お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『仮面ライダーガッチャード』第9話 ちょっとした感想

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これだけ巨大化すると太秦はもうメチャクチャ

 

 

 

ここが、京都撮影所に併設された、日本随一の時代劇テーマパーク…太秦映画村だ!今回の『仮面ライダーガッチャード』は、今年9月頃に行われていた京都ロケの第1回目。戦闘シーンよりもドラマパートに割と力が入れられている印象があり、今まで出番はそこそこあったけどあまりクローズアップされていなかった加治木にスポットが当てられ、彼の恋路やその裏で動く冥黒の三姉妹のさまが描かれる形となりました。

 

仮面ライダーシリーズ」における京都ロケというと、『フォーゼ』の修学旅行会を思い出しますが(もう10年前!)、そのときに比べてロケ地が絞られていた分、宝太郎たちのたどる行程もそこまで無理のないものだった印象。関西人としても、まあこれはこれでいいかなという感じのロケ回でした。

 

なお、前回(第8話)の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

宝太郎たちの高校の、待ちに待った修学旅行。りんねと同じグループになる気満々だった宝太郎は、グループ別の研究テーマ案が出てこず頭を抱えていましたが、加治木の提案した超常現象の研修をすることに決定し、いざ京都へ向かいます。そして、旅行直前にUFOが出現したという神社を訪れ、宝太郎は置いてきたはずのホッパー1がついてきたことに驚き、加治木はとある女性と運命的な出会いを果たすのでした。京都への修学旅行がメインとなる今回ですが、「京都に来ました!」という時点ではなく、その前の段階からお話がスタートしているのがちょっと意外。宝太郎・りんね・加治木が同じグループになる過程を描くためだったのでしょうが、そこの部分からある程度丁寧に描こうとした姿勢は、興味深いなと感じました。そしてここでは、宝太郎の意外にマジメな一面が披露。あれだけ仲良しなホッパー1や、ガッチャードに変身するには欠かせないケミーカードのほとんどを、「修学旅行は勉強の一貫だから」という理由で持って来ないの、ちょっと笑えました。宝太郎って普段おちゃらけてる感じだけど、根はこんな感じなんですね。そんなこんなで京都に来た宝太郎たちは、早速UFOの目撃情報があった神社に行くことに。そこで加治木は、地元で働く女性:姫野聖と出会います。聖役は、『ウルトラマンR/B』でお馴染みの木下彩音さん。京都府出身者のチョイスとなったのは、偶然かそれとも狙ったものなのか―?

 

スパナがラケシスと戦闘に入り、クロトーは京都の西京極で囚人たちをマルガム化していた頃、宝太郎たちは、聖に言われた通り東映太秦映画村を訪れ、展示や衣装を楽しみながら、とうとうお化け屋敷で聖と再会。加治木は場所を変え、彼女と2人きりになります。このように、宝太郎たちが修学旅行を楽しんでいる間、ミナトはクロトーの暗躍に気づいており、宝太郎たちにも情報を共有。生徒である彼らの修学旅行を邪魔させないために、自らが先んじて戦闘に突入しますが…。中盤から、舞台は東映太秦映画村に移行。これでもかというほど現地(および東映京都撮影所)を使用しており、地方ロケらしい感じがしてGoodでした。昔に比べて地方ロケ回もすっかり減っちゃったから、こういう感覚は久々で、ある種の新鮮さすら覚えましたね。そんな太秦映画村で、加治木は聖と再会。しかし同時に、クロトーが宝太郎たちの京都滞在を知り暗躍し始めていました。宝太郎たちに状況を説明しつつも、彼らが修学旅行を楽しめることを優先するため、自ら先に戦闘に向かうミナト。いい先生じゃん!

 

ミナトの力だけではクロトーやジャングルマルガムを抑え込めず、後者は太秦映画村にも出現。宝太郎はケミーカードの多くを錬金アカデミーに置いてきてしまったためピンチに陥りますが、りんねの持っていたカードでガッチャード バットキングロボワイルドへと変身。巨大化したジャングルマルガムを弱体化させ、等身大に戻すことに成功します。そして、蓮華たちも駆けつけスチームライナーのカードを再び手にしたことで、スチームホッパーでの反撃を開始します。一方、聖と2人きりになっていた加治木は、いいムードになりますが、とあるメッセージが着信してから、聖が血相を変えて…。終盤、スチームライナー等のいつものケミーカードを持っていなかった宝太郎は、りんねの持っていたカードを使い、バットキングロボワイルドに変身。巨大化したジャングルマルガムと戦闘を繰り広げ、これが『ガッチャード』初の巨大戦となりました。CGが相変わらずの東映クオリティーなのはもうあえて突っ込まないけどさ、京都の西の端の太秦で暴れているロボが、同じ京都の東の端寄りの清水寺から見えるって、相当なデカさだぞ?本当にやったら、太秦映画村どころか嵐山一帯も甚大な被害間違いなしだよ…?そんなガッチャードは、エネルギー切れもあり一度変身解除に陥りますが、蓮華たちが現着したため、今度はスチームライナーへと変身。さあ反撃というそのとき、聖と再会していた加治木は、突然彼女の方から離れられてしまうのでした。聖が離れた理由は、兄である剣と再会するため。しかしその剣は脱獄囚ですが、聖はどうやら知らない様子。姫野兄妹の秘密とその行く末は、一体どうなる―!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

脱獄囚である剣は、聖の兄であると同時に、マルガム化する危険を孕んでいた。京都の街に行方をくらました姫野兄妹を、宝太郎たちは探し出すことができるのか?そして、加治木の恋路の顛末は!?

 

毎年恒例の駅伝による放送休止を挟んだ次回は、京都ロケ回の後編。姫野兄妹の秘密やそのキャラクター性が、どの程度描かれるのかが気になるところです。その気になれば、もう1話くらい追加で話作れそうな気がするけど…さすがに次回で終わりかな。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

…というワケで、記事は「『王様戦隊キングオージャー』第34話 ちょっとした感想」に続きます。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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