お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『仮面ライダーゼロワン』第21話 ちょっとした感想

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結婚詐欺の真犯人は誰だ!?

 

 

 

ヒューマギアへの判決は、有罪と無罪半々だ。だからこそ、お前たち(飛電インテリジェンス)がそれを教育させて行けばいいんじゃないか―?お仕事五番勝負も、折り返し地点の3回目。今回の『仮面ライダーゼロワン』は、その前半にあたり、前2回と同じく最終的にはヒューマギア(ビンゴ)が暴走する展開になりました。

 

お話の都合上法廷バトルは少なめでしたが、「結婚詐欺の犯人は誰か」・「レイダーに変身したのは本当に市森検事なのか」と、複数の謎を織り交ぜて視聴者の目を引き付けていたのは面白かったですね。その分、垓の株がダダ下がりだったけど…。

 

 

 

お仕事五番勝負3戦目の舞台は、法廷。或人は当初反対するも、ZAIA側が検察の市森検事、飛電インテリジェンス側が弁護人の弁護士ヒューマギア:ビンゴを立てることになります。事件の内容は結婚詐欺。多くの証拠が提示される中、それでもビンゴは被告人:榊の無実を確信していました。今回の勝負は裁判。ヒューマギアを裁判官にして「機械(ヒューマギア)に人を裁かせるのか!?」という問題提起のお話も作れそうでしたが、お仕事五番勝負をする都合からか、検事VS弁護士の構図になっていました。これはこれでいいのですが、よく考えてみると今回の勝負、まず前提がおかしいんですよね。なんで垓の家で、市森検事が垓経由でペラペラと「自分がこの事件の検事です」などと或人たちに事件のことを喋るんだ?裁判所などに許可をとってるなら別だけど、そうじゃなかったら守秘義務の問題に関わるぞ!?そんな市森検事に対し、或人がチョイスしたのが弁護士ヒューマギア:ビンゴ。検察側が証拠を提示し外堀を埋めていく中で、それでもビンゴは榊の無実を訴えていきます。ビンゴは面会時の榊の表情、そして事件の指示がSNS上でしか行われていないことから、榊の他に真犯人がいるのではないかと指摘します。それでも強行にハッキングやアカウント乗っ取りを否定する検察側。アカウントのアクセス履歴なんて、ちゃんと手続きを踏めば、SNSの運営に開示請求とかができるはずなんだけどなぁ…。

 

裁判が終わった後、ダイナマイティングライオンレイダーの襲撃を受けたビンゴ。これは或人と諫の活躍でなんとか事なきを得ます。押収したザイアスペックを警視庁に依頼している間に、或人は滅亡迅雷.net壊滅後初めて滅と面会。そこで、ヒューマギア暴走の真実を知るのでした。ダイナマイティングライオンレイダーの襲撃を受け、すぐに暴走寸前に陥るビンゴ。ヒューマギアの暴走の危険性は以前のお話で触れられていましたが、いくらなんでもビンゴはちょっと早すぎないか?よくこれで今まで弁護士活動できたなぁ。ビンゴは危機に陥りますが、ゼロワンシャイニングアサルトホッパーとバルカンアサルトウルフの活躍でなんとか回避。彼らは事件現場でザイアスペックを拾い、警視庁に鑑定を依頼します。話は前後しますが、このザイアスペックは結婚詐欺事件の捜査も担当した鳴沢刑事が解析も担当。「この事件に深く関わってるから」担当を変えてもらったって、これ…色々と大丈夫なのか?このように解析を依頼している間に、或人は諫と共に滅と面会。そこで彼は、ヒューマギア暴走の真実を知るのでした。滅と面会する直前の、或人と諫の会話がGood。諫の考えが変わった感じが、よく伝わって来ていました。数話前は、滅亡迅雷.netを壊滅させても「ヒューマギアはぶっ潰す!」って息巻いてたのにね…。

 

揃った証拠を持参し、垓の家で彼らにそれを突きつける或人たち。勝負の中止を求めるイズでしたが、ビンゴが市森検事の表情から嘘を読み取れなかったことから、旗色が悪くなります。或人たちの指摘に怒った垓は、バックアップがあるのを確認した上で、ビンゴをわざと暴走させ破壊するのでした。お仕事五番勝負が始まった当初は公正な勝負を謳っていたクセに、ここ数話でそれが揺らいでいた感のある垓。今回のこのシーンで、彼のスタンスと視聴者の彼に対するイメージは完全に崩れます。一方的に指摘されて不機嫌になるのは分かるけど、現場のザイアスペックから市森検事のDNAなどが採取されてるんだから、ここはもっと大人な対応をしてほしかったなぁ。この後、或人たちの指摘に怒った垓は、なんとわざとビンゴを暴走させて破壊。もはやお仕事五番勝負もへったくりもなくなってしまいます。「バックアップをとっているか?」と確認したのが、垓なりの優しさだったのでしょうか。それにしても、ここでの垓の或人への煽り方が気になるんですよね。或人のヒューマギアに対する信念・信頼を揺らがせる試練の形になっていますが、まるでヒューマギアの暴走の原因やその奥にある何かを知っているような口ぶりでした。垓はやっぱり…ただのZAIA JAPAN社長ってワケじゃないな?

 

 

 

ビンゴを破壊され、怒りに震える或人。彼はサウザーと戦い互角の勝負を見せるが、データをコピーされてしまった。結婚詐欺の真犯人は?レイダーの正体は?白銀のゼロワンが、今立ち上がる!

 

次回はゼロワンの新フォーム:メタルクラスタホッパーが初登場!なんか新フォームの登場スピードが早い気がするけど、ここ数年こんなものだったかなぁ。

 

…というワケで、記事は「『騎士竜戦隊リュウソウジャー』第44話 ちょっとした感想」に続きます。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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