お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『爆上戦隊ブンブンジャー』バクアゲ4 ちょっとした感想

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自分の行動と信念のハンドルを、自分で握る者たち

 

 

 

番組は変わって、『爆上戦隊ブンブンジャー』です。

 

人々は皆口々に、タイヤ人間…ブンブンジャーを呼んでいます!今回は、ISAの調査官である調と、いち警察官である錠が、本格的に大也たちと接触して来るお話。バチバチに衝突するさまが描かれるかと思いきや、そこは大也たちの柔軟さと芯の強さで早めにまとめられ、王道中の王道と言えるドラマ展開がなされた一編になりました。

 

あまりにもドがつくほどの王道展開だったので、逆に新鮮。そして、アツくなる描写にもしっかり理由や過程が挿入されており、違和感なくその展開に繋がっていたのが秀逸でした。個人的には、玄蕃の使い方が上手すぎて唸らされましたね。

 

なお、前回(バクアゲ3)の感想記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

また、同日放送の『仮面ライダーガッチャード』の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

ブンブンジャーのことが世間に知られ始めたことを、射士郎が危惧していた頃。未来は交通事故に遭いかけていた少年をブンピンクに変身して救出。良かった良かったと思っていたのもつかの間、なんと錠に逮捕された挙げ句、ISAの調査官を名乗る調の取り調べを受けるハメになります。ブンピンクが弁明することで、ISAの知らない情報を結果的に教えてしまうことになる中、大也はブンブンチェンジャーを通じて、自ら調にコンタクトを取るのでした。今回は、大也と射士郎のやり取りを経て、未来のシーンからスタート。ブンピンクに変身して少年を助け、交通ルールを教えているさまが「カーレンジャーっぽいな」と思って観てたのもつかの間、いきなり錠に逮捕されていたのには笑わされましたね。ブンピンクの力なら、手錠くらい引きちぎれそうなものだけど、やっぱりそこは、いろいろと憚られるからしなかったのかな。そんなブンピンクをそのまま取り調べたのが、調。ISAの調査官である彼女は、ブンブンジャー、そしてサンシーターらハシリヤンのことをじょじょに知っていきます。未来が弁解のためにあれこれ口走ることで、調が知らなかった情報を次々に知っていくのは、シンプルながら興味深い描写。このようにすることで、部外者の立ち位置だった調や錠が、自然に物語へと介入できるようにしてるんですよね。

 

意外にも、届け屋本部へ調たちを招き入れた大也。しかし、調が突きつけてきたISA本部からの命令に対しては、果敢にもNOを突きつけます。そんな中、市街地にサウナグルマーが出現。玄蕃からの粋な連絡でそれを知った大也たちは、調の言葉を無視して出撃。錠もまた、己の心に従い、彼らのあとを追います。大也はあっさり届け屋本部に調たちを招き、ブンブンカーなどを包み隠さず見せることに。その中で、大也があの富を自分自身で築いたことが明かされます。てっきり親が資産家で、それもあって自由気ままにやっているのかと思いきや、まさか自力で稼いでいたとは…。いやはや、恐れ入ったよ。そんな中で飛び込んできたのが、サウナグルマー出現の報せ。調はかたくなに大也たちを引き留めようとしますが、大也たちはそれに従う気はなく、また玄蕃からの連絡も聞き、自身の正義の心に従うことにした錠もまた、調に逆らって大也の後を追います。今回のこのシーンこそ、ドラマとしてのブンブンジャー最大の見せ場。大也たちが、調の要求を突っぱねるだけでも、十分ヒーロー性があってカッコいいのですが、これに玄蕃が「届け屋の依頼」として、人々のブンブンジャーを求める声を大也たちそして調に聞かせて、その後出撃させているのが本当に秀逸です。ここは本当に「そう来たか!」と唸らされ、玄蕃の行動の粋さに惚れました。こうした描写が挿入されたことで、いろんな意味で、『ブンブンジャー』という作品は信頼できる作品だなと確信しましたね。

 

サウナグルマーは熱波攻撃のほか、タオルやひしゃくで攻撃してきますが、その程度で苦戦するブンブンジャーではなく、それぞれ独自のスタイルで応戦。最後は力を合わせて撃破に成功します。続いて巨大ロボ戦に突入するも、これも割とすんなり勝利し、最後、調からの要求を部分的に受け入れた大也は、その窓口を錠に指定するのでした。サウナグルマーのもとに大也たちが駆けつけてからは、戦闘シーンが主に。サウナグルマーはその名前やモチーフの通り、サウナに関連する物事を題材にした攻撃をあれこれ食らわせてきますが、それに屈するブンブンジャーではありませんでした。巨大ロボ戦でもそこまで苦戦してなかったから、それよりも射士郎が週3回サウナに通っているという事実に衝撃を受けちゃったよ!そしてラスト、この事件を通して、ブンブンジャーのことをよく知ることになった錠。大也の計らいもあり、彼はISAとブンブンジャーのつなぎ役を任されることになります。レギュラーキャラの中で唯一、序盤から大也たちとほぼ接点のなかった錠が、彼らとかかわりを持つことになった瞬間。これで、ブンブンジャー5人集結への役者はそろいましたね。

 

 

 

 

 

 

 

 

大也たちと行動をともにすることになった錠の中で、ブンブンジャーへの憧れが加速する。一度は大也に断られてしまった彼だったが、3人のブンブンジャーに危機が迫る!今こそ、4人目が立ち上がるときだ!

 

次回は、錠がついにブンブラックに変身するお話に。ブラック&オレンジの関連玩具が4/6発売になることを踏まえると、玄蕃も次々回でブンオレンジになるのでしょう。ようやく5人揃うことになりますが、そのドラマも、そんなに諍いなく進行しそうですね。

 

 

 

 

 

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