ふと気になって、『ウルトラマンオーブ』の商標はすでに特許情報プラットホーム(https://www.j-platpat.inpit.go.jp/web/all/top/BTmTopPage)で公開されているのかなと思い、検索してみました。
特許というものは、電子化されても基本的に文章で表現されるもの。では音声の場合どのように表現されているのかというと…。
ex.1 「ピコン」(カラータイマーの点滅音)
「―「ピコン」と聞こえる単音の電子音が、計40回繰り返される。最初は一定の速度、一定の音程で繰り返されるが、14回目の繰り返しからは反復の速度が早まるとともに音程がなだらかに上昇する。28回目の繰り返しで反復速度が最も早くなり、同時に音程も最も高くなる。以降40回めまで最も早く、最も高いまま繰り返され、最後3回ほどは反復速度、音程はそのままに音量が小さくなり、フェードアウトする。著名なテレビ番組ウルトラマンに登場する、ウルトラマンに与えられた戦闘時間(3分間)を知らせる効果音として広く周知されている。」
ex.2 「フォフォフォフォフォ」(バルタン星人の声)
「―低く太い男性の声による「フォフォフォフォ(人によっては、フォッフォッフォッフォッと聞こえるかもしれません)」という擬態語に、電気的に加工を施して残響音を付加したもので、前述の「フォフォフォフォ」を計4回繰り返す音。繰り返しの3回目及び4回目は、徐々に音程が低くなり、また音量も小さくなる。時間は約8秒間。著名なテレビ番組ウルトラマンに登場する著名な怪獣、バルタン星人の声。」
ex.3 「シュワッチ!」(ウルトラマンの掛け声)
…とこのように、普段聞きなれているあの効果音が、事細かく言葉によって表現されています。
「長ったらしい文章でしち面倒くさい」と思う方もおられるかもしれませんが、裏を返せばこの商標の文章通りに声真似をすれば、ほぼ完璧なアノ音声のモノマネができるようになる…と言えませんか!?
さあみんなも、今度から「シュワッチ!」と言う時は単にシュワッチと言うのではなく、「男性の声で「シュワッチ!(人によっては、シュワッチョと聞こえるかもしれません)」と叫ぶ声に、電気的に加工を施して残響音を付加した音で、長さは約2秒半。」であることを意識しながら言ってみよう!
◎今日の特ソン◎
今日ご紹介するのは、2008年発売のCDアルバム「ENSON」収録曲「GO GO Power Rangers」です。
『ジュウレンジャー』以降続編が多数制作されている「パワーレンジャーシリーズ」。その主題歌である「GO GO Power Rangers」の遠藤正明さんカバーバージョンがこの曲です。
高く響き渡るシャウトがいかにも遠藤さんらしく、原曲と比べて伸びやかな印象を受けますね。
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