お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『ウルトラマンブレーザー』のOP映像が好きすぎて大変です助けてください。

7月8日(土)より放送が始まり、OP映像についてはそのドラマ構成から15日(土)(第2話)にて初公開となった、『ウルトラマンブレーザー』。そのOPテーマ「僕らのスペクトラ」は、静かなるアツさを感じる素晴らしい楽曲であり、これはこれで例年同様OP曲にかかる記事1つを作成するつもりなのですが―。

 

今回の『ブレーザー』、OP映像についても個人的にぶっ刺さりすぎて大好きなのです。

 

というワケで今回は、OP楽曲そのものに触れる前に、個人的に強く感じた『ブレーザー』のOP映像の魅力について、完全に思い付きで語っていくことにしましょう。

 

なお、そんな魅力たっぷりなOP映像が初公開となった、『ブレーザー』第2話の感想記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

OP映像は、全体で1分半程度。大まかに分けてメインキャストクレジット(専用映像)→ゲストキャラ紹介(SKaRD関連の映像)→サビとなっているのですが、このうち「メインキャストクレジット(専用映像)」「サビ」が、特に凝っていて、もう何度もリピートしてしまうほどの素晴らしい出来なのです。

 

まず、「メインキャストクレジット(専用映像)」から。メインキャストの履歴書が一部黒塗りにされながら大写しとなり(ハルノ参謀長を除く)、その後キャストクレジットと映像からの切り抜きビジュアルが挿入されるという形になっています。

 

このパートの興味深いところは、シーン全体の疾走感と、黒を基調とした大人っぽくも見やすい絵面になっている点。次々とキャスト情報がこちらに迫ってくる形で表示されるため、飽きずに観ることができるほか、黒地に白文字という配色にすることで映像全体をピリッと引き締めるだけでなく、目に優しい作りになっているのです。

 

これがもし、「履歴書」という点に着目しすぎて、白地に黒文字の絵面で構成されていたら、画面がチカチカしすぎて観づらかったことでしょう。どこまで意識して作られているのかは不明ですが、ナイスな配色チョイスでした。

 

ちなみに、この履歴書において黒塗りとされていくのは、ほぼすべて撃滅した怪獣にかかわるもの。第2話において、ハルノ参謀長から隊員たちの個人ファイルをゲントが渡されており、そこでは特に伏字にされていなかったことから、少なくともこれら情報はゲントに対しては公開情報のはずですが―。はてさて、この黒塗りがどういった意味を持つのでしょうか?

 

続いて、サビの部分。通常、サビではウルトラマンやSKaRDの装備or活躍の映像を取り上げそうなものですが、『ブレーザー』の実際のOP映像では、出現した怪獣にかかる人々の反応やマスコミの映像を挿入。そこに動いている怪獣の映像を挿入することで、本作に登場する“怪獣”を、これでもかというほど印象付けてくれています。

 

こうした構成になっているのは、本作が怪獣を推しだす作風になっているからなのですが、私はそれ以上に、怪獣が出現することに対する絶望→ブレーザーやSKaRDの登場による希望を表現しているように感じられて、初めてこの映像を観た際には、本当に頭をカナヅチで殴られたような強い衝撃を受けました。

 

だって皆さん、OP映像をよく観てみてください。サビで挿入されている映像のほとんどは、ゲードスを除いて、怪獣出現をこの世の終わりのように表現したり(バザンガ)、その出現を大写しにして被害を報道したり(タガヌラー、レヴィーラ)するものばかり。普通に考えると、あまりサビに持ってくるような映像ではありません。

 

しかし、この『ブレーザー』のOP映像では、それをサビに持ってきている。そしてこれらシーン終了直後、怪獣に次々と攻撃を仕掛けるブレーザーと、すっくと立ちあがるSKaRD隊員たちの映像が挿入される。これらの流れが、怪獣出現という絶望から、ブレーザーやSKaRDが立ち向かってくれるという希望、そして彼らの強いカッコよさをひしひしと感じるのです。

 

もちろんこれはあくまでも個人の感想であり、ブレーザーと怪獣たちのバトルは、構図的によくあるものですので、こうした構成になったのは偶然かもしれません。しかし、仮に偶然であったとしても、私はこのサビ部分の映像の構成に、惜しみない拍手を送りたいですね。本当にこれはグッとくる。素晴らしい!

 

そしてラストは、いつも通りメインキャラたちとウルトラマン等が一堂に会するカットへ。ですが、主役のブレーザーよりもSKaRDのメイン装備であるアースガロンがより大写しになっているのが興味深いポイント。「この『ブレーザー』は、ブレーザーだけのお話ではなく、ちゃんとゲントらSKaRD隊員たち、ひいては人間たちの物語をしっかりやっていきますよ」という制作側の意思表示に感じられて、好感が持てました。

 

そうそう、それにこの構図、ロボットアニメっぽいよね。そうした構図も絶対意識してやってるんだろうなぁ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、今回は一度も下書きに保存せず、校正なしでほぼ思いつくままに『ブレーザー』のOP映像に関する私の感想をぶちまけてみましたが、いかがでしょうか。読みづらい部分もあるかもしれませんが、私がこのOP映像に強い魅力を感じ、そして何より「好きだ!」と感じていることは、お判りいただけたかと思います。「OP映像だけでもいいから観てみて!」って、他人に珍しく自分の好きをオススメしてしまうくらいには、今のところ『ブレーザー』大好きです。

 

そうそう、このOP映像を何よりも力強く彩ってくれているのが、OPテーマである「僕らのスペクトラ」。そのフルバージョンについても、もちろん既に購入済みです。というワケで次回以降では、この楽曲そのものにかかるレビューを取り上げることにしましょう!

 

 

 

 

 

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