お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』ドン49話 ちょっとした感想

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仲間たちの存在が一番の幸せ

 

 

 

番組は変わって、『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』です。

 

(幸せの意味が)少しわかった。あっ!もしかして、私たちと一緒にいることでしょ!?物語も、残すところあと2話。前回の次回予告において、王様鬼とソノナ・ソノヤが登場しており、彼らとの対決がいよいよ最終決戦につながると思いきや、最終回直前の雰囲気は出しつつも、やっていることは今までのお話と似た感じという構成になっていました。

 

よく考えてみると、まだまだ解決していない謎や問題がいっぱいあるにもかかわらず、何の違和感もなく最終回直前の雰囲気を出せるのは、驚異的の一言。これが、井上脚本のなせる技なのか…!?

 

なお、前回(ドン48話)の感想記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

また、同日放送の『仮面ライダーギーツ』の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

前回のことをキッカケに、晴れてドンブラザーズ入りを果たしたソノイたち。それでもなお、チーム内の結束はどこかバラバラでしたが、各メンバーはそれぞれ未来へと踏み出そうとしていました。そんな中で、ソノシたちは懲りずにタロウたちを襲撃。ところが、全く歯が立たず、あっという間に撤収するハメに陥ります。現状を打開すべく、彼らがとった行動は…。序盤では、9人の集合をチラッとだけ描いたのち、3人ごと(タロウ・ジロウ・ソノイ、つよし・翼・ソノニ、真一・はるか・ソノザ)の様子を描写。タロウたちの組を除けば、どれも本作らしい突き抜けた描写や唐突な展開がありましたが、総じて皆、戦いを乗り越えて新たなる未来へ進みだそうとしている感じがありました(翼は指名手配されて逃げ回っていたけど)なんだかつよしの描写がけっこう長くとられてたけど、これ展開的に、夏美とくっつくなんてパターンもあり得るのかなぁ?こうしたドンブラザーズのメンバーの一方で、いいところなしだったのがソノシたち。前回の反省を踏まえ、3人だけとなっていたタロウたちを襲撃しますが、なぜかほとんどかなわず、ろくにダメージも与えられないまま撤収していきます。ドンブラザーズを倒すため、彼らが次なる手段として編み出したのは、かつて何度もヒトツ鬼になっている忍者おじさんこと大野稔を、またもヒトツ鬼化することでした。登場当初は、強力な脳人達という描かれ方だったソノシたちでしたが、今回では完全にコメディリリーフのような感じに。前回までと比較して、あまりにも急すぎるキャラの方向性の転換ですが、なぜか違和感がほとんどないのが笑えます。君たち、こんなに愛嬌のある、ポンコツ3人組だったか…?

 

ソノシたちの誕生させた王様鬼は、予想以上のパワーを発揮。事態の収拾を図らなければならない彼らは、やんわりとドンブラザーズに協力を求めます。そのとき、タイミングよく王様鬼が出現。はんぺんを食べてパワーアップしたのか、5体に分身して暴れまくる王様鬼でしたが、本気を出したドンモモタロウ/タロウの敵ではありませんでした。中盤では、ソノシたちが誕生させた王様鬼が大暴れ。ドンブラザーズも苦戦を強いられますが、これを一気に解決したのが、ドンモモタロウの力でした。今回の戦闘シーンらしい戦闘シーンは、ここのみ。ドンモモタロウは相変わらずの強さを誇っていましたが、ゴールドンモモタロウにならずとも、その気になれば最強クラスのヒトツ鬼を単独で倒せるだけの力を持っているとは、かなり驚かされましたね。ソノイの言う通り、まだまだタロウは本気を出していなかった…ということか?そんなこの中盤では、戦闘シーンも注目ですが、その前のシーンである、ソノシたちがおでんをダシにタロウたちの協力を仰ごうとするのも面白いところ。君ら、そんなキャラだったっけ…(2回目)?

 

介人の提案で、催されることになったタロウの誕生日パーティー。タロウの本当の誕生日がまだ先であることは、すぐに判明しますが、既にその準備を終えてしまっていたことから、パーティーは敢行されます。仲間たちに囲まれ、楽し気な時間を過ごすタロウでしたが―。終盤では、タロウの誕生日パーティーが開催。じょじょに彼が、仲間たちとの記憶を忘れかけている描写が気になりますが、それを除けば、なかなか微笑ましいシーンになっていたなと感じました。タロウがウソをつこうとして死んじゃう描写は、確かに「このオチかい!」ってツッコミたくなるけど、本作が『ドンブラザーズ』だってことを考えると、不思議と許せる感じがしちゃうんですよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はるかたちに、ドンブラザーズのことを訊いてまわるタロウ。介人曰く、タロウにはある異変が起き始めているというが、その異変はいったい何なのか?そして、最後の襲撃を賭けてくるソノナとソノヤ!いよいよ、ドンブラザーズ最後の戦いだ!!

 

次回は、とうとう本作の最終回。ですが、きれいにまとまる感じが全然しません。30分の間にすべてを解決してみせるのか、それともわざと全部ぶん投げてみせるのか―。井上脚本だと、どちらのパターンもあり得るから、何とも言えないんだよね…。

 

 

 

 

 

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