お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

20年超越しの夢の実現!JR八高線&川越線高麗川駅 他

鉄道ファンであれば、誰もが一度は、各地方(首都圏・大阪圏・名古屋圏等)の広域鉄道路線図を眺めることが好きだった時期があるはず。私もそうであり、なぜかシステム手帳の裏に付属している小さな路線図が好きで、子供の頃は、父親の使い古しのものをよくもらっていました。

 

その路線図は、たいてい両面刷りで、一方に首都圏が、もう一方に大阪圏が掲載。関西出身の私としては、前者の方がなじみが無い(普段使いしていない)ためよく見ていたのですが、その中でも特に気になったのが、たいていその地図内の左上端にある「高麗川(こまがわ)駅」でした。

 

見た目的に、2つの路線が分岐している規模の大きそうな駅。そして何より、字面がカッコいい。この駅は何なんだろう?子供の頃から、そんな淡い興味を抱き続けてきました。

 

それからもう20年超。現在関東に住んでいるから行ってみようと思い立ち、ついに初めて高麗川駅に降り立ちました。今回は、先日3月2日(土)に、そこを含む埼玉県日高市内の八高線沿線にかかる訪問レポートです。

 

※今回掲載の画像は、サイズ変更のほか、一部画像では諸々の加工を行っています。また、立ち入りが許可された安全なエリアから撮影していることを申し添えます。

 

 

 

高麗川駅

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東京駅からだと、山手線や東武東上線、そして八高線を乗り継ぐこと、約1時間半(この行程のほうが、中央線快速で拝島or八王子経由で攻めるよりも早くて安い)。埼玉県西部にある日高市の中心駅が、ここ高麗川駅です。

 

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高麗川駅は、上述した通り、八高線川越線が乗り入れる乗換可能駅。実質的には当駅を境に八高線八王子方から川越線方面の電車系統と、当駅始発の八高線高崎方の気動車系統に分かれていますが、前者が30分/本の4両編成、後者が1時間/ほんの1両~2両編成というダイヤで、しかもすべて単線になっているため、駅自体はのんびりした雰囲気が漂っています。

 

構内も、多数の側線があるものの、旅客用として使っているのは2面3線部分のみ。ホームの長さも5両分くらいしかないので、都心部を走る列車の駅に比べると、かなり短く、小ぶりなターミナル駅という印象をうけます。

 

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しかし、ホームを繋ぐ階段は跨線橋と地下道の2か所あり、設備面はなかなか豪華。列車本数や編成数が少なくても、この駅にはある程度まとまった数の利用者がいることの証ですね。

 

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そんな当駅に入線してくる列車は、電車系統はE231系八高線カラーと、気動車系統はキハ110系くらい。バリエーションは決して多くはないですが、1時間に一度、全ての列車が交換(行き違い)と接続を取るようになっており、その際は、上記画像のとおりすべてのホームに列車が停まり、人々の往来が活発となり、かなりにぎやかになります。ホーム幅が狭いこともあり、本当に人があふれかえりそうになるくらい過密になるんですよね。鉄道駅が“生きている”という感じがして、とても嬉しいです。

 

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駅構内の観察を終え、駅を出てみると、駅舎はこんな感じ。高麗川駅は、昔ながらの威厳ある平屋建ての駅舎が現役なのですが、近年橋上駅舎化工事が進行。私が訪問したときは、駅舎の大半が柵で覆われてしまっていました。洒落たデザインの駅舎が解体されるのは悲しいですが、駅舎が近代化し駅の両側の往来が活発化すれば、街も活性化していくことでしょう。

 

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駅周辺は大型スーパーマーケットや幹線道路も通り、人々の往来がハッキリと感じ取れますが、本来の中心市街地からは少し離れているから、5分も歩けばのどかな住宅街と畑が混在する地域に。上の画像のようなのんびりとした1枚も撮ることが出来ました。

 

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そして最後に、駅に戻って、単独で撮れていなかった八高線の車両を撮影。高麗川駅周辺は、配線や環境の都合から、八高・川越線系統をバシッと捉えられる場所がなかったので、駅撮りが一番撮りやすい形になっていました。川越方面から急カーブで侵入してくるそのさまもまた、高麗川駅が分岐駅であることを感じさせてくれますね。

 

 

武蔵高萩駅

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この日は夕方から大宮で用事があったので、高麗川駅から、川越線方面に乗車。ですが、一気に川越経由で大宮まで向かわず、高麗川駅の隣駅である武蔵高萩駅で下車しました。

 

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武蔵高萩駅は、2面2線の橋上駅。周辺には広々とした住宅地が広がっており、駅舎そのものも1980年代に橋上化されているため、沿線では比較的利用の多い駅であることが窺えます。

 

とはいえ、観光客が訪れるようなスポットは付近にはなし。私がここで降りた理由は、あることをやりたかったためです。それは…!

 

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中華料理のチェーン店:日高屋の由来&創業者出身地である埼玉県日高市で、日高屋の餃子定食を食べることです。

 

いやあ、この手の全国チェーン店では圧倒的に餃子の王将が好きなのですが、関東に住むようになってから日高屋に行く機会も増え、どうせ「日高市に行くならこのネタをやりたい」と思い、訪問してみました。

 

そんな日高市内の日高屋は、本来の中心部ではなく高麗川駅側ではなく、隣の武蔵高萩駅から歩いて10分くらいのところに所在。その理由は、この周辺が日高市内で、いやそこ含むこの周辺で、最もロードサイド店舗が発達しているからです。

 

ここからさらに10分ほど歩くと、スーパーマーケットのベイシアの超大型店舗が存在。店舗自体は平屋建てですが(地方都市の店舗特有の、2階より上は駐車場になっているパターン)、その規模と品揃えは、イオンタウン並みの充実度で、今まで様々なショッピングモールやこうしたショッピングタウンを見てきた私でも、思わず声を出して圧倒されるほどのものでした。なるほど、これがあって足となる車さえあれば、生活にはまず困らないですね。下手に都心部の駅前に住むよりも、住環境はいいかも…。

 

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そうしたところを色々散策して、武蔵高萩駅に戻り、高麗川・八王子方面ゆきの列車を撮影。武蔵高萩駅高麗川方は、分岐区間が長くすぐ緩やかなカーブに入るので、撮影の観点からは決して線形が良いとは言えませんが、まあ無難な1枚を収めることが出来ました。

 

 

 

 

 

その駅の存在を知ってから、20年超越しに訪問することが出来た、高麗川駅。今、八高線の駅は次々と進化しているようですから、高麗川駅新駅舎が完成してから再訪するのも、面白そうですね。

 

そういえば、高麗川駅を通る列車は、全部誕生から25〜30年くらい経ってるんですよね。そろそろ置き換えの話が出てくる…かもね。

 

 

 

 

 

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