登場することだけど…



揺れ動く意識の中で、もう1人の自分と対峙するレム。そこで彼女は自分自身の名前の意味を知ります。もう1人の自分から煽られるものの、それを突っぱねたレムはシステム復帰して星雲荘を奪還。ケイを追い出してリクの勝機を作ります。レムの名前は、ストルム星人の言葉で「呪縛」という意味。もう1人のレムの話や、ケイが自分の身体を星雲荘で回復させていたことから推測すると、星雲荘はベリアルが作り、そのシステムをケイが制作したということなのでしょうか。でもそれじゃあ、その星雲荘のコンピューターの名前が「呪縛」ってどういう意味でつけたのでしょうか。ケイの自嘲だったりするのかな?


星雲荘を取り戻し、ケイが残していった資料でストルム星人の素性を知ったリクたち。しかしその一方で、ケイとアリエは不審な動きをしていた!わざとレイトを自分に引き付けた、アリエの意図していることとは―?

 
 
 
 
 
・特撮面

前回とは打って変わって、後半の戦闘パートぐらいが特撮パートとなった今回。ロイヤルメガマスターの肉弾戦などが見られ、アクションとして面白い戦闘になっていました



ケイの手によって登場したメカゴモラ。レムを吸収して凶暴化し、光線を出して暴れます。今回のメカゴモラは多様な光線を使いますが、代表的な左胸からの光線は使用せず、凶悪なエフェクトをまとった光線を数種類発射していました。これってわざとなのかなぁ



意を決したリクは、ジードにフュージョンライズ。途中アクロスマッシャーにチェンジしますが、それでもメカゴモラの猛攻の前に苦戦を強いられます。アクロスマッシャーの戦闘シーンは、メカゴモラの放つ光線を踏み台にして空を舞うなど、彼らしい戦闘を展開します。でもちょっと待ってほしい。メカゴモラみたいなパワー系の怪獣なら、ソリッドバーニングにチェンジした方がよかったんじゃないか…?





レムが戻ったことにより、ロイヤルメガマスターにチェンジして逆転勝利を決めるジード。使用した必殺技は、ウルトラマンカプセルによる「スペシウムフラッシャー」でした。今回のロイヤルメガマスターは肉弾戦も披露。マントを翻してストレートパンチやキックを決める姿は、半端なくカッコよかったですね。ロイヤルメガマスターがカッコよく見えてくるの、なんだか悔しい感じもするなぁ






倒そうが何しようが、必ず午前10時キッカリに登場するギエロン星獣。それが出現する理由とは何か?


次回はマイナー宇宙人のレキューム人も登場!?いい意味で次回予告から展開が全く予想できないので、内容がとても楽しみですね。









◎今日の特ソン◎


今日ご紹介するのは、1996年放送のビーファイターカブト』挿入歌「ヒーローになる日」です。


90年代中盤のアイドルユニットであるプリティキャストによる楽曲。劇中第1クールから第2クールにかけて、数回使用されました。アイドル楽曲とはいえ、その歌詞はなかなか面白いものになっています。


思えば近年の東映特撮の挿入歌は、確かに楽曲がたくさん制作されていますが、キャラソンとメカニック等のテーマソングがその大半を占めているのが少しもったいない気もします。特に誰かのテーマソングというわけではないけど、作品全体のことをうたった挿入歌がもっとあってもいいんじゃないかなぁ。




(ニコニコ動画非会員でも視聴できるニコビューアへのリンクです)



 
 
 
 
 
 
 
 
それではまた次回、お会いしましょう!
 
 
 
 
 
 
 
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