『宇宙戦隊キュウレンジャー』Space.16 ちょっとした感想 - お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの？ver.2.0

呉島主任、『鎧武』ではできなかったライダーキックを見事決める

スティンガーとチャンプが案外すぐ戻ってくるんだなぁと思いきや、やっぱり一時退場扱いになってしまった今回の『キュウレンジャー』。前回前々回とギャグ系の話が続いただけに、ギャップがありましたねぇ

スコルピオと対峙するも、マーダッコへの攻撃などの不可解な行動に疑問を持つスティンガーとチャンプ。その後スコルピオンに指示された場所で彼らを待っていたのは、スコルピオが明かす真実でした。スコルピオが明かしたのは、「自分がジャークマターに入ったのは内部からそれを潰すため」や「アントン博士は実はジャークマターの裏切り者だった」ということ。しかしこの後の展開を加味すると、いったいどこまでが本当でどこまでがウソなのやら

すっかりスコルピオのことを信じ切り、アルゴ座のことやらなにやらをペラペラ話すスティンガー。ここでスコルピオはその本性を現し、「確かに自分の目的はドン・アルマゲを倒すことだが、それは宇宙の支配のため」ということを明かします。ここに至るまでにスコルピオとマーダッコのシーンがありますが、わざとどっちともとれるようなシーンの切り取り方で視聴者をミスリードしているのが興味深いですね。それにしても、スコルピオの中の人はまた特撮の“裏切り展開”に絡んでしまうのか…

スコルピオにスティンガーとチャンプが、マーダッコにラッキー・ガル・バランス・ショウ司令が挑む！前者はかなりの劣勢を強いられますが、後者はバランスとガルのワイヤーアクションの連係プレーもあり、マーダッコ配下のダイカーンを撃破。続くデスワームもキュウレンオーによって倒されました。ガルのアクションは何度も言うようにやはり素晴らしい。もっと劇中で活躍させてあげてほしいなぁ。

兄の裏切りに絶望しスコルピオの攻撃を食らおうとするスティンガーですが、チャンプがかばったことでそれを回避。攻撃をまともに受けて機能停止してしまったチャンプは、リベリオン本部に送られることになります。スティンガーとチャンプは何らかの形で再び戦線離脱するかもしれないとは思っていましたが、まさかチャンプが機能停止してしまうとは予想していませんでした。チャンプを輸送する任務にスティンガーがついたことで、2人は再び戦線離脱。今後しばらくは出てこないことでしょう。それにしても、リベリオン本部が都合のいい一時退場者の行先になっているような…？