お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『ウルトラマンオーブ』第17話 ちょっとした感想


変態紳士・夜の診察(意味深)






長かったサンダーブレスター→オーブオリジン編も、とうとう完結


今回の『ウルトラマンオーブ』は、満を持してのオーブオリジン登場編。そしてガイとナオミの運命が明かされました。


ここ最近の『オーブ』は雰囲気が暗かっただけに、最強フォーム登場も相まって爽快感のある仕上がりになっていましたね。












深夜、入院しているナオミに迫るジャグラス・ジャグラーの脅威。間一髪のところをガイが救い出し、この直後からガイとナオミの会話パートが始まります。


「夜の診察ですよ」「おやぁ?脈拍が上昇してますねぇ?」と、もうポルノ映画並みの変態っぷりを見せてしまうジャグラーさん。いやぁ、ここまで突き抜けてくれるといっそすがすがしい


ジャグラーの刀で、最後の1つを遺して無残に一刀両断されるマドリョーシカ。まあ、確かにナオミの身を守ったといえるけど…。


マスコミへオーブの批判コメントを載せない理由を語るナオミ。「ウルトラマンも悩みを抱えている」というテーマは、古くから語られてきたテーマの1つですね。














前話で圭子から聞いた話も交え、“ルサールカ出身のおばあちゃん”のことについて語りだすナオミ。そのことにガイがハッと気づいたとき、残されたマドリョーシカの中から出てきたものは―!


オーブをついに攻撃対象と定めたビートル隊。「何かを守るために別の何かを傷つける」というのは、多くの防衛隊がやってきた過ちなのになぁ…。


やっぱりあの猛烈な爆風の中を生き延びていたナターシャ。ベタな展開ですが、ウルトラマンが長命である」ということをこのような形でストーリー展開に組み込んだのは、今回が初ではないでしょうか?


全てを悟り、ナオミを深く抱きしめるガイ。ここから恋愛に発展することは…ないか。


















そんな中、ゼッパンドンが再び出現。オーブニカをナオミに託したガイは迷いを振り切った状態でサンダーブレスターに変身するのですが…。


サンダーブレスターへの変身バンクシーンも、ようやくほかのフュージョンと同じような仕様に。これは、ガイがサンダーブレスターを使いこなせるようになりつつあるということの暗示でしょうか。


今回初めて使用された、ゼットビートルの発進シークエンスバンク。おそらくスカイマスケッティの時と同じで、全編フルCGで作成されているのでしょう。いや、でも部分的にはミニチュア使ってるのかなぁ…?


イカイカン、こんなの見せられたらほしくなる。やっぱりウルトラシリーズのもう1つの主役はメカニックだよなぁ。













前々回のことで相当頭にきているのか、ビートル隊は優先的にオーブを攻撃。そこにゼッパンドンの猛攻も組み合わさり、爆風に飲み込まれるサンダーブレスター。爆風が収まったその時、見えた姿は…。


サンダーブレスターを攻撃し、巨大爆発が起こるとさっさと撤退するビートル隊。いや、判断としては適切なんだけど、ここだけ見るとやっぱりビートル隊は無能にしか見えないよなぁ…。


今回のサブタイトルクイズの答えは、『ウルトラマン』最終回の「さらばウルトラマン」。またもや『ウルトラマン』からのチョイスですが、やはり実際は“さらば”にはなりませんでしたね


初めて力を制御し、ナオミたちを守ってみせたサンダーブレスター。その時の彼の顔が優しく見えたのは、私だけではないでしょう。














サンダーブレスターに向かって、ガイに頼まれた通り歌を歌うナオミ。彼女が「どんな姿になってもオーブを信じる」と言った時、ガイが己を信じる勇気を手にした時、真のオーブ:オーブオリジンが覚醒する!


こちらもベタだが、やっぱりゲキアツの展開。自分からも相手からも自分自身を信頼されることで、本当の姿を取り戻すというのはいいものです。


やっぱり大人の事情で、ガイの扱うオーブカリバーは玩具サイズ。イカイカン、でもこんなの見せられたらやっぱり欲しくなるよ…。


きらびやかなCGをバックに登場するオーブオリジン。ここにOPでも取り入れられている「宝玉がはじけるような描写」が取り入れられているのがいいですね。














初登場補正もあり、オーブオリジンは驚異的な強さを発揮。ゼッパンドンシールドをあっという間に破壊し、オーブカリバーをぶん回してゼッパンドンを圧倒。最後はオーブスプリームカリバーでジャグラーのダークリングもろともゼッパンドンを吹っ飛ばしてしまいました


「俺の名はオーブ、ウルトラマンオーブ!」と堂々と名乗るオーブオリジン。このシーンは確かにカッコいいのですが、ある脚本家が「オーブにはあえて“ウルトラマン”と名乗らせたくない」と言っていたような…?


虹色のCG合成が美しく映えるオーブカリバー。エクシードXの時よりも目に優しい、しかしよりハデになった合成がいい感じに調和しています。


ダークリングも失い、さらにやさぐれてしまうジャグラー。彼に救いの道はあるのか…?








ビートル隊もオーブを再び攻撃対象から外し、再びSSPの面々のもとに帰ってきたガイ。こうして、長く続いたサンダーブレスター→オーブオリジン覚醒編は幕を閉じるのでした。






地球を守るために日夜奔走し、私生活では年頃の娘の関係に悩む悩み多き男:渋川一徹。彼が遭遇したある事件とは何か?


次回から再び通常回。いきなりこのような「ギャグ回に見せかけた感動回っぽいもの」を突っ込んでくるのが、実に円谷らしいですね。








◎今日の特ソン◎


今日ご紹介するのは、1996年放送のウルトラマンティガ』使用BGM「ティガ!」です。


ティガの登場シーンや、GUTSの反撃シーン等で多用されたBGM。どちらかと言えば、後者での使用の方がより多かったような印象があります。


オーブオリジンの登場シーンで、直感的にティガの最後期の登場シーンを思い出した私。まさかオーブオリジンの登場シーンがティガを意識しているということは…あったりして。







 
 
 
 
 
 
 
 
それではまた次回、お会いしましょう!
 
 
 
 
 
 
 
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