お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『爆上戦隊ブンブンジャー』バクアゲ25 ちょっとした感想

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本当の意味で仲間になった、ブンバイオレット!

 

 


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番組は変わって、『爆上戦隊ブンブンジャー』です。

 

知っちまったんだよ。アイツらと走るほうが、速くなれる。強くなれる。バクアゲになれるってな!今回は、キャノンボーグとの決着回であり、セカンドラップの最終回。事前の予告どおり、キャノンボーグが撃破されることになるのですが、それに大きく寄与していたのが先斗/ブンバイオレットだったのには、驚かされたと同時に、これほど最適なチョイスはないなと感じさせられました。

 

キャノンボーグを倒すだけでも、十分ストーリーとして盛り上がりそうなものですが、そこに先斗と大也たちの絆の深まりと、キャノンボーグの憐れさを同時並行で描いていたのがGood。単なる撃破回に留まらない深みを包含していたのが、良かったですね。

 

なお、前回(バクアゲ24)の感想記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

また、同日放送の『仮面ライダーガッチャード』の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

今日は花火大会の日。大也たちが期待に胸を高鳴らせていると、調から、地球に接近する怪物体の報せが届きます。それは、キャノンボーグの最終兵器であるジャッキー・ホイホイ。あの手この手でそれを食い止めようとする大也たちでしたが、ジャッキー・ホイホイの破壊に失敗。キャノンボーグの居場所も突き止められず、万事休すの状況に追い込まれます。目標としていたギャーソリンを集められなかったうえ、サンシーターたちからもけちょんけちょんにされたキャノンボーグ。彼が取った行動は、ジャッキー・ホイホイを使って、一気にギャーソリンを集めてしまおうというものでした。序盤では、このジャッキー・ホイホイをいかに食い止めるかがお話の肝。その立ち位置を利用して、先斗がすぐにジャッキー・ホイホイのことに気づくのは秀逸だなと感じたと同時に、大也が「人工衛星を買い取ってぶつける」等、ビックリするほどスケールがデカいことをやってのけていたのが、強く印象に残りました。ジャッキー・ホイホイが『シン・ウルトラマン』のゼットンをモデルにしてそうだなとは思ったけど、それ以上にお話のスケールがデカくて、あんまり気に留められなかったよ。しかも、ここまでのドラマ展開が、本編時間で約6分程度で行われているのも驚異的。「スーパー戦隊シリーズ」作品の展開のスピーディーさを、改めて実感しました。

 

廃工場でジャッキー・ホイホイを起動させようとしていたキャノンボーグでしたが、ここで間一髪、ブンバイオレット/先斗が到着。一時的にジャッキー・ホイホイの動きを止めますが、キャノンボーグはサンシーターたちをも操って、ブンブンジャーを妨害しコントローラーを修理しようとします。しかし、ブンレッド119/大也たちから全てを託されたブンバイオレットが彼に追いつき、口先だけの誘惑も振り切って攻撃。それは最終的にキャノンボーグを倒すことになり、その直前、キャノンボーグはマッドレックスからかつて言われたことを思い出すのでした。キャノンボーグの居場所を突き止めたはいいものの、操られたサンシーターやネジレッタの妨害を受け、身動きが取れなくなったブンブンジャー。ここでブンレッド119は、真っ先に駆けつけ、かつ突破力に優れたブンバイオレットに全てを託します。ここでやっぱり気になるのが、ISA上層部がどうやってキャノンボーグの居場所を突き止めたかということ。ハシリヤンとの内通者がいるかどうかは不明ですが、少なくとも宇宙の何かと繋がりを持つ者がいるのは間違いないでしょう。こうした、ブンレッド119たちの思いと武器を受けて、ブンバイオレットはキャノンボーグを追跡。ついに追いつめ、キャノンボーグの勧誘など跳ね除けて、持てる力を全て使って彼を撃破します。ブンバイオレットの初登場時と同様、別の相手の始末を持ちかけるという、こすいやり方をしてくるキャノンボーグ。しかし、もうそんなことに惑わされるブンバイオレットではありませんでした。ここで、ブンバイオレットがそれを跳ね除ける理由が、まず「大也たちと花火を観るため」というのがいいところ。目の前の仲間たちとやることにクローズアップしており、個人的に『カーレンジャー』のクリスマス回を想起させてくれてグッと来ましたね。同じ車戦隊繋がりだけど、もしかして意識してたりするのかな?そして、そんなブンバイオレットが、続いて述べた理由が、冒頭で引用している「知っちまったんだよ。アイツらと走るほうが〜」というセリフ。ここでまた、彼が大也たちのことを心から仲間と認めたんだなと感じられて、嬉しくなりましたね。その後の戦闘でも、キチンと皆から託された武器で応戦しており、ブンブンコントローラーを使っていないのも、丁寧な作劇でした。

 

サンシーターたちを巨大化させて、時間稼ぎをしようとしたキャノンボーグでしたが、ヤイヤイ・ヤルカーからの反発を食らって逆に自分が巨大化。ブンブンジャーはこれに挑むことになりますが、ブンブンジャーロボ119の攻撃すら通用しません。しかし、この程度のことであきらめる彼らではなく、ブンブンカーを全て発進させて全合体し、バクアゲフォーメーションを構築。ブンブンフルスロットルエディションでキャノンボーグを宇宙まで吹き飛ばして撃破するのでした。ラストでは、サンシーターからも見捨てられたキャノンボーグが、半ば事故の形で巨大化することに。サンシーターたちの「役立たずは先に撤収します」というセリフも、なかなかに皮肉がこもっており、キャノンボーグの憐れさを引き立ててくれていました。順番は前後しますが、回想ながらマッドレックスも再登場し、「お前は1人で走ってるから遅いんだ」と言われていたことにも、「こんなキャラの使い方があったか!」と唸らされました。こうした過程を経て始まった巨大ロボ戦では、キャノンボーグがあらゆる攻撃を想定したバリヤーを張ることで、ブンブンジャーは苦戦。しかし、ここでへこたれる彼らではなく、キャノンボーグが想定し得なかったバクアゲフォーメーションを作り上げ、全ブンブンカーの力を結集して撃破に成功するのでした。これ以上無い販促の仕方と言える、バクアゲフォーメーション。これがなんと、実際のDX玩具でも出来るというのだから驚きです。販促も抜かりなく行い、キッチリとストーリーも進めた今回。本当に秀逸な出来でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キャノンボーグ撃破にかかる情報入手の過程が不透明であることから、常槍本部長に問い詰める調。同じ頃、街には見覚えのある苦魔獣が出現していた。いったい何が起ころうとしているのか?

 

次回より、『ブンブンジャー』の物語は3rd LAPに突入。今日公開されたポスタービジュアルから、様々なことが想像出来ますが、色々期待しながら、引き続き後半戦も楽しむことにしましょう!

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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