お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

再登場怪獣の“必要性”


ウルトラマンマックス』でのエレキングの登場をきっかけに、もはや定番となった「ウルトラシリーズ」における過去作怪獣の頻繁な再登場。


かつての作品でも過去作怪獣(主に2代目など)が登場することは何度もあったのに、ここ最近の作品において批判が特に増えたのはなぜでしょうか?





結論から言えば、そのような批判があるのは「その再登場怪獣に登場する必要性があるか」ということが感じにくいからではないでしょうか


例えば『ウルトラマンティガ』の第18話。これには第1話で登場したゴルザがゴルザ強化として再登場するお話です。


しかしこのお話では、ゴルザが再登場する理由が「霧門岳にてマグマエネルギーを蓄積し、反撃の機会をうかがっていた」という設定がなされており、(ゴルザ再登場ありきで書かれた脚本でしょうが)無理のない再登場話になっていると考えられます。


それに対し特に『ウルトラマンギンガ』や『ウルトラマンギンガS』では、SDから怪獣にライブするシステムになっていますが、そのSDが出てきた根拠があまりにも弱いのです


『ギンガS』のチブル星人エクセラー陣営に至っては、もはや「そのSDを持っているのが当然」という体で、怪獣の出現経緯はあってないようなものです。


私はこういうことはあまり気にする性格ではないですが、この状態で再登場怪獣が多ければ批判が出てしまうのも当然でしょう。


現行作品である『ウルトラマンX』では、ほとんどの怪獣がSDではなく出現という形で登場しているので、まだ「その怪獣の登場必要性」がある程度理由づけられていると言えます。


しかし出現型の怪獣でも、第11話のキングジョーのようにまだまだ出現の理由づけが弱いお話もありました。





まだまだ楽とは言えない円谷プロの経営状況から見れば怪獣の着ぐるみ使いまわしは仕方ないことですが、それをカバーするだけの「お話としての面白さ」や「理由づけ」があれば、もっと多くの人が楽しみやすくなるのではないでしょうか。







◎今日の特ソン◎


今日ご紹介するのは、1968年11月公開の映画『昆虫大戦争』メインテーマです。


松竹系特撮映画の1つで、『吸血鬼ゴケミドロ』のようなパニックホラー特撮作品の1つ。


ゴケミドロ』と同時期にDVD化もされたようですが、それに比べると商品自体を見かけることが少ないですね…。







 
 
 
 
 
 
 
 
それではまた次回、お会いしましょう!
 
 
 
 
 
 
 
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
Twitterやってます。よろしければ閲覧&フォローの方お願いします→https://twitter.com/CTF_bongore_A