お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『ウルトラマンジード』第10話 ちょっとした感想


ま あ こ う い う ジ ャ ン ル も あ り か も ね






今回の『ウルトラマンジード』は、本筋からはちょっと外れた単発回。モアの出番が多かった分、ケイの出番がない構成になっていました

 
敵怪獣としては、『怪獣娘』で一部に異常な人気を誇ったザンドリアスが登場。80』本編の時と同じく、最後は倒されずに宇宙に帰っていくエンドでしたね。
 
 
 
 
 
・ストーリー面

最近めっきり出番のなかったモア、そしてザンドリアスの心を読むためにAIBからの要請でやってきたゾベタイ星人サトコ(あだ名)のやり取りを中心としたお話に。リクとモアのお互いの正体を知ってしまうという展開があったことから、ストーリー上見逃せない回にもなりました。
 
 
地球へ現れたザンドリアスの心を読むために駆けつけたサトコ。ザンドリアスが地中に潜ってしまったため作戦は失敗に終わりますが、そんなことはお構いなしに、サトコは街中へ遊びに出ていってしまいます。ゾベタイ星人は地球人と似た容姿をしており、サトコはかなり明るい性格に。キスにより発する光弾で、相手の心を読む能力があるようです。ゾベタイ星人は皆この能力があるらしく、AIBへの捜査協力などで引っ張りだこらしい。でも、「地球人の名前をあだ名にするのが流行ってる」って、ホンマかいな…
 
 

モアたちの行動を見て、だんだんと地球人がウソをつくことに疑問を抱き始めるサトコ。モアはウソはよくないことだとする一方で優しいウソが必要であるということを説く中、再びザンドリアスが出現します。ゾベタイ星人は相手の心を読む能力で争いなく暮らしてきたようですが、その能力があるがゆえに現実的な考え方をする種族でもある様子。レイトが娘のマユに投げかけた言葉に対しても、「そんなことはありえない」とバッサリ切り捨ててしまいます。レイトがこの時語ったのは、安いお菓子を買う口実だったとはいえ、100%ウソの言葉ではなかったと思うんだけどなぁ
 
 


再び出現したザンドリアス。そのことを知り現場に駆け付けたリクは、偶然モアとサトコを発見。ピンチになった時に彼女たちの前でジードに変身し、戦いに挑みます。ジード、そして加勢したゼロがザンドリアスと戦う中、サトコの能力によりザンドリアスに暴れる意思はないことを確信したモア。どこからか持ってきた拡声器で、ザンドリアスを励ましジードたちにザンドリアスを宇宙へ戻してやるようアピールします。ザンドリアスが地球に逃げてきたのは、できた彼女に嫌われたと思ったため。『80』の時は母親と喧嘩したせいで逃げてきてるし、本当に「だだっ子怪獣」だなぁ…。ちなみにこのシーンにおけるモアの励まし、個人的には好きですね
 


戦いが終わり、お互いの正体を知ってしまったリクとモア。しかし彼らはお互いのことを口外しないことにし、また日常へと戻っていくのでした。このシーンで印象的なのは、「〇〇は××だったんだね!」と直球で言わせるのではなく、あえて実際に見た真実を語らずにお互いがを取り繕うような会話にしていること。こういう描写が、リクとモアの信頼関係を同時に表しているように感じますね。
 
 
 
 
 
・特撮面

前回に続き平原が舞台となり、その上展開上ハデな光線技も多くはなかった今回の戦闘。しかしその分、爆発のほとんどが実際の火薬が使用され、数少ないミニチュア破壊シーンにもこだわりが感じられましたね。
 
 

2度目のザンドリアス出現、モアとサトコがピンチ!そんな時さっそうとジードが登場。モアたちを救出しますが、ザンドリアスの発生させる風圧などで思いのほか苦戦してしまいます。モアたちを救出した後、背中を向けてゆっくりと振り向くジード。ウルトラシリーズでは昔から見られる構図ですが、やっぱりこれはカッコいいですね。一方ザンドリアスが発生させる風圧のシーンでは、その風を食らったミニチュアのトタン屋根11枚が吹き飛び、やがてミニチュア自体が吹き飛ぶという細かな描写が。これは『80』のザンドリアス回でも観られた風圧描写へのオマージュでしょうか。あれっ、風圧描写があったのはギコギラー回だっけ…?
 
 

何かに支配されているわけでもないため、アクロスマッシャーの技も通じず苦戦するジード。やがてゼロも加勢してきますが、ザンドリアスが放つ光線や涙に手こずります。登場と同時に容赦なくザンドリアスにドロップキックをかますゼロ。ジードはともかく、ゼロは光の国で80からザンドリアスのことについて何か聞いてなかったのかな?ザンドリアスが光線で攻撃してくるシーンでは、爆発に実際の火薬を使用。火薬の中2人一緒に前転するジードとゼロがカッコいい!
 
 

モアの声を聴き、ザンドリアスに敵意がないことを知ったジードとゼロ。ゼロはゼロビヨンドにパワーアップし、クワトロスラッガーの能力を利用して、ザンドリアスを地面ごと宇宙へ送り返してしまいました。もはやゼロスラッガーを超える万能武器な感じが出てきたクワトロスラッガー発した声を拡声し、音波攻撃のようにして敵を吹き飛ばすこともできるんですね。まあザンドリアスもよりを戻したみたいだし…これでいいか!(いいのか?)
 
 
 
 
 

迫りくるペダニウムゼットンの脅威!明かされるリク出生の秘密!次回はストーリーにかかわる重要回になりそうな雰囲気ですね。
 
 
皆大好き宇宙帝王バド星人も登場!ライハに苦戦するのはともかく、せめてペガくらいには善戦してくれよおい!!!!!








◎今日の特ソン◎


今日ご紹介するのは、1980年放送のウルトラマン80』前期OPテーマ「ウルトラマン80です。


言わずと知れた『ウルトラマン80』のOPテーマ。英語を混ぜた歌詞にハーリー木村さんの歌声がマッチし、スタイリッシュに仕上がっています。


途中から実写映像に切り替わり、ギコギラー回でのビル破壊描写が挿入。そういえばギコギラーとザンドリアスってデザインコンセプトが似てるけど、たまたまなのかな?







 
 
 
 
 
 
 
 
それではまた次回、お会いしましょう!
 
 
 
 
 
 
 
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