お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

“ウルトラマンゼロ”への想い


本日より、ウルトラマンゼロがゲスト出演する『ウルトラマンX』第5話が配信開始。


2009年の初登場からもうすでに6年近く経過したゼロですが、今回は彼に対する私の想い(印象)を振り返っていくことにしましょう





彼が銀幕に登場したのは2009年の冬。当時私は1月頃にこの映画を見に行ったのですが、正直言ってこのゼロに対する印象はいいものではありませんでした。


ヤンキーっぽい性格というのはそれほど違和感はありませんでしたが、当時は彼の持っている「セブンの息子」であるという設定、そして「ペラペラと喋りまくる」という点はどうしても受け入れがたいものがありました


私はそこまでウルトラマンの存在に神秘性等は求める方ではありませんが、いくらなんでも喋りすぎだと感じていました。


また、“ウルトラマンゼロ”という名称にも一種の矛盾を感じていました。


ゼロの名前の由来は「ウルトラシリーズの歴史をもう一度ゼロから始める」という思いが込められているらしい(あくまでも一説である)ということを知ったのですが、「いやいや、その割には『メビウス』以上にウルトラ兄弟の設定などの過去の遺産を使いまくってるじゃないか」と…。


私はそんな見方をしていたので、少しゼロというキャラクターに対して剣を感を抱いていました。





私のそのような見方を変えてくれたのは、2010年公開の映画『超決戦!ベリアル銀河帝国』と2011年から放送開始した『ウルトラマン列伝』でした。


この作品から彼(=ゼロ)は、先輩戦士からなんだかんだで守られている存在から、自分から他の仲間へと関わっていく形に変わっていったからです。


物語の展開がこのように変わった時、私はかつて自分が違和感を持ち続けてきたゼロの持つ上記2つの要素が活きているということを確信したのです。


そして「いい意味でウルトラシリーズが変わりつつある」ということと共に、このウルトラマンゼロというキャラクターが「作品を観れば観るほど魅力が増すキャラクターである」ということにも気づいたのです


それ以降はゼロが出てくる作品はほぼすべて観るようになりましたし、そのたびにゼロは若いヤンキーっぽいキャラクターの中に“優しさ”を持ちつつあることにも注目するようになりました(『ウルトラゼロファイトⅡ』はアレだったけど…)。





そして、今。


『決戦!ウルトラ10勇士』や『ウルトラマンX』第5話などにも客演し続け、「時空を自由に越えられる便利なキャラクター」であると同時に「接しやすい先輩としてのキャラクター」の一面も出てきたゼロ。


あと何年ゼロがほぼメインで活躍し続けるかはわかりませんが、そのいい意味で今までのウルトラマンとは違うキャラクター性・そしてウルトラシリーズの厳しい時代を支え続けてきた功績は、今一度評価されるべきではないでしょうか。








◎今日の特ソン◎


今日ご紹介するのは、2010年12月公開の映画『ウルトラマンゼロ the movie 超決戦!ベリアル銀河帝国』他使用BGM「ウルトラマンゼロのテーマ」です。


もはや「ゼロと言えばこれ!」と言う感じになるくらい定着した、ウルトラマンゼロ登場時等に使われているBGM。


管楽器の後にくるドラムの「♪ドドドン!」というメロディが、音楽自体にメリハリをつけていていいですよね~。







 
 
 
 
 
 
 
 
それではまた次回、お会いしましょう!
 
 
 
 
 
 
 
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