お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『仮面ライダーゼロワン』第15話 ちょっとした感想

f:id:bongore_asterisk:20191215223610j:image

陽光を受けて立つ、ゼロワンシャイニングアサルトホッパー!

 

 

家族って、ずっとつながってる関係のことだろ?だったら、イズを失うわけにはいかない―。今回の『仮面ライダーゼロワン』は、滅亡迅雷.netとの総力戦中編。バルカンアサルトウルフが滅を撃破し最後の最後でゼロワンシャイニングアサルトホッパーが登場した一方で、イズが機能停止してしまうという、或人たち側も痛手を受ける結果になりました。

 

イズのピンチ、それに伴う或人の成長は、序盤から中盤前半にかけての『ゼロワン』の物語においてターニングポイントになりそうな要素。おそらく制作側では、その結末を頭の中で描いた上でお話を構築しているのでしょうが、どうもキャラクターたちが、その結末に向かうために制作側に動かされている感が否めませんでした。

 

 

 

前回の戦いで、滅亡迅雷.netの本拠地がデイブレイクタウンにあることを知ったA.I.M.S.。唯阿と諌が中心になって特別チームが編成され、ついに滅亡迅雷.net本拠地への総攻撃が開始されます。同じ頃、両親の墓参りに来ていた或人たちは、イズ経由でその情報を受信。彼らに合流しバルカンアサルトウルフの力で滅を倒しますが、同時にイズが迅の手によって機能停止に追い込まれてしまうのでした。冒頭に出てくる、或人の墓参シーン。ここで意味深に埋葬されている人々の名前が出てきますが、或人の父である其雄が眠っている他、そのヒューマギアの部品の一部も埋められていることが判明します。其雄が死んだ後に製作され、そして壊れてしまった其雄のヒューマギア。あれっ、故人に似せたヒューマギアを造るのは禁忌なのでは…?この要素が、冬映画や今後のお話のポイントになってきそうですね。或人たちがそんなことをしていたのもつかの間、A.I.M.S.による滅亡迅雷.netの総攻撃が始まったことを知った彼ら。すぐにデイブレイクタウンに向かってバルキリーたちと合流し、バルカンアサルトウルフが滅を倒しますが、怒った迅の手によりイズが機能停止に追い込まれます。「アークの意思」のもとに、迅をかばって死ぬという行動を選択した滅。このアーク、なんだか単純な「ヒューマギア側についてるコンピューター」じゃないような気がしてきました。コイツにも何か、裏があるに違いないぞ。こうして滅は倒されますが、その後迅の手によりイズが倒れることに。何も武装せずにのこのこ敵の前に出てきたら、そりゃやられるでしょうよ…。しかも、その登場自体もあんまり意味なかったし!

 

イズの修理に取り掛かろうとするも、福添たちから無慈悲な言葉をかけられてしまう或人。そんな中、宇宙野郎昴だけは或人に協力し、イズの修理方法を提案します。イズの復活に光が見えてきたその時、迅による市街地襲撃が勃発。A.I.M.S.の本部は急襲され、防戦一方に追い込まれます。イズを復活させるために手を尽くす或人に対し、辛辣な言葉を投げかける福添たち。或人のことを嫌っている彼らですから、この行動自体はおかしくないのですが、どうもここ数話でヒートアップしすぎな気がします。なんだか、「或人の信じていたことが正解だった→それを認めざるを得なくなる福添たち」という結末を描きたいがために、キャラが動かされているような…?このように或人がイズの修理に尽力している一方で、諌たちA.I.M.S.の面々は満身創痍状態。しかし、迅の襲撃を受けたことにより、彼らは再び戦場へと赴きます。点滴をぶっ刺し、ボロボロになりながらも、その心と言葉づかいはぴんぴんしている諌。彼も身体にダメージを受けているのはよくわかるんだけど、なんだか…彼らしくてちょっと笑っちゃった。

 

なんとか最前線に赴くも、迅の攻撃の前に追い込まれ、さらにはギーガーも使えず大ピンチの唯阿と諌。そんな彼らの前に現れたのは、イズを昴に託した或人でした。彼はブレイキングマンモスでギーガーを排除したのち、衛星ゼアの送ってきたビジョンをもとに、アサルトグリップをシャイニングホッパープログライズキーへ。そしてからは、新たなる姿:ゼロワンシャイニングアサルトホッパーへと変身するのでした。諌に続き或人もアサルトグリップを使えたことで、ショックを受ける迅。ちょっとかわいそう。そんな彼の目の前で或人が変身して見せたのが、シャイニングアサルトホッパー。シャイニングホッパーの姿をベースにアサルトの力が融合したデザインをしており、群青色とライムグリーンのコントラストが絶妙です。その活躍は次回にお預けになったけど、どんな戦いをしてくれるのか、楽しみだ!

 

 

 

滅亡迅雷.netの戦いも、とうとう佳境へ。人類を滅ぼすことに何の意味があるのか?仲間たちを失い1人戦う迅の結末は?そして、あの垓が動き出す…。

 

次回は滅亡迅雷.netとの戦い完結編か。この分だと、滅亡迅雷.netとの戦いは今年中に終わらせて、来年からは垓率いるZAIAが敵として立ちふさがるのかなぁ。

 

…というワケで、記事は「『騎士竜戦隊リュウソウジャー』第38話 ちょっとした感想」に続きます。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

 

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
Twitterやってます。よろしければ↓閲覧&フォローの方お願いします!

twitter.com