お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『新幹線変形ロボ シンカリオンZ THE ANIMATION』第25話 ちょっとした感想

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なぜか『西部警察』イメージな伊予西条支部

 

 


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走っちょる…。四国をシンカリオンが、走っちょる!今回の『新幹線変形ロボ シンカリオンZ THE ANIMATION』は、ハナビを主役に据え、さらに新幹線が走っていない四国を舞台とした、前作から通じて見てもかなり異色な単発回。ギャグによる笑いあり、ハナビの見せ場あり、そして鉄道知識もしっかり披露ありと、あらゆる要素がしっかりと詰め込まれたお話でした。

 

ここ最近はアブト関連の比較的重めな話が続いていたため、久しぶりに「シンカリオン」らしさを感じられたような気がした今回。「四国にシンカリオンを走らせるためにはどうするか」ということを大真面目に考えており、そのうえでギャグやハナビ/E6こまちのカッコよさを存分に描けていました。いや~、今回はいろんな意味で、本当に面白かったよ!

 

なお、前回(第24話)の感想記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

セイリュウも去り、再び日常が戻ってきた大宮支部。しかし、ハナビはあることが気になってモヤモヤし続けていました。そんな中、シマカゼのドクターイエローにより、新たなブラックストーンの位置が2つ判明。先に四国にあるものを調査することになりますが、四国には新幹線が走っていないうえ、E5はやぶさは2週間の点検中。そこで、ハナビ/E6こまちに白羽の矢が立つのでした。ここ最近、自分の活躍が少なく、「ロックしてねぇ」と不満を述べるハナビ。確かに、シンとアブトのことに関わる話ばっかりだったから、ハナビとタイジュの出番が少ないことも多かったからね…。そんな彼のもとに来た話が、四国で発見されたブラックストーンの調査。E5はやぶさが2週間の点検に入って出撃できないこと、四国には狭軌規格の路線(要するに普通のJR線)しかないため、それに準ずる規格を持つシンカリオンしか入線できないことから、ハナビ/E6こまちに白羽の矢が立ちます。E6こまちでなければ出撃できない理由として、E5はやぶさの点検の他、「狭軌規格の路線しかない」という事情を出してきたのはGood。少し考えれば当たり前のことだとわかるのですが、なるほどと膝を打ちました。

 

台船輸送を使って、ついに四国に上陸したハナビとカスミ。そこで待っていたのは、いつのまにか設置されていた、唯一シンカリオンを持たない超進化研究所の支部伊予西条支部の面々でした。そのメンツの濃さとハートに圧倒されるハナビたちでしたが、すでに巨大怪物体:オオボケジジイは出現しており、地上にも被害が出始めているところ。E6こまちを現場へ向かわせるため、伊予西条支部の総力を挙げた突貫工事が始まります。「新幹線のない四国へどうシンカリオンを運び込むか?」を解決したのが、台船輸送。実際に新造された新幹線車両を運ぶときに使われる方法であり、これで割と楽々問題を解決していたのには強い衝撃を受けました。「陸路がダメなら船を使えばいい」―単純ですが、これは思いつかなかったよ。そしてこのシーンで、台船輸送の船の船長の話を通じて、ハナビが、偶然四国に花火師の仕事に来ていた父に連絡を取るシーンも存在。ハナビの優しさが感じられてGoodでした。こうした過程を経て、とうとう、伊予西条の地に降り立ったハナビたち。彼らを待ち受けていたのは、伊予西条支部の恋メンツたちでした。アツさMAXの説明をした指令長:瀬戸ヒノデ以下支部の面々は、E6こまちを四国で走らせるようにするため、台車の取替工事を始めます。四国の支部伊予西条にあるのは、ここに鉄道文化館があるから。でもさ、なんでメンバーが全員『西部警察』の刑事モチーフなんだよ!?しかも、ちゃんと『PART-Ⅰ』~『PART-Ⅲ』までまんべんなく刑事たちを取り上げてたし、なかなか細かいな…。

 

ついに四国の線路を走行することになったE6こまちは、現場へ急行。オオボケジジイと対峙しますが、その意外なまでの強さに押され気味になります。捕縛フィールドも限界寸前で大ピンチのハナビでしたが、彼のハートとアツタの開発した「VVVFハナビスペシャル」が奇跡の逆転勝利を生みます。こうして、四国を舞台にした初の戦いは、無事勝利で終えることになるのでした。突貫工事で台車の取替工事を終え、四国の線路を走るE6こまち。瀬戸指令長ほどではないですが、私も感動しました。現実に四国に新幹線が走るのは、いつになるんだろうな…。そんなみんなの協力を受け、オオボケジジイに立ち向かうE6こまちですが、泣き声や笑い声で相手の行動を封じるその攻撃の前に大苦戦。遠距離タイプのE6こまちですらほとんど攻撃を繰り出すことができず、捕縛フィールドの隅に追い詰められます。打つ手なしかと思われたときに発動したのが、アツタの開発した「VVVFハナビスペシャル」でした。E6こまちの能力をベースに、ハナビの特性を存分に取り入れたロックな装備、それが「VVVFハナビスペシャル」。ギターを持ちながら「チェンジ!シンカリオン」のロックバージョンを歌いつつ攻撃するさまは、とてもカッコよく、そしてハナビらしさを感じました。今回のおかげでハナビというキャラクターの魅力が、さらに増した気がするなぁ!

 

四国での今回の事件を起こしていたのは、ヴァルトム。彼は彼なりにテオティの未来のことを考えていましたが、その行動は全てカンナギに筒抜けでした。彼からヴァルトムに忠告を与える命を受けたアブトは、勝手についてきたセツラとともに現地へ向かい、ヴァルトムを注意。この時点ですでにオオボケジジイを倒されていたヴァルトムは、歯ぎしりする他なかったのでした。ここ最近そのドラマの中心となることが多かったこともあり、今回のテオティ側の描写は最低限。アブトの登場シーンもかなり少なかったですが、そうした限られた時間の中でも、新幹線に乗ったりなど、一緒に来た(勝手についてきた)セツラとの時間を過ごすさまが描写されていました。アブトとセツラの中がかなり深まってるけど、今後何か大きな展開があるのかな。妹的な存在として、アブトのもとに転がり込むとか…。

 

 

 

 

 

 


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新たなるブラックストーンのある地。そのもう一つは東北地方・遠野の街。E7かがやきで現地へ向かうタイジュが見たものと、現地で出会った少女の正体とは何か!?

 

次回はおそらく、今回の流れで行けばタイジュの単独回。H5はやぶさの運転士である月野メーテルも、チラっと登場するようです。ということは、11月中にシンたちが北海道に行く前後編とか来そうだなこれ!

 

さあ、第26話の感想記事は↓コチラだゼーット!

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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