お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『ウルトラマンオメガ』第17話 ちょっとした感想

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お互い、やるべきことをやる。それが仕事です。今回の『ウルトラマンオメガ』は、パゴスに憑りついた古代粘菌怪獣:エドマフィラとの攻防を描いた一編。ソラトたちが意見を出し合ってエドマフィラの正体やその弱点に迫っていくさまや、サユキがソラトとコウセイの正体に気づくさまが挿入されており、前々回に続き、怪特隊の目覚ましい活躍と仲の深まりが描かれた一編になりました。

 

全体的なドラマのテンポがすさまじく良かったほか、ソラトたち怪特隊とカズヤスらNDFが、なんの障壁もなく怪獣撃破のために協力して尽力し、お互いの力をフルに発揮しているさまが素晴らしく、怪獣特撮の単発回として非常に完成度の高い一編だったなという印象。登場怪獣が新規ではない(エドマフィラは新規怪獣とはいえ、ベースとなっているのは『Q』のパゴス)ことから、アイディアで勝負をかけた良回と言えるでしょう。

 

なお、前回(特別総集編2)の感想記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

◎ストーリー面

エドマフィラの謎と正体の解明、それに挑むソラトたちにスポットが当てられていた今回。序盤から終始テンポよく進み、また誰一人この流れに異を唱えるキャラがいないことから、皆が一丸となって1つの目標に向かっている一体感と、ソラトたちと一緒になってエドマフィラの謎を解明しているように感じる謎解き要素も多分に付加されており、観ていて楽しい一編になっていました。こうしたノリのお話が作れるのも、「ウルトラシリーズ」の魅力って感じだなぁ。

 

市街地に出現したパゴスに対し、NDFは、新たに開発した対怪獣徹甲弾を用いて勝利。その喜びに沸いたのもつかの間、パゴスは謎の黄色い粘液に侵食されたのち、再び動き出してしまいます。パゴスが復活した原因の調査が、怪特隊に委ねられる中、ソラトたちは自らの知識や気づきを結集し、パゴスに憑りついた黄色い粘液の正体が、古代粘菌怪獣エドマフィラであることを突き止めます。「倒されたはずのパゴスがなぜ再び動き始めるのか」というのが、序盤の核となる今回のドラマですが、エドマフィラの登場はかなり早い段階で描写。「こんな早くに出しちゃって大丈夫なの?」と心配になりましたが、その後のソラトたちのやり取りの描写がスピーディーかつ丁寧であり、全くダレることなく「エドマフィラとは何か、どう倒すべきか」という次のステップへ移行しているのがGoodでした。ここでのソラトたちのやり取りは、悪く捉えればサクサク進みすぎとも言えなくもないですが、各々の知識や気づきをきちんと踏まえながら、論理的にエドマフィラの正体や特性に近づいているのが良いところ。この手の話になると、純粋な民間人であったコウセイがやや門外漢という感じになりますが、そのぶん自身の気づきや推測を用いて議論に参加しており、ソラトやアユムに引けを取らない形になっているのも、興味深かったですね。

 

エドマフィラに寄生されたパゴスが、、グライムの死体を保管する防衛軍の研究施設に迫る中、ソラトの進言もあって、怪特隊は、現場にコウセイとアユムが、対怪獣徹甲弾開発の元になった古代怪獣の牙の発掘現場にソラトとサユキがそれぞれ直行。コウセイは、レキネスを召喚してパゴスを食い止めようとしますが、苦戦します。同じ頃、発掘現場で調査にあたっていたソラトとサユキは、ここにエドマフィラの痕跡があることを発見。エドマフィラを死滅させる最後の一手が思いつかない中、コウセイのピンチを知って、ソラトはオメガに変身し飛び立ってしまいます。その直前、彼が目にしたのは―。中盤では、パゴスの侵攻現場でそれを食い止めようとするコウセイたちと、発掘現場でエドマフィラの詳細に迫るソラトたちの様子が、それぞれ描写。前者については、コウセイたちの頑張りはもちろんのこと。NDFのカズヤスの惜しみない協力っぷりが強く印象に残りました。以前のVSエルドギメラ戦で面識があるとはいえ、怪特隊に対して全く何の隔たりもなく接し、パゴス撃破のために一丸となって動いているのはGood。この手の軍人だと、怪特隊に良い印象を抱かずに対立を生む可能性もあるかなと思われましたが、カズヤスはそうではありませんでしたね。今回のドラマのテンポの良さは、このカズヤスの柔軟さも寄与しているところが大きいと言えるでしょう。また後者では、エドマフィラの正体の正体と同時に、ソラト/オメガの過去にも迫っているのが面白いポイント。エドマフィラのことについて「以前記録で見た」と語ったソラトのそれは、サユキの追及をそらすための言い訳かと思いましたが、その直後自分の発言に困惑していることから、おそらくそのこと自体は本当にあったことだったのでしょう。また、オメガに変身する直前に見えた、ソラトに酷似した人物も気になるところ。自分の中の葛藤を表したものなのか、過去オメガが地球で出会った、ソラトとしての姿をモデルにした人間なのか―?

 

パゴスの前に立ちはだかるオメガでしたが、レティクリュート光線をもものともしない相手の前四苦八苦。しかし、ここでサユキより、エドマフィラ撃退のための重要な情報がもたらされ、コウセイはヴァルジェネスを召喚。風の力でパゴスを巻き上げたのち、オメガもヴァルジェネスアーマーとなって反撃。最終的にはパゴスを宇宙へと運び、エドマフィラを増殖させずに倒すことに成功します。事件を解決し、太陽倉庫に戻ってきたソラトたちでしたが、そこでサユキからかけられた言葉とは…!終盤では、オメガとパゴスの戦闘が描写。正直、今のオメガであればパゴス程度に苦戦するはずがないので、エドマフィラの特性に苦しめられるという流れにして、戦闘シーンを魅せていたのは、良い判断だったなと感じました。ドラマの都合上、最終的に光線をぶっ放して勝利という形にはなりませんでしたが、そこに至るまでの間にヴァルジェネスアーマーの活躍をしっかり描いていたのも、よく考えられていましたね。そしてラスト、サユキの発言から、ソラトたちは彼女に自分たちの秘密がバレていることに気づくことに。いつかは来るだろうなとは思っていましたが、こんなにも早く来るとはね。でも、これで怪特隊の絆がさらに深まったし、いい流れと言えるんじゃないかな。

 

 

 

◎特撮面

エドマフィラとそれに寄生されたパゴスとの戦闘を描いた、今回の特撮パート。エドマフィラは意志を持たず、ただ自身の繁殖のために行動しているだけであるため、その行動原理と動きそのものはシンプルですが、その分NDFらの攻撃や、様々なアングルからの撮影によって、それそのものの脅威をいろんな側面から映し出していたのが、怪獣特撮らしいなと感じました。接写と広角を使い分けた撮り方は、見ごたえがありましたよ。

 

NDFが、新たに開発した対怪獣徹甲弾によってパゴスを撃破。歓喜に沸くカズヤスたちでしたが、直後パゴスはエドマフィラの寄生を受け、再び動き始めます。怪特隊がエドマフィラの推測や調査を進める一方、NDFの攻撃はあまり効果がなくて…。今回は、パゴスが倒されるところからお話がスタートするため、序盤から特撮パートが頻繁に挿入。倒れるパゴスやそれを運ぼうとするドローンの臨場感、エドマフィラに寄生されたのち、NDFの攻撃をものともせずに進み続けるさま等、この時点で見どころがかなりありましたね。特に後者については、山間の俯瞰映像に合成して描写しているのが面白いところ。接写する形で描写する方法もアリだったかと思われますが、あえてこうすることで、パゴスの侵攻具合が感じられるほか、それをNDF本部等のモニターで確認しているように錯覚する描写になっており、秀逸に感じられましたね。

 

コウセイたちが駆けつけたときには、パゴスはグライムの死体の保管場所に迫っている状態。液体窒素による作戦も効果が出ない中、コウセイはレキネスを召喚しますが、パゴスに振り回されてあまり食い止めることが出来ませんでした。そんなコウセイたちのピンチを知り、ソラトはオメガに変身して現地に急行します。中盤では、グライムの死体を背後にしたコウセイたちとパゴスの攻防が描写。液体窒素作戦の失敗描写等は、力が入っていていい感じだったのに対し、レキネスの活躍シーンが少なかったのは、ちょっと残念に感じました。まあ、尺の都合でそれほど長く挿入できなかったんでしょうね。レキネスの得意技である念動力は、今回の戦闘である程度役に立ちそうな気がしたんだけど…。

 

現場に駆け付けたオメガは、レティクリュート光線をも吸収してしまうパゴス(エドマフィラ)の前に苦戦。あわや自身もそれに取り込まれそうになりますが、サユキの気づきにより、それが低温と風による乾燥に弱いという情報がもたらされ、コウセイがヴァルジェネスを召喚したことで、オメガの反撃が始まります。オメガはヴァルジェネスアーマーとなって、パゴスごと宇宙へ運び、エドマフィラを暗黒の彼方へと葬り去るのでした。終盤では、オメガによる戦闘が描写。まさかエドマフィラが、レティクリュート光線をも吸収してしまうとは思いませんでしたね。エドマフィラは死体に寄生するタイプの粘菌だったからよかったものの、これが生物にも寄生できるものだったら、オメガも寄生されて『ダイナ』のゼルガノイドみたいな姿になっちゃってたのかなぁ。そんなエドマフィラには、低温のほか感想という弱点があり、オメガはこれを一度に満たす宇宙へとパゴスを運ぶことを決意。ヴァルジェネスアーマーの力で宇宙まで吹っ飛ばし、光線を使うことなくエドマフィラを撃破します。エドマフィラの撃退方法は、非常に合理的なうえ、今までの『オメガ』とは少しテイストの違う倒し方になっているのがGood。最後の最後で、エドマフィラが身体を伸ばしてオメガに触れようとした寸前で凍り付くという描写も、ヒヤッとさせる演出で秀逸でしたね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コウセイメテオカイジュウのトレーニングを提案し行おうとするが、練習場として訪れた山中は、バロッサ星人ザーゴンのアジト。メテオカイジュウをお宝として付け狙うザーゴンに、ソラトとコウセイは捕らえられてしまうが、謎の女性ギルダが現れて…?

 

次回は、「ニュージェネレーションヒーローズ」作品ではおなじみとなったバロッサ星人が、久々の登場。また、ゲストとして百川晴香さんが10年ぶりの「ウルトラシリーズ」出演です。10年経過しても、似たような雰囲気の役どころが出来るって、スゴいよなぁ。

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