今回は、1月26日(金)に敢行した、京王電鉄井の頭線・明大前駅付近での撮影レポートです。
先月下旬に発売された、メジャーな鉄道ファン向け雑誌である『鉄道ピクトリアル』3月号。組まれていた特集は「京王電鉄井の頭線」であり、これを読んだことで、「井の頭線を撮りに行くのも面白そう!」と思い立ち、1月26日(金)に敢行してきました。決してその存在を忘れていたわけではないんだけれども、なかなかパッと思い当たらなかったんですよね。盲点だったなぁと感じさせられましたよ。
なお、以前京王電鉄京王線にて撮影した際のレポートは↓コチラです。
bongore-asterisk.hatenablog.jp
※今回掲載の画像は、サイズ変更のほか、一部画像では諸々の加工を行っています。
撮影地としてチョイスしたのは、東松原4号踏切。「東松原」と冠されていますが、最寄り駅は明大前駅であり、南に歩いて5分程度で到達できる、住宅街の中の踏切です。
渋谷方面に向かって左にやや急カーブしていること、また全列車が停車する明大前駅からすぐの立地であることから、両方面どちらもゆっくりめで通過するのが、この踏切の特徴。おかげでシャッタースピードを遅めにしてもほぼブレることが無いため、割と手軽に車両もLED表示幕もバッチリ収められる撮影地になっています。
では、撮影してみましょう!
この日は雲がほとんどない晴れのお天気。お昼直前の午前中に訪問し、少し逆光気味かなと思われましたが、実際に撮影してみるとそうでもなく、写真によってはややコントラストがキツめになってしまう程度の影響でした。
まずは、渋谷方面。こちらは明大前駅を出てすぐであり、かつカーブが迫っていることから、列車は全て減速して通過。若干の歪みはありますが、ほぼ一直線でこちらに向かってくる列車の構図を撮ることができます。
若干光の加減が強い感じではあり、その関係で架線等の影が車両に被ってしまうということはありましたが、それに目をつぶればまずまずの構図と言ったところ。撮りやすくはありますが、もう少しストレートな直線であれば、さらにいい感じに撮れそうな感じがあるなぁ。
続いて、吉祥寺方面。こちらは急カーブを通ってこの踏切へ侵入してくる格好になるため、カントのついたカーブを力強く走る、ダイナミックな構図を手軽に撮ることができます。都心のど真ん中で、これだけ迫力ある構図を手軽に撮れる撮影地って、なかなか無いのではないでしょうか。
最初は踏切脇から撮っていたのですが、どうしても付近の雑草がスカート付近に被ってしまうため、途中から踏切の道路を挟んで、より少し引いた位置から撮影するスタイルに変更。光のコントラスト等まだまだ改善点がありますが、なかなか迫力のある、映える写真が撮れたと言えるのではないでしょうか。
なおここでは、レインボーカラーの3000系も撮影に成功。かなりラッキーに感じられました。そこまでレアな編成というワケではないのですが、カラフルな3000系が走る中でも、特に強烈なインパクトを放っている車両だからさ…。
ちなみに、この東松原4号踏切には、京王電鉄がかつて“京王帝都電鉄”だった頃の名残も存在。改名してから既に四半世紀が経過していますが、こうしたものが現役で運用されているのは、とても興味深いですね。でもこれ、「京王帝都電鉄」に貼り替えられて使われている看板もあるってことは…、一体何年前から使われているんだこれ!?
都心部を走る、短い幹線路線である京王井の頭線。使用形式が1000系で統一されていることから、同じ車両が何度も行き来している形ですが、その1000系自体のバリエーションが多いほか、急行・各停合わせて片側3分/本来ることから、撮影していて全く飽きない路線でしたね。
京王電鉄って、車両置き換えサイクルが割と早い鉄道会社で、大体30〜35年で新旧車両を置き換えているはず。1000系も登場してからもうすぐ30年くらい経つし、あと5年以内には車両置き換えの波が来るのかなぁ?
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
Twitter & Instagramやってます。よろしければ↓閲覧&フォローの方お願いします!