歌手であるが故の驚異的美声
番組は変わって、『宇宙戦隊キュウレンジャー』です。
南十字座系のバリアを破るためのキュータマ探し第2回目となった今回は、前回と同じくギャグノリの回。しかしアントン博士の正体やメカマーダッコの能力が判明するなど、見逃せない点も多いお話でもありました。ギャグやるのかまじめなお話をやるのか、ごちゃまぜよりもどちらか一方にしてほしいなぁ

ペルセウス座系で引き続きメカマーダッコとの戦闘に苦しむラッキーたち。チャンプが牛型汎用兵器ゼロ号とともに誘拐された直後、彼らは突然別空間へ転送されてしまい、衣装も一新されてしまいます。すべての仕業はそう、アントン博士によるものでした。チャンプ復帰回以来となる、牛型汎用兵器ゼロ号が再登場。個人的に好きなデザインなので、再登場はとてもうれしかったですね。アントン博士が作り出した空間は、なぜかRPG調。ラッキーは魔法使い、スパーダは戦士、小太郎は勇者、そしてスティンガーはピエロになります。極めつけは、「よっしゃラッキー!」が爆発系魔法…

なんとかチャンプが捕らわれているという城にたどり着いたラッキーたち。そこで彼らは、アントン博士の正体を知ることになります。アントン博士は数百年間ジャークマターに使えてきた科学者にして二重人格者。正義の心を持つもう1人の自分が邪魔になったアントン博士は、自分どうしを分離して機会と融合。しかし残された正義の心を持つアントン博士はチャンプとともに脱走、その後スコルピオに始末されたのでした。チャンプが信じていたアントン博士が間違っていなかったことはよかったのですが、ということはこの妙にハイテンションな方が本体ってことになるのか。ええ、なんかヤだ…

0.001%の確率に賭けたスティンガーは、自身の歌でチャンプの自我を目覚めさせて見事回路を破壊。ラッキーたちと合流した後も、牛型汎用兵器ゼロ号2体をチャンプとのタッグで倒し、シシレッドオリオンたちもなんとかメカマーダッコを撤退させました。スティンガーが歌う歌、そしてイッカクキュータマを使用した攻撃など、今回は事前告知でもあった通りVシネマ『エピソード・オブ・スティンガー』を観ていればもっと楽しめたであろう内容になっていました。近年のこの時期は夏映画に登場したメカニックや武器・登場人物などが再登場することが多かったですが、Vシネマの販促もかねて今年はこういった形になったのでしょうか。せっかくチャンプ解放後の戦闘とかがしっかりできてたから、前半のギャグがちょっと蛇足だった気もするなぁ

巨大化した牛型汎用兵器ゼロ号2体は、スーパーキュウレンオーと駆けつけたオリオンバトラーの力であっという間に撃破。ナーガとバランスのおかげでペルセウスキュータマも無事手に入れ、残るキュータマはあと1つとなりました。巨大ロボ戦は非常に短かったですが、その代わり決めポーズなどはオープンセットで撮影、爆発もドハデなどの見どころがありました。ああ、せっかく牛型汎用兵器ゼロ号が巨大化したんだから、もっと暴れてほしかった!
残すキュータマはあと1つ。最後はジャークマターと野球で勝負しろ!
次回は戦隊ではある意味恒例の野球回。登場怪人の声は神風大将ではなく落合監督の息子さんだ!「正義の白球が、嵐を呼ぶぜ―!」…とはいかないか。
今回登場したビルドのベストマッチ:カイゾクレッシャー。私を含め、『ゴーカイジャー』と『トッキュウジャー』を想起した人は多いことでしょう。なんでこれでベストマッチになるのかはわかんないけど…。
『ゴーカイジャー』は作品としては悪くないですが、レジェンドの扱いが良かったかと訊かれるとそうは思わないですね。まあ、最終回で巽ショウが出てきたのは素直に嬉しかったけど!
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