今回は、1月21日（日）に敢行した、都電荒川線（東京さくらトラム）飛鳥山電停付近での撮影レポートです。
この日は、都内北部に用事があった私。最短ルートで行くルート上で、巣鴨・王子付近を通ることから、「どうせなら都電荒川線撮るために寄り道したら面白いんじゃね？」と考え、急遽思い立って約30分ほど撮影してきました。そしてよく考えてみると、これが今年初の撮り鉄活動でしたね。
当日は雨が降っていて天候は決して良くありませんでしたが、風がそこまで強くなかったので、割と撮りやすかった印象。雨よりも苦しめられたのは、当日の寒さでした。冬にカメラで撮影するように、手袋とかあった方がいいのかもなぁ。
※今回掲載の画像は、サイズ変更のほか、一部画像では諸々の加工を行っています。
撮影地としてチョイスしたのは、飛鳥山電停付近にある飛鳥山公園。都電荒川線は、ほとんどの区間が専用軌道ですが、この王子駅前電停-飛鳥山電停間の明治通りには併用軌道区間が残っており、路面電車の雰囲気を楽しむことができます。
では、撮影してみましょう！
この区間は、各方面大体6分間隔で運行。また、三ノ輪橋方面は飛鳥山電停出発直後であること、早稲田方面は直前の交差点で信号に引っかかることが多いため、どちらも減速してこの付近を通過。周辺の道路も歩道も広めに整備されているため、そこまで苦労せずに写真を撮ることができます。
まずは早稲田方面。交通量の多い通りのど真ん中を通ることから、一般車や都バスと被ることも多いですが、とても路面電車らしい情景を撮影することができました。
現在都電荒川線には5車種でさらに各車両塗装やラッピングが異なるものが多いため、全く飽きることなく撮影できました。貸切車なんて珍車も撮れたのは、大きな収穫だったなぁ。
続いて、三ノ輪橋方面。こちらは飛鳥山電停を出発した直後であり、かつすぐ横断歩道があるため必ず車両が停車するポイント。そのため、スマホでも気軽に撮影できるであろう、かなり楽な構図になっています。
急カーブ沿いのため、車両の収め方に若干の調整がいりますが、こうした急カーブも路面電車の醍醐味と言えるでしょう。一般列車じゃこんなカーブ絶対通過できませんからね。
また、飛鳥山公園と向かい側の歩道をつなぐ、片側3車線＋都電荒川線を超える長大な飛鳥山歩道橋から撮影すると、こんな感じ。通常、鉄道乗り越える歩道橋は、安全のため大きな柵が取り付けられていることが多いですが、ここは路面電車を乗り越える歩道橋であるからか、通常のものと大差ない構造になっていました。
ここは有名な撮影地なので、私も撮ってみましたが、なんかイマイチしっくりこなかった印象。もう少し車の交通量が多いと、映える感じになりそうな気がするなぁ。
ちなみに、王子駅前電停-飛鳥山電停間は、ダイヤの都合上、日中は上下線がすれ違うことはほとんどありませんが、それでも微妙な時間差や遅れにより、2回ほどすれ違いを撮影することに成功。全列車1両編成の都電荒川線ですが、やはり上下でそろうと、それなりの迫力を感じました。
今年初の撮り鉄にして、なかなか独特のチョイスとなった、都電荒川線の撮影。付近の飛鳥山公園は自然豊かですから、春あたりに来ると、華やかな1枚が撮れそうな感じしますね。
さて、去年に比べて撮り鉄初めが遅かった私ですが、現時点で既に別の場所でも活動を行ったほか、今週末にはちょっぴり遠征も計画しているところです。これらについてもおいおい記事にしていきますので、お楽しみに！
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