アタッカー・エックス!
今回の『ウルトラマンX』は、初の坂本監督回。
物語は、Xio隊員たちの格闘練習からスタート。ここでの小さなイザコザをきっかけに、メンバーの中が悪くなっていきます。
練習場の管理人(?)は、ノンクレジットでしたが岡野弘之さんが好演。一瞬のカットでしたが、存在感は抜群でした。
そんな中、工場街から市街地へとザラブ星人&ベムスターが出現。Xioも出動し途中からウルトラマンエックスも参戦しますが、Xioのチームワークがバラバラということもあり、ザラブ星人はとり逃しエックスはベムスターに吸いこまれてしまいます。
坂本監督の演出も相まって、市街地でのベムスター戦はかなりハデな仕上がりに。
大地は生死不明になるなどの大きな失態を犯してしまったメンバーたち。ここで神木隊長は、チームワークの大切さを説きます。
中盤は大地、そしてXioのメンバーたちの話が同時進行する構成。
どちらのパートにもしっかりと山場が設けられており、スムーズに展開がなされています。
チームワークを取り戻したXioは、その後見事な連係プレーでザラブ星人を撃破。そしてエックス救出のために月へと向かいます。
ザラブ星人撃破シーンは、ガッツリ玩具販促のシーンにもなっています。
いささかウルトライザーへのパワーインフレがおかしいような気がしなくもないですが、素晴らしいシーン構成になっていたと言えるでしょう。
ジオアラミスの最終調整により完成した第3の変形形態:スペースマスケッティ。これにより月へと向かったXioはエックス救出に成功し、最後はエックスがザナディウム光線でフィニッシュしました。
今回はエックスのアーマーは一度も登場しませんでしたが、その代わりスペースマスケッティがサイバーテレスドンのカードを使って溶岩熱線攻撃をするというシーンが観られました。
このようにすることで、エクスデバイザーの販促を狙ったということでしょうか。
最後はXioのメンバーも大地も無事帰還。大地は「気絶してたんだ」と言い訳してましたが、「ベムスターに吸い込まれてしまった」の方がマシだったのではないでしょうか…?
先輩戦士と後輩戦士、一体どんな掛け合いが見られるのでしょうか!?
◎今日の特ソン◎
今日ご紹介するのは、2006年放送の『轟轟戦隊ボウケンジャー』挿入歌「ボウケンジャー GO ON FIGHTING!」です。
劇中前半から中盤にかけてよく使われていた楽曲。
確かに、よくよく聞いてみると劇中で頻繁に使われていたような…?
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