『宇宙戦隊キュウレンジャー』Space.1 ちょっとした感想 - お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの？ver.2.0

よっしゃラッキー！しし座流星群だぁ！！

今までニチアサのサブとして脚本を作ることが多かった、毛利さんがメインライターに。彼の作風からして無難な展開で来るのかと思いきや、ほぼ勢いでブッちぎってきた快活な第1話となっていました

第1話の時点で地球はすでにジャークマターに陥落、他の星も含め宇宙は征服されつつあり、伝説になぞらえてジャークマターと戦う戦士たちが「キュウレンジャー」という設定。「他の惑星がすでに陥落している」というのは歴代戦隊でも見られた設定ですが、そこに地球が含まれているのはなかなか珍しいのではないでしょうか。

初期段階ではハミィ(カメレオングリーン)・スパーダ(カジキイエロー)・チャンプ(オウシブラック)がキュウレンジャー。そして今回でラッキー(シシレッド)とガル(オオカミブルー)が加入し、メンバーは5人になりました。今回のお話は実質ラッキーとガルがメインだったので、しばらくの間は「新規加入メンバー＝そのメンバーの初メイン回」となるのでしょう

強烈なポジティブ思考と異常なまでの幸運と偶然に恵まれるラッキーと、一族のことに関して暗い過去を持つガル。結果的には両者強い思いでキュウレンジャーに変身しますが、特にガルのドラマパートはもっと広げがいがあったのではないか…とも感じました(まあ第1話なのでそこまでの時間はなかったのかもしれないけど)