お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『仮面ライダーゼロワン』第11話 ちょっとした感想

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俳優・大和田伸也、演劇論を語る

 

 

 

お前を救えるのは、俺だけだ―。今回は、11月17日に放送された『仮面ライダーゼロワン』の感想記事です。

 

大和田伸也さんのゲスト出演回後編となった今回。戦闘シーンをきっちり確保しつつ、大和田伸也の心情変化そして(ドラマ上での)退場、また飛電インテリジェンスに迫る危機を描き切るなど、様々な面でストーリーを大きく進め、濃密なドラマを作り出しているのが強く印象に残りましたね。

 

しかし、或人が追い詰められていくことを演出するためか、ところどころで登場人物の反応が過剰すぎるところがあったのは少し残念でした。ここをブラッシュアップすれば、もっといい感じになったろうになぁ。

 

 

 

前回、ドラマの降板を申し出た大和田伸也。彼を説得しに向かう或人でしたが、彼の決断の根底には、芝居に対する思いがありました。しかし、それも或人の粘り強い説得により少し変化が。そんな時、滅亡迅雷.netの襲撃によりエンジがマギア化。唯阿の手で倒され自体は鎮圧されますが、或人たちはエンジを失うことになるのでした。エンジの演技に「人間の厚みが感じられない」と語る大和田伸也に対し、ヒューマギアとの関係の作り方は、大和田伸也の語る「人と人とのぶつかり合い」と同じだと語る或人。ヒューマギアだって、人間がきちんと向き合えば、心を開いてくれるはず―。戦いの中でヒューマギアの悲しい最期を見続けてきた彼ですが、その信念は崩れていなかったんですね。この或人の言葉を受け、大和田伸也の考えが変わりそうになった時、やってきたのが滅亡迅雷.net。滅はエンジをマギア化して撮影現場を襲撃させ、さらには自身も駆けつけた或人=ゼロワンと対決します。ゼロワンが滅と戦っていたため、マギアとの戦いはバルキリーが担当。スピード重視のライトニングホーネットで勝てるのかと心配になりましたが、なんだかんだでスパッと勝利していましたね。また、ここで見逃せないのがゼロワンと滅の戦闘。わざと狭い場所で戦わせることにより、ゼロワンが追い詰められるさま、それによる緊迫感を演出しています。この戦闘シーンの発想はGoodだな~。

 

撮影現場は破壊され、エンジも失った或人。ドラマの中止について騒ぎ立てる福添でしたが、それは大和田伸也の意向と或人の決断により覆されることになります。そして、新たなエンジを迎えて始まったドラマ撮影。或人は唯阿とともにZAIAに向かうことになってしまいますが、その間にとんでもないことが…。会社としても大損害を受けたことにより、憤慨し或人に責任を取るよう求める福添。彼が社長の座を狙っているためこの反応はわからなくもないですが、前回の時点でドラマ制作にノリノリだっただけに、ちょっと演出として過剰すぎるのではないかと感じました。或人の責任を追及するよりも、「どうすればいいんだと慌てふためいて、結局或人のせいにする」って感じの方が、まだ自然だったかもなぁ。しかし、このような福添の意見も、或人の言葉を受けヒューマギアと向き合う決断をした大和田伸也の前には通らず。結果として撮影は続行されますが、そこで悲劇が起こります。新たなエンジを迎えて再開された撮影ですが、大和田伸也は撮影中、暗殺ヒューマギアの銃撃を受けその場に倒れることに。ヒューマギアの可能性を信じた直後にそのヒューマギアに命を狙われるなんて、なんとも言えねぇな…。

 

初めて会ったZAIAの社長:垓から予想外の申し出を受けた直後、現場に戻り状況を目の当たりにした或人。再び現れた滅に対し、彼は怒りのパワーで向かっていきます。同じく現れた暗殺ヒューマギア=ドードーマギアに対しては、バルカンが応戦。しかしゼロワンもバルカンも敵に力及ばず逃がしてしまった上に、飛電インテリジェンスはさらに苦しい立場に立たされることになるのでした。ZAIAから飛電インテリジェンスの買収を持ち掛けられた直後、或人が目撃したのは動かなくなってしまった大和田伸也。このシーン自体はいいのですが、監督に「ヒューマギアは殺人マシーンだ!」って言わせるのはやりすぎです。だって彼は今までヒューマギアとは問題なく接してたし、一部のヒューマギアが滅亡迅雷.netに操られて事件を引き起こしていることは、この彼含めて『ゼロワン』の世界の人々は知っているはずです。なのに、このシーンで監督が「ヒューマギアは悪いヤツ」と確信したような反応されても、視聴者としては困っちゃうだけなんだよなぁ…。このような監督の反応に或人が困惑したのち始まるのが、ゼロワンVS滅とバルカンVSドードーマギア。ゼロワンは怒りに震えているからか、滅に対しブレイキングマンモスの力で踏みつぶして倒そうとまでしてしまいます。この時のゼロワンもスゲェけど、この攻撃に耐えてみせる滅もスゲェな…。

 

 

 

警察の強制捜査が入る飛電インテリジェンスに現れたのは、イズの兄にして探偵型ヒューマギア:ワズだった。そして、ラボでは新たなるプログライズキーが着々と開発されていて…。

 

次回はゼロワンの新たなる姿:シャイニングホッパーが登場!各所で言われてますが、確かにWのサイクロンジョーカーエクストリームに似ているような…?

 

 

 

同日放送の『騎士竜戦隊リュウソウジャー』感想記事は、こちらからどうぞ!

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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