お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

新ウルトラマン列伝第126話(ウルトラマンX第19話) ちょっとした感想


怪獣に2回ふっとばされてもピンピンしているアスナ





ウルトラマンX』もとうとう終盤。今回はスパークドールズからの怪獣実体化成功回であり、『X』の持つ作品テーマに深く迫った回でした










物語はゴモラのスパークドールズの実体化実験から開始。意外にあっさり成功し、意思疎通の実験が行われます。


Xio総力を挙げての実験からか、今回は隊長と副隊長も出動。副隊長がヘルメット被って出動するのは、今回が初めてかな?


ゴモラとの意思疎通は順調な感じ。これがデマーガとかだったら失敗してたんだろうか…。










実験が順調に進む中、ダークサンダーエナジーが落下。途中まではバリアが耐え切りますが、それも突破されてゴモラがEXゴモラになります。


こういう実験回では「失敗して事件が起きる」という構図が一般的ですが、今回はよくある防衛隊のミスによるものでなかったのがよかったと思います(まあそれでも結果的に実験失敗の責任はXioにあるんでしょうが)。


EXゴモラの登場により、『X』ではゴモラが4種類も登場したことに。『大怪獣バトル』のレイが喜びそうだなぁ…












やがてEXゴモラは港湾地区に出現。エックスが苦悩の末ザナディウム光線で決着をつけようとした瞬間、何者かの手でワープさせられます。


市街地は市街地でも今回は港湾地区でのバトル。できればプールを使った水上戦も観たかったですが、これはこれで見ごたえがありましたね。


エックスの登場シーンは、天地を逆転させたように撮るカットを使用。変則的なカットを挿入するのは、アベ監督らしいですねぇ。












エックスを謎空間でワープさせたヤツの正体は、あの人工生命体M1号。自身の生い立ちを語りながら、「怪獣との共存」と言うテーマに問題を突き付けます。


最近、というよりも『ウルトラQ』を除いてほぼコミカルな役割が多かったM1号でしたが、今回は人工生命体らしい知的ぶりを発揮。しかもどうやら『Q』に登場した個体のようだから驚きです。


エックスはフラスコに拘束され、なぜかウルティメイトゼロアーマーでも脱出不可能な状態に。『ウルトラセブン』のシャドウマン回のオマージュかな?












一方地上ではEXゴモラ排除命令が下され、スカイマスケッティがキングジョーのサイバーカードを使って攻撃。しかしアスナはなおもゴモラの説得を図り、その行動M1号を混乱させます。


第4話以来、久々にXioがサイバーカードを兵器として使用。でも名前が「キングジョーデストロイ砲」って、正義側が使うような名前じゃないでしょ…


アスナの説得シーンは今回のお話の要ともいうべきシーン。坂ノ上さんの演技が光ります。












アスナの説得を見て気の迷いが生じたのか、なせかM1号はエックスを地上へ。エックスはエクシードエクスラッシュののちにザナディウム光線を決めようとしますが、光線を受ける前にゴモラはスパークドールズに戻るのでした。


アスナを守るためにバリアを貼るエックス。何気にバリアを使用したのは今回が初ですかね?


最後はスパークドールズに戻ったゴモラ。両腕を横に広げたり、SD化した後に壊れた時計だけが映るシーンがありますが、これがアベ監督の言っていた「二重三重の意味を込めたカット」なのでしょうね(詳しくは本編を観よう!)。






今も宇宙を漂い続けるM1号。天高く飛翔し思考する自分を例える形で「私はカモメ」という言葉を使用させたのは、素晴らしかったですね。






次回は待ちに待ったネクサス客演回!副隊長の活躍にも注目だ!








◎今日の特ソン◎


今日ご紹介するのは、2004年放送のウルトラQ ~dark fantasy~』前期ED「夕方に咲く花」です。


ウルトラQ』の本格リメイクであり、円谷プロ初の深夜作品となった本作。


円谷映像とのいざこざによるソフト化云々のことはもはや有名ですが、今でもレンタルDVDが出回ってる店は多いので、まだまだ視聴は可能ですよ。







 
 
 
 
 
 
 
 
それではまた次回、お会いしましょう!
 
 
 
 
 
 
 
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