お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『仮面ライダーゼロワン』第1話 ちょっとした感想

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新時代ヒーロー、その名は“ゼロワン”!

 

 

 

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何もわかってないくせに…、人の夢を笑うんじゃねぇよ!いよいよ始まりました、令和初の平成仮面ライダーシリーズ:『仮面ライダーゼロワン』。その第1話となる今回は、世界観の説明や或人がゼロワンに変身する過程をしっかりと描きつつ、ゲストキャラクターである腹筋崩壊太郎のキャラもしっかりと立たせていたのが印象的でした。

 

ネット上では、ロスを引き起こすくらいにインパクトを与えた、腹筋崩壊太郎のキャラクター性。確かに、「単発キャラで終わらせるにはもったいないくらい興味深いキャラだな」と感じましたが、同時に「ロスまで引き起こすほどのキャラか?」とも感じました。全部好意的かつあれが制作側の意図したものだとして汲み取るなら、その気持ちもわかるけど、どうなんだろう?

 

 

ヒューマギアを開発して社会に浸透させ、一代で飛電インテリジェンスを大企業に成長させた初代社長:飛電是之介が死去。その遺言状を読み上げるということで、彼の孫である売れない芸人:或人もまた飛電インテリジェンスに呼び出されます。血縁だからという理由で読み上げさせられる或人。そこに書かれていたのは、驚愕の事実でした。冒頭の或人および腹筋崩壊太郎初登場シーンで興味深いのは、この短い時間の間に「或人が何をやっているか」・「腹筋崩壊太郎はどんなキャラで、それを通じて社会においてヒューマギアがどのくらい浸透しているのか」・「ヒューマギアによって打ち砕かれる或人の夢」と、3つのことを描かききっている点。なかなかいい滑り出しになっていると感じました。夢であるはずのお笑い芸人の道を追われ、その後イズによりわけもわからず飛電インテリジェンスに連れてこられる或人。そこで彼は、是之介の遺言状を読むことになりますが、その内容は衝撃的なものでした。遺言状に書かれていたのは、ヒューマギアの欠点、そしてそれへの対抗策=ゼロワンドライバーを持つ者の条件と、或人を2代目社長に指名するということ。これって、是之介が生前ヒューマギアの欠陥(?)について知っており、それでもなお世間に流通させていたってことですよね。滅亡迅雷.netの連中も知っているような大事件も引き起こしているはずなのに、なぜ是之介はこのような形で伏せ続けていたのか?気になりますね。

 

是之介から2代目社長に指名されたものの、お笑い芸人の道をあきらめられず、その権利を放棄しようとする或人。父との思い出を思い出しながら彼は遊園地に戻りますが、もうそこに彼の居場所はありませんでした。同じ頃、腹筋崩壊太郎に目をつけていた滅亡迅雷.netは、彼を暴走させて遊園地を混乱に陥れることに成功。ベローサマギアとなった腹筋崩壊太郎は、遊園地のオーナー:根津をも襲おうとします。短いシーンながら挿入された、或人と父:其雄の思い出。其雄がヒューマギアであること、そして彼の死などいろいろな謎があのシーンにありましたが、これは後々明かされていくのでしょう。そんな父とのことを思い出しつつ、遊園地で失意にくれる或人が目撃したのが、腹筋崩壊太郎の暴走。彼は滅亡迅雷.netの手によりAIを書き換えられ、ベローサマギアとなってしまうのでした。AIとしての自我に目覚めそうになった時に敵に襲われるという、腹筋崩壊太郎の悲劇。これは確かに悲哀を誘います。

 

現場にイズも駆けつけるも、まずは生身でベローサマギアに立ち向かう或人。しかし当然かなうはずもなく、弾き飛ばされます。ベローサマギアの発言に怒り、夢や笑顔を守りたいと思い立った時、或人はゼロワンドライバーを手にして変身。仮面ライダーゼロワンとなり、暴走した他のヒューマギアにA.I.M.S.たちが苦戦する一方で、その圧倒的身体能力でベローサマギアを打ち破るのでした。「人々を笑わせることはできなかったけど、その笑顔を守るために変身する」というのはなかなか面白い構図。そういえば、『クウガ』の雄介がマイティフォームに初変身した時も、「誰かの涙は見たくな」く、人々の笑顔を守るために変身したんだっけなぁ。そんな或人は、チュートリアルモードを経て、ゼロワンへと変身。その驚異的な身体能力にビビりながらも、暴走させられた他のヒューマギアをテンポよく撃破。ベローサマギアも、必殺技ライジングインパクトで撃破するのでした。ライジングインパクトを決める直前の、CG合成を多用したゼロワンのアクションがこれまたGood。特に、バスの中を通り抜ける際、わざと停車ボタンを押してるのが面白いですね。あの行動自体には意味ないけど、ああいう“遊び心”が重要なんですよね。

 

 

 

ヒューマギアに固執する、A.I.M.S.の諫。彼がそこまでヒューマギアを倒そうとする理由は何か。彼と或人は、わかりあうことができるのか?変身!仮面ライダーバルカン!!

 

次回は本作の2号ライダーである仮面ライダーバルカンが初登場。諫がヒューマギアを憎む理由も明かされそうです。まあ、この手のキャラは、中盤になって改心するパターンが多いけど、諫はどうなるかな?

 

…というワケで、記事は「『騎士竜戦隊リュウソウジャー』第24話 ちょっとした感想」に続きます。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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