『ウルトラマンX』もとうとう最終話まであと2回。順調にその人気や玩具売り上げを獲得しつつあるようです。
…そうですそうです、Xioのメカニックの1つ:スペースマスケッティです。
なぜ『X』の劇中においてスペースマスケッティがここまで不遇なのか?今回はそれを考えてみましょう。
①設定したはいいが使いどころがなかったから
まあこれはある意味設定段階での失敗とも言えるのでしょうが、設定とかプロットを作ったものの、いざ本編制作に入るとほとんど使いどころがなかったというパターンです。
また制作側からの目線で考えれば、宇宙の戦闘シーンの背景合成自体はそれほどお金はかかりませんが、その前後に地球での戦闘シーンをほぼ間違いなく挿入するので、結局2種類のステージを作ることになり費用がかさんでしまいます。
これらのことから、スペースマスケッティの活躍が少ない…のかな?
②ジオアラミスの活躍を増やす必要があったから
Xioは設定上3種類の車両を配備しています。
しかしそのうちのジオアトスはスカイマスケッティに使用されてしまうため、基本的に陸戦で使用できる車両はジオアラミスとジオポルトスの2つになります。
ジオポルトスはトラックですから小回りが利かない割に乗車人員も少ないですし(荷台にファントンレールキャノンを格納している設定だから)、いざ活躍させたければジオポルトス単体の他にランドマスケッティを登場させると言う手もあるからです
そう考えると、陸戦メカとして単体としてはジオアラミスが使いやすい→逆に他のメカがジオマスケッティを使っていることが多いのでスペースマスケッティを登場させにくいと言うことになるのではないでしょうか?
③スペースマスケッティを活躍させなくとも玩具が売りやすいから
これは主に玩具販促からの推測です。
まず「DXスカイマスケッティ」に関しては、毎回スカイマスケッティが劇中で活躍しているので販促をクリアしていると言えるでしょう。
では、「DXジオアラミス&ジオポルトスセット」を販促するためにはどうすればいいか?
既にスカイマスケッティの活躍で「DXスカイマスケッティ」の販促(ジオアトス+ジオマスケッティ)をクリアしていると仮定すれば、「DXジオアラミス&ジオポルトスセット」の販促面においてムリにジオアラミスやジオポルトスをジオマスケッティと合体させる必要がないのです。それこそ、ジオアラミスかジオポルトスのどちらかを単体で活躍させるだけで充分販促になりえます
このような商売上の都合で、スペースマスケッティの登場が少なくなった…というよりも登場させる必要があまりなくなったのではないでしょうか?
まあどんな理由があるにせよ、あと1~2回はスペースマスケッティの活躍を観たいですね…。
◎今日の動画紹介◎
今日はいつもの特ソンの代わりに、動画のご紹介です。
今回は↓コチラ
本日より受注が開始されている、『ウルトラファイトビクトリー』のDVD宣伝動画です。
Amazonジャパンのアマゾン・ディスク・オンデマンドという、少し聞きなれない形態での受注販売となった本作。
果たして、どれくらいの受注が見込めるのでしょうか?
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