今回は、2016年発売のソフビ「ムービーモンスターシリーズ ミレニアムゴジラ」のご紹介です。
このブログを読んでいる人の多くは、それぞれ子供の頃に見た思い出深いゴジラがいると思いますが、私にとってそれにあたるのが、このミレゴジ。子供の頃リアルタイムで観たのが、『ゴジラ2000 ミレニアム』〜『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』なのですが、そのうち前2作品に出ているミレゴジ&ギラゴジのデザインが本当に好きだったんですよね。ミレゴジ(ギラゴジだったかも)の指人形や、ゴジハムくんの人形、そして誰もが知っている同時上映の『ハム太郎』(これはGMKのとき)はドンピシャの世代で、その話題が出るたびに懐かしさを覚えます。
そんなミレゴジのソフビが発売されていることは、かなり前から知っていたのですが、ずっと買う踏ん切りがつかず、この度ジェットジャガーの限定ソフビを買ったことから、意を決して購入しました。でもまさか、発売してから既に7年くらい経っているとはね…。
なお、上でチラッと触れた、ジェットジャガーの限定ソフビこと「ムービーモンスターシリーズ ジェットジャガー レトロカラーver.」のレビューは↓コチラです。
bongore-asterisk.hatenablog.jp
ミレゴジは、ほかの平成ゴジラに比べるとより獣っぽさが強調された体躯&デザインになっており、ソフビでもそれを表現するため、前傾姿勢めで造形。そのため、ほかのムビモンに比べると体高が小さくなってしまっていますが、その分劇中スーツをよく再現出来ています。
獣っぽさと合わせて、ミレゴジ最大の特徴と言えるのが、異常とも言える鋭角的な背びれ。背中から大きく張り出したそれについても、このソフビはキッチリ再現しています。今見ると、「どう見てもこの造形は生物としてあり得なくね?」って思っちゃうのですが、子供の頃はこれがものスゴくカッコよく見えたんですよね。指人形でもよく目立っており、鮮やかなメタリックパープルに強い衝撃を受けた覚えがあります。
塗装面に目を向けると、もともとゴジラは体色がブラックor濃いグリーンであることが多いため、大半を成形色で再現。これにより、体表の塗装コストが抑えられているため、その分特徴的な背びれのほか、目や爪等、かなり細かいところまでしっかり塗り分けられています。特に、メタリックパープルに輝く背びれが目を惹き、大変美しく感じますね。
さすが定価2000円を超えるだけあって、造形も塗装も完成度が高くて大満足。その気になればバンダイもここまで出来るということなら、「ウルトラシリーズ」のソフビでも頑張ってほしい感はあるけど…、そうなると、今以上の価格上昇は避けられないんだろうなぁ。
発売されてから意外に経過しており、着実に「ゴジラシリーズ」以外にもそのラインナップを広げ続けている「ムービーモンスターシリーズ」。その中で発売された、この「ミレニアムゴジラ」は、7年前に発売開始されたとは思えないほどの完成度の高さを誇っています。
こうなると、個人的にはバーニングゴジラとかほかのソフビにも興味が出てきちゃうんだけど、私自身まだまだ「ゴジラシリーズ」は勉強中の身なんですよね。作品を実際に観て、しっかりと咀嚼してから、どうするか検討することにしよう―。
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