お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『仮面ライダーギーツ』第48話 ちょっとした感想

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ここでまた出たOP映像回収

 

 

 

俺たちは…今を必死に生きてんだよ!今回の『仮面ライダーギーツ』は、いよいよ最終決戦の前編。スエル/リガドオメガの手により、一般市民の多くが強制的にデザイアグランプリに参加させられる中、その戦いを止めスエルたちの企みを挫こうとする英寿たちの姿が描かれました。

 

 

一般市民ライダー相手に本気が出せないという縛りを利用して、最近すっかりご無沙汰だったギーツ マグナムブーストやブーストマークⅡを登場させていたのは、販促のやり方として興味深いところ。終盤の降雨機を使用したシーンも印象的でしたが、ちょっとOPのワンシーンに寄せすぎかなとも思えました。別に、OP映像は、全ての描写がその作品の顛末を表しているワケじゃないんだから、ここまでしなくてもいいと思うんだけどねぇ。

 

 

なお、前回(第47話)の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

ケケラやジット/リガドを破ったことで英寿たちが破ったことで、平和を取り戻したかに見えたこの世界。しかし、スエルたちは最後のゲームを始めようとしており、一般市民の多くを強制的にエントリーさせ、仮面ライダー化。街のあちこちで戦闘が勃発し、敗北したり戦意喪失したりした者は、どんどん消滅させられていきます。戦いを止めようとする英寿たちは、一般市民相手には本気が出せないうえ、その数が多すぎるため、手を焼くのでした。今回は、序盤でのみほのぼのとしたシーンが描かれたのち、次々に一般市民たちが仮面ライダーに変身させられ、あちこちで戦闘が勃発するという、阿鼻叫喚の地獄へと、急転直下で展開。一般市民ライダーどうしの戦闘も、通常のぶつかり合いのほか、戦闘を放棄して逃げ出そうとする者等もおり、短時間のうちにバリエーション豊かに描かれていて面白いなと感じました。でもさ、戦意喪失者の処分はわかるとして、明らかに負けている人を、相手に倒される前にゲームマスターがわざわざ現れて処分するって、ちょっとゲームマスターの負担デカすぎないか?こうした非道な戦いを止めるため、英寿はいち早くギーツに変身して戦闘に介入。慣れた戦いっぷりで瞬時に相手を無力化し、やがて日没のゲーム一時終了のときを迎えます。ここでギーツは、マグナムブーストやブーストマークⅡと、最近使われなくなっていたフォームを使用。「一般市民相手に本気は出し切れないから」という事情を上手く活用し、販促につなげているのは巧みだなと感じました。

 

翌朝、夜明けとともにゲームが再開。夜のうちに作戦を立てた英寿たちは、景和と道長が市街地に出て一般市民への対応を行い、ウィンは暗躍するゲームマスターたちの行動を妨害。祢音は光聖とともにオーディエンスに接触し、スエルへの協力者を着実に減らしていきます。そして英寿は、ある人物とコンタクトをとったのち、スエルのアジトへ潜入。英寿を手助けした人物の正体とは―!夜のうちに作戦を立てた英寿たちは、翌朝より実に迅速かつ的確に行動。各々がキチンと立ち回り、しっかりとスエルの企みに徹底抗戦していました。バッファ/道長の「仮面ライダーに対して最強」の要素がまだ残っているのを活用して、ひたすら一般市民ライダーの攻撃に耐え抜く役割を務めていたのは、適任であると同時に大変だなと感じましたね。道長、あんた苦労人だよ…。一方で、祢音側の行動は、あまりにも上手く行きすぎてちょっと違和感。オーディエンスへの接触は、かつてスポンサーをしていた光聖にとって確かに適任ですが、彼にまだそこまでの影響力があるのか甚だ疑問です(「俺みたいになるぞ」ってオーディエンスたちに言いふらしたのかもしれないけど)。というかそもそも、鞍馬財閥の社長の座を追われたんじゃなかったっけ?このように景和たちがそれぞれ行動している頃、英寿はツムリとともにある人物に接触し、スエルのアジトに突入。その人物の正体は、ギロリでした。久しぶりに登場、ギロリ。OPのキャストクレジットで、その登場は予想できてしまっていましたが、「ここで出てくるのか!」とおおっとさせられました。

 

何としてもこの戦いを止めるとして、ギーツ マークⅨに変身して戦う英寿。創世の力も相まって、戦闘はマークⅨの優勢で進みますが、リガドオメガは、ある切り札を持っていました。強制的に変身解除させられてしまった英寿の前に現れたのは、なんと本物のツムリ。彼女は、彼にマグナムシューター40Xを突きつけて発砲して―!終盤では、ギーツ マークⅨとリガドオメガの激戦が描写。降雨機も使ってCG合成もマシマシにされており、非常に印象的なシーンに仕上がっていました。そしてこのままギーツ側の勝利で行くかと思われた矢先、リガドオメガが彼の変身を強制的に解除。戸惑う彼に追い討ちをかけたのは、ツムリでした。「創世の力を持ちながら人であろうとしたこと」を弱点だと指摘するリガドオメガ。ですが、英寿はおそらく、むしろそれは強みだと考えていることでしょう。あれ?これって『ウルトラマントリガー』のドラマ展開とちょっと似てる?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ツムリの発砲は、無惨にも英寿を貫いてしまったのか?自分たちの世界を守るため、そして今を必死に生き抜くため、仮面ライダーたちは立ち上がる。さあこれが最後の戦いだ。今、破滅のゲームに終止符が打たれる!

 

次回はいよいよ最終回。ですが、色々解決しなければならない問題や要素が多く、本当に次回だけで完結するのかちょっぴり不安です。ツムリが英寿に銃を突きつけた事情は、しっかりドラマの中で描ききってほしいけど、どうかな〜?

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

…というワケで、記事は「『王様戦隊キングオージャー』第25話 ちょっとした感想」に続きます。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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