お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『ウルトラマンジード』第9話 ちょっとした感想


ウルトラセブン、とうとう祖父になる(大嘘)






ゼロビヨンド登場も無事終えた『ウルトラマンジード』、今回はライハの過去に迫る回になりました。


メインキャラの過去に迫る回とはいえ、そのシーンは後半の一部と限定的。怪獣も2体出現しジードとゼロがそれぞれ戦うなど、特撮面でのハデさも目立つお話でしたね





・ストーリー面

某監督曰く「噂の銃刀法違反少女」なライハ。彼女がなぜ怪獣に対して強い憎しみを抱き、第2話で怪獣を「斬る」という表現をしたのか?彼女の過去とともにそのすべてが明かされることになりました。



自分の娘:マユが瞬間移動能力を持つようになってしまったレイト。ライハの解析により彼女がリトルスターの宿主だとわかり、リクたちは星雲荘でマユを落ち着かせようと必死。最初は怖がって逃げ出すマユでしたが、ライハと話した後は不思議と落ち着きを取り戻します。マユが瞬間移動する際の空間のCGは、ウルティメイトゼロが時空移動する際のそれと同じ。結論から言えばマユのリトルスターはウルトラマンゼロのカプセルだったのですが、これはそのことに対する伏線・暗示だったのでしょうか。それとも、単なる映像の流用かな?


マユが落ち着きを取り戻したのもつかの間、今度はタイラント→スカルゴモラと、立て続けに怪獣が出現。ジードがタイラントそしてスカルゴモラに挑みゼロがバトンタッチされてタイラントに挑むその最中、ライハはスカルゴモラの活動場所であるミツセ山麓に向かいます。今回は1話の中に2体の怪獣が出現するという、なかなか豪華な布陣に。詳しくは後述に譲りますが、ミニチュアセット自体は山や平原が多かったものの、その分アクションや火薬で特撮要素が補われていましたね。ミツセ山麓というのは、ライハにとってとても因縁深い場所。どういう意味で因縁深いのかは、モアの調査でもだんだん判明していきます。今回は久々にモアの出番がありましたが、リクたちとは完全別行動。まあ、AIBである以上仕方ないか…



ミツセ山麓で伏井出ケイと対峙するライハ。彼女は自分の6年前の過去を思い出しながら、ケイに挑みます。6年前、ミツセ山麓に研究のため訪れていたライハの父:鳥羽教授とその家族たちはスカルゴモラの攻撃を受けライハを残して死亡。ただ1人生き残ったライハは、スカルゴモラの姿の他に、スカルゴモラがケイに戻る瞬間も観ていたのでした。なるほど、彼女が第2話で中国刀で「怪獣を“斬る”」という表現をしていたのは、ベリアル融合獣になっているのがケイであるということまで既に知っていたからだったんですね。ライハは正式には「來葉」と書くみたいだけど、これはストーリー上意味あるのかな?



最初は劣勢だったものの、徐々にケイを追い詰めるライハ。ケイに刀を向けて斬ろうとした瞬間、彼女の前に謎の光と声が出現し、彼女は斬るのをやめてしまいます。その後逃亡するケイでしたが、ゼロはケイの正体をなんとなく察知するのでした。ライハを包んだ謎の光と、聞こえてきた声。これが今回の最大の謎なシーンであり、同時に考察しがいのあるシーンですね。様々な憶測が飛び交っているのですが、私は消えたと思っていた「ライハのリトルスター=ウルトラの父のウルトラカプセル」説を推します。そうすれば、今後登場するジードの中間フォーム:マグニフィセントの構成カプセルがどちらともリクの仲間たちから発現したものになりますし、ライハ自身もその過去から家族=特に父との強い関係性という要素が深くかかわっている野が明らかですからね。一方、ゼロはケイが張った特徴的なバリアから、彼がストルム星人ではないかと推測。初めて名称が登場する宇宙人ですが、いつかケイの星人態も出てくるんでしょうね

 
 
 
 
・特撮面

1話につき2種類の怪獣が登場することとなった今回。ジード・ゼロの出番もそれぞれきちんと描かれており、しっかりゼロビヨンドの強さも描いていましたね。



まずはジードVSタイラントタイラントは『ウルトラマンギンガ劇場スペシャル』以来の映像出演になりますが、顔の部分が改修されていてオリジナルに近い風貌になりましたね。ジードとの戦いでは、耳から出す光線でジードを追い込みます。耳から出す光線は、イカルス星人のアロー光線を意識したものでほぼ確定でしょう。そういえばオリジナルのタイラントは、イカルス星人の要素があったのにそれっぽい攻撃しなかったからなぁ…



スカルゴモラ出現に伴い、タイラントの相手はゼロへとバトンタッチ。ゼロビヨンドに変身したゼロは、クワトロスラッガーから生み出したゼロツインソード二刀流でタイラントを圧倒。最後は新技:ワイドビヨンドショットでフィニッシュしました。前回も見せたクワトロスラッガーで敵の攻撃をはねのけて逆転し、最後は光線技で堂々とフィニッシュ。おまけにシメには「俺の娘に手を出そうなんて、二万年早いぜ!」と言い出すゼロ。本調子ではないにしろ、本来のゼロのキャラクターがだいぶ戻ってきている気がします。ワイドビヨンドショットで爆死する際のタイラントは、ちゃんと実際の火薬を使用。ゼロのキメポーズに花を添えてくれています。いやあしかし、本当に『ジード』本編でジード以上に優遇されてる気がするなぁ



スカルゴモラとの戦いに挑んだジードは、久しぶりにソリッドバーニングにチェンジ。ジードクローとのコンボ技で、スカルゴモラを倒しました。サンダーキラーとの戦いでは劣勢だったソリッドバーニングが、今回は汚名返上とばかりに堂々と活躍。敵の光線技を逆に利用し、コークスクリュージャミングでフィニッシュです。技を決めた後、しっかりとポーズを決めてスカルゴモラの爆発を見つめるソリッドバーニング。これこそまさにウルトラシリーズ!…とも言いたくなる構図です。やっぱり実際の爆発とヒーローはベストマッチだなぁ~!






怪獣娘でコアな人気を獲得したザンドリアス。そんなアイツが、37年ぶりにテレビに戻ってきた!


次回はザンドリアスの登場回。ですが次回予告のモアを観るに、単なるギャグ回…というわけではなさそうですね。








◎今日の特ソン◎


今日ご紹介するのは、1992年放送の恐竜戦隊ジュウレンジャー』挿入歌「希望の剣」です。


だいぶ前に紹介した「ティラノレンジャー・「赤き勇姿」」と同じく、平石さんが歌う楽曲。たまたまなのでしょうが、彼が『ジュウレンジャー』で歌った挿入歌は、どちらともティラノレンジャーをテーマにした曲だったんですね。


本格的に劇中で使用されたのは、3クール目以降。ブライが死亡退場したあたりになりますね。となると、歌詞の中の“剣”は獣奏剣のことを言っているのか?いやでも龍撃剣ってはっきり言ってる部分もあるし、やっぱり違うか…。





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それではまた次回、お会いしましょう!
 
 
 
 
 
 
 
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