お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『ウルトラマンジード』第17話 ちょっとした感想


「君の笑顔を取り戻す。Here We Go!」






ついにこの時がやってきた!今回の『ウルトラマンジード』は、ジードのTV版最終フォーム「ロイヤルメガマスター」の初登場回となりました


ロイヤルメガマスターの活躍よりも、その誕生経緯に時間が割かれていたように感じた今回。まさか、ドンシャインのヒーローショーの映像が出てくるとはなぁ





・ストーリー面

ロイヤルメガマスターの誕生経緯がその中心となった、今回のストーリー内容。ウルトラマンキングの力を借りたライハが、リクの立ち直りに深くかかわっていましたね



あの手この手で自分の方へリクを引きずり込もうとするベリアル。ゼロはゼロビヨンドとして月でキメラベロスと対戦しますが、劣勢を強いられます。リクとベリアルのシーンでは、おそらく降雨機を使用した雨の描写により、2人ともびしょ濡れ状態。前回に引き続き、坂本監督のスーツを傷める演出が挿入されます。やっぱり、この前後編では様々な描写に挑戦してみようということなのでしょうか。その後のゼロビヨンドのバトルは、月面でのキメラベロスとの戦いの他に、リクの意識下でのジードとのバトルも。最終フォーム登場回ということもあって、バトルシーンも豊富になっていました



クライシスインパクトが起きた場所、通称「爆心地」へ向かったライハ。そこはライハの生まれた病院。地下駐車場のようなところに向かったライハは、そこでウルトラマンキングと出会います。ライハにだけキングの声が聞こえ、そしてリトルスターの発症が早かった理由。それはライハ自体が難産で、その際の生まれてほしいというライハの両親の必死の思いがキングの意識に届いたからでした。ライハとキングに関係があるという点では腑に落ちる理由ですが、なんかちょっとなぁ。キングさん物好きなような気が…



キングの力でリクの意識下にとんだライハ。ベリアルの手に落ちかけていた彼を、必死に説得して奪還。自分を取り戻したリクはキメラベロスの体内から脱出し、レッキングバーストの逆噴射で地球へ帰還します。ライハの説得シーンからフェードインする、リク幼い頃に観た『爆裂戦記ドンシャイン』のヒーローショー。リクが自分の本当の夢の原点を回想するという意味で挿入されたシーンでしょうが、なぜかこの一連の流れに泣かされます。ところでこのドンシャインのヒーローショー、完全にノリがウルトラマンのヒーローショーと同じですね



ソリッドバーニングからアクロスマッシャーへ、そしてマグニフィセントへと多段変身しながらキメラベロスを圧倒し、最後はライハから受けとったウルトラマンキングカプセルによるロイヤルメガマスターの力でキメラベロスを倒したジード。戦闘後のパーティーの中で「ジード」の由来についてモアに訊かれたリクは、ある回答をします。「ジード」の名前の本当の由来は「“ジー”っとしてても“ドー”にもならない」の組み合わせですが、リクはまた別に「“GENE”と“DESTINY”の頭文字2つを取り、運命をひっくり返すという意味を込めてDEを逆転させて“GEED”にした」と語ります。なるほど、言われてみれば確かにありそうな名前の由来。というか、もしかしてこれが、制作側がジードを命名した際の本当の由来なのか!?


キメラベロスが消滅する裏で、路地裏をさまよう記憶喪失の伏井出ケイ。彼の背面が不気味に光って―。

 
 
 
 
 
・特撮面

ロイヤルメガマスターの戦闘シーンをはじめ、今回の特撮パートはまさに迫力満点。特に後半におけるジードの多段変身&戦闘には、目を瞠るものがありましたね。



ジードライザーの時間制限20時間を突破したことで、再びゼロビヨンドに変身するレイト。しかし月面ではキメラベロス、リクの意識下(おそらく非現実)ではジードに劣勢を強いられます。前半の戦闘シーンでは、月面での戦闘シーンはもちろん、リクの意識下における戦闘シーンもきっちりセットを組んで撮影。前半のシーンだけでも、かなり特撮面で力が入れられていることが窺えます。まあ、もしかすると月面っぽいセットを1つだけ作って、合成で月面とリクの意識下のシーンを分けて作ってるのかもしれないけど…。







レッキングバーストの逆噴射で地球に帰還したジード。キメラベロスの猛攻を受けながらもソリッドバーニング→アクロスマッシャー→マグニフィセントと多段変身。もうロイヤルメガマスター出てこなくても倒せるんじゃないかという勢いで攻撃を叩き込んでいきます。このシーンでは各フォームともに見せ場がきちんと作られており、ソリッドバーニングはストレートでのストライクブーストアクロスマッシャーは爆発回避とジードクローによる連続攻撃マグニフィセントはヤクザキックを見せてくれます。特にアクロスマッシャーの爆発回避シーンは必見。いやぁ、初めてアクロスマッシャーをカッコいいと感じましたね





ライハのリトルスターがジードのもとに届き、ウルトラマンキングカプセルを手にいれたリク。これによりロイヤルメガマスターに変身したジードは、その圧倒的なパワーでキメラベロスを倒し、まさに「運命をひっくり返」したのでした。ロイヤルメガマスターの降臨により、一気に晴れる地球の空。キメラベロスとの決着は月面でつけた方が被害が抑えられたのでしょうが、この空を解放するためもあって、地球に戻ってきたのでしょう。ロイヤルメガマスターの降臨シーンではミニチュアが吹っ飛ぶなどのシーンがありましたが、キメラベロスとの戦闘はCG合成による空中戦が中心。百貨店のミニチュア破壊シーンや最後の大爆発で見せ場を作ってくれましたが、都市部でのロイヤルメガマスターの戦闘シーンももっと観たかったですね。まあ、次回以降で観れるのかなぁ






ベリアルの脅威は去ったものの、これに乗じて出てくるのが、お山の大将を狙う悪質な宇宙人たち!


次回はその宇宙人としてダダが登場!登場怪獣はダダ仕様のレギオノイドと…えっ、ザイゴーグ!?









◎今日の特ソン◎


今日ご紹介するのは、1974年放送のウルトラマンレオ』使用BGM「大暴れ!レオ兄弟」です。


タイトルは上記の通りになっていますが、実際はアストラとのタッグマッチの他に、アシュラン回でのセブン・ジャック・レオそろい踏みシーンなどでも使用されていた音楽。特に後半での使用頻度が高く、「聞いたことあるな」と感じる方も多いはずですね。


今まで映画などには何度か登場してきたウルトラマンキングでしたが、TVシリーズ本編への登場は『ジード』が久々。声の担当が清川さんではなく、新たに檜山さんを起用していたのも意外でしたね。もしかして、ジードライザーはキングとも何かしらのつながりがあるのか…?







 
 
 
 
 
 
 
 
それではまた次回、お会いしましょう!
 
 
 
 
 
 
 
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