お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『仮面ライダーゼロワン』第31話 ちょっとした感想

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意外に早く実現した共闘

 

 

 

人もヒューマギアも、夢を持つのは自由だ!前回より新章へと突入した『仮面ライダーゼロワン』。今回は、過去に登場したヒューマギア:森筆ジーペンを通じ、ヒューマギアが夢を持つこと、またそれによりシンギュラリティに到達しつつある(必ずしも夢を持つこと=シンギュラリティ到達ではない)さまを描いた単発回になりました。

 

森筆ジーペンの起用と彼を中心に据えるのはいい発想。或人が若干ヒューマギアの夢botと化してくどすぎる印象も受けましたが、まあそれは彼が本当にヒューマギアに対する考え方を変えた証拠と言えるでしょう。しかし、その一方でZAIAの各キャラクターの小物化が凄まじかったな…。

 

 

 

飛電製作所を起業し、再スタートを切った或人。意外にもヒューマギア関連の問い合わせがそこそこ来ており、今日さっそく訪れたのは、かつて或人があったことのある漫画家:石墨超一郎と機能停止した森筆ジーペンでした。或人はさっそく再起動させ、ジーペンの復活に成功。しかしジーペンはシンギュラリティに到達していないため或人の問いかけが理解できず、また或人のことを一部誤解した迅が彼を急襲したことにより、ジーペンの所在は二転三転していきます。かつてはジーペンを道具としてしか見ていなかった石墨も、今ではすっかり変わってジーペンのことを尊重するように。彼にイチから漫画を描かせようとすら考えていました。そんな中で或人はジーペンの復活に成功しますが、或人の「お前の夢は何だ?」という問いかけに答えられずじまい。さらには迅まで現れて、事態は少々ややこしいことになってきます。前半の一連のシーンで問題なのは、或人も石墨も迅も、「ヒューマギアには自我がある」という前提で動いている点。確かにヒューマギアは自律型人型ロボですが、迅などのように自我が芽生えてシンギュラリティに到達したヒューマギアは、まだ一部のみ。「自律している=自我が芽生えている」ではありません。この或人たちの認識の相違が、ジーペンを混乱させる結果になっていたんですね。或人たちの気持ちはわかるけどさ、焦りすぎというか、ヒューマギアの自我を信頼しすぎって感じかなぁ。

 

迅から解放されたジーペンは、そのまま街中をさまようことに。民間人の通報で唯阿たちが出動し、破壊しようとしますが、それを止めたのは或人でした。或人の姿に、ジーペンの破壊をためらった唯阿。彼女はそのまま戻るも垓から叱責され、さらには現れた諫との戦いを余儀なくされます。中盤では、唯阿の活躍が多め。通報を受けてジーペンの破壊のため出動した彼女でしたが、或人の「ヒューマギアは道具じゃない!」という発言をきっかけに諫の言葉がフラッシュバックし、そのまま戦うことができなくなってジーペンをみすみす見逃します。数話前から、明らかに“道具”というワードに過剰反応している唯阿。こりゃ近いうちに彼女がZAIAを裏切るのは確定的かな…。こうして垓の命令に反して帰ってきた彼女は、当然彼から叱責を受けることに。さらには地下駐車場で諫と遭遇し、垓の指示で彼と戦うハメになります。3回目くらいになる、ランペイジバルカンとジャッカルレイダーのバトル。諫が「見てられねぇな…。」って言ってたけど、それはこっち(視聴者)のセリフだよ!その戦いの結果は、案の定ジャッカルレイダーの負け。いい加減レイダーに変身するんじゃなくて、バルキリーの力をパワーアップさせた方がいいんじゃないかな…。

 

唯阿に諫の足止めをさせている間に、飛電製作所へ向かった垓。彼はジーペンの破壊と会社の破壊を企んでいました。そこに立ちはだかるのが、或人。彼はジーペンが「自分の漫画を描きたい」という夢を持ったことを見届け、ゼロワンメタルクラスタホッパーに変身して立ち向かいます。最初はサウザーに追い詰められ気味だった彼ですが、途中迅バーニングファルコンが加勢し形勢は逆転。垓=サウザーを撤退に追い込み、ジーペンは無事石墨の所へ戻るのでした。このシーンでの垓は、今までとは違い「何が何でもヒューマギアと飛電製作所を潰してやる!」と意気込んでおり、若干狂気すら感じる様子に。そんなにジーペンに街中に出歩かれて、しかも唯阿が破壊しそこなったことが不満だったのか?しかも、倒された後にはまるで小悪党のようなセリフを吐いて立ち去っていく始末。垓の小物化がさらに進行しちゃった気がするなぁ。これに対し、或人は途中から加勢した迅と共闘を披露。初のダブル必殺技を見せてくれました。迅バーニングファルコンと、こんなに早く共闘する日が来ようとはねぇ。ゼロワンメタルクラスタホッパーよりも迅バーニングファルコンの方が強かったように見えたけど…まあいいか!

 

 

 

モデルヒューマギアが或人たちの前に現れた。一方、諫は滅と再会し、手を組まないかと持ち掛けられており…。

 

次回はイベント「TGCモデルランウェイ」とコラボする形で、実際に会場を使って撮影されたモデルヒューマギア回。このまましばらく、ヒューマギアをゲストに迎えた単発回が続くんですかね。

 

…というワケで、記事は「『魔進戦隊キラメイジャー』第6話 ちょっとした感想」に続きます。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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