お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『バブルガムクライシス』 ちょっとした感想

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今回は、OVA作品『バブルガムクライシス』の感想記事です。

 

1980年代後半から90年代前半にかけて発売された、AICを代表するOVA作品シリーズの1つ。ひょんなことからこの作品の存在を知り、レンタルして一気見しました。

 

 

 

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バブルガムクライシス』は、全8作。全体的なストーリーとしては未完の形で終わってしまっていますが、個々のストーリーはおおむね1~2話で1つのお話という形でまとまっているので、そこまで尻切れトンボという印象は受けませんでした。

 

全体のストーリーは、近未来の東京:通称「メガ東京」において、世間を牛耳る大企業:ゲノム社やその関係者たちが引き起こす悪事等に、必殺仕事人のような立ち位置の「ナイトセイバーズ」の4人が立ち向かうというもの。ストーリー自体はシンプルで、それほど難しいものではありません。

 

そして、個々のストーリーの構成は、第1~3話、第4話・第5~6話、第7話(実質的な第3話の続編)、第8話という形。お話もバラエティに富んでいて面白いのですが、第4話と第5話が少し異質な感じがします。第4話はゲノム社がほとんど出てこないし、第5話は作画監督大張正己さんだからか、異常なほどロボアニメよりな作風(ほめてます)になっちゃってるから…。

 

個人的に好きなのは、第5~6話のラルゴ(敵キャラ)登場編。ラルゴの仕掛けてくる作戦がなかなか巧妙であると同時に、プリスたちナイトセイバーズ側の死闘も描かれており、ストーリー面もアクション面も充実した一編になっていましたからね。

 

そして、この作品の魅力は、プリスをはじめとするメインキャラと、ナイトセイバーズやそのメカニックの描写。

前者については、どのお話でも各キャラ生き生きと描かれており、しかも個々のメイン回が用意されている充実っぷり。特定のキャラが立ちすぎて他のキャラが埋没してしまう…ということはほとんどありませんでした。

後者については、ナイトセイバーズがまとう強化服:ハードスーツでの戦闘が注目ポイント。画面を縦横無尽に駆け巡り、時にはバイクなどを利用して大柄なブーマ(ゲノム車開発のメカノイド)に立ち向かっていくさまは、非常にカッコよかったです。

 

 

 

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本編自体は未完で終わったものの、その後もスピンオフ作品等が出ているという『バブルガムクライシス』。機会があれば、この他の作品も視聴してみたいですね。

 

それにしても、よく考えてみるとこの『バブルガムクライシス』というタイトルもなかなか不思議なネーミングだよなぁ。制作側は、どういう意味を込めてこのタイトルをつけたんだろう…?

 

 

 

 

 

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