お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『ウルトラソフビワールド』総括感想

今回は、バンダイ公式チャンネルにて配信されている、『ウルトラソフビワールド』の総括感想記事です。

 

今年1月21日より、毎週土曜・全8話の予定で配信された、YouTube配信限定作品。初配信以降、そこまで大きく話題になることはなかったように感じられますが、先日(3月11日)、無事完結しました。ソフビを使った、手間のかかる撮影技法は、もっと評価されていいと思うけどなぁ。

 

なお、第1話の感想記事は↓こちらです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

1話約5分であり、小難しい展開もなく1話完結のスタイルであったことから(第3・4話のみ、プラズマスパークタワーの販促を兼ねた前後編)、かなり観やすい作品に仕上がっていた本作。かつての『列伝』にあったスパークドールズ劇団以上に細かな動きがつけられており、「本当にソフビが動き出すかもしれない!」という、夢を与えてくれるつくりになっていたのがGoodでした。

 

出てくるソフビも多種多様であり、メインキャラ(レギュラーで登場するソフビ)であるセブンガー→キングジョーセブンガー・ウルトラマンティガゴモラ以外では、ウルトラマンゼットやウルトラマンゼロレッドキングブルトンウルトラマンベリアルウルトラの父までと、面白い組み合わせになっていましたね。ちゃっかりギガスも出てきてたのは、明らかに販促でしたよね。

 

そして、今までのYouTubeミニドラマと大きく異なる点は、明らかに玩具販促スケジュールを考えてドラマづくりがなされていたこと。特に前半は「DXプラズマスパークタワー」の発売を控えていたため顕著であり、第2〜4話は、ほぼそれの紹介やストーリー上の登場過程に時間が割かれていました。キングジョーセブンガーの誕生経緯は、夢があっていいなと感じたけど、一方でプラズマスパークタワーの正体は、最後までわからずじまいだったね…。

 

こうしたドラマを経て、最終回では、ウルトラマンデッカーのソフビも登場。彼もまた、おもちゃ箱の中のソフビたちと仲間になって、エンディングを迎えます。個人的に、この幕切れはとても秀逸だなという印象。「今あるソフビだけじゃなく、これから集めるソフビも動き出すかもしれない」という夢を与えてくれて、さらにちびっ子たちの購買意欲を刺激してくれますからね。

 

 

 

 

 

 

 

思った以上に、興味深い取り組みだったなと感じた、『ウルトラソフビワールド』の制作・配信。「ウルトラシリーズ」の主力販促アイテムは、今も昔もソフビ人形ですから、こうしたソフビをクローズアップした作品を時々作るのも、面白いですよね。

 

そういや『ウルトラマンギンガ』も、ソフビ販促のために「スパークドールズ」という形態を編み出したんだっけなぁ。あれからもう10年。『ウルトラソフビワールド』って、ちょっぴり『ギンガ』へのオマージュも入ってたりする…のかな?

 

 

 

 

 

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