今回は、10月20日から講談社より発売されているムック『ラグビー日本代表 初の8強入り全記録 ―2019年10月、日本列島に桜咲く!』のご紹介です。
2015年大会に続き、日本列島にラグビー旋風を巻き起こしてくれた、ラグビー日本代表。決勝トーナメント第1戦で南アフリカに敗れたのは残念でしたが、初の決勝トーナメント進出&1次リーグ全戦全勝という戦績は、間違いなく日本ラグビー史に残る快挙になりました。
幼い頃から、父がラグビー好きだったこともあってちょくちょくラグビーの試合を見せられていた私。そんなこともあって私もプチラグビーファンなわけですが、いやぁ、今回のワールドカップは本当に魂が震えましたね。VSアイルランド戦で日本が勝ったという第一報を聞いた時は、ガチで都内某所の路上で1人感動に震えていました(用事があってこの日は外出してたため)。
本の内容は、カラーグラビアが中心。日本代表の各メンバーの写真はもちろん、各試合における日本代表の活躍の画像も、これでもかというほど掲載されています。その一方で、試合における戦術分析などの固い話題は少なめ。熱狂的なファン向けというよりも、今回の大会を機にラグビーに興味を持った人向けに作られた本になっています。
もともとこの本の企画は以前からあったのだろうとは思われますが、発売当時1週間前に終わったばかりのVSスコットランド戦の画像を記事付きで掲載しているのは驚異的。編集部の維持と情熱とこだわりを強く感じましたね(ほめてます)。
そして何より、編集担当が『週刊現代』と週刊誌の部門が担当しているからか、各章におけるキャッチコピーがこれまたグッとくるものに。「もう奇跡とは言わせない(VSスコットランド戦)」、「初のホームで日本快勝(VSロシア戦)」、「世界ランク2位の強豪を撃破 これがジャパンだ(VSアイルランド戦)」、「来た、来た、ついに3連勝(VSサモア戦)」―。もう字面を見ただけで心が躍っちゃいますね。
上述した通り、日本ラグビー史に輝かしい戦績を残した、2019年ラグビーワールドカップ日本代表。今から20数年前、オールブラックス(ニュージーランド)相手に145対17という「ワールドカップ史上最大点差での敗北」を喫したこのチームは、今や世界のトップクラスのチームとも十分渡り合えるレベルにまで成長しました。
でも、日本ラグビーにはまだまだ成長してもらいたいところ。VSスコットランド戦では後半若干押され気味だったのでもう少し攻めにも転じて欲しかったし、VS南アフリカ戦では、負けるにしてもせめて1トライ1ゴールは決めて欲しかったなぁ。“後半でいかに粘るか”ということも、今後大事な要素になってくるといえるでしょう。
ラグビー日本代表の活躍は終わってしまいましたが、数か月後の来年2月からは世界最高峰・スーパーラグビーの開催が待っています。
現時点では最後の参加となる実質的な日本代表チーム:サンウルブズが、どのような活躍をしてくれるのか楽しみですね。来年こそは10位台中盤にランクインしてほしいところだけど…どうなる?
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