ライダーの記憶はなくなっても、マヨラーなのは変わらない
あんたに必要なのは、魔法を使う力じゃない！想いを伝える勇気だろ！？ウィザード編後編にあたる今回の『仮面ライダージオウ』では、仮面ライダービースト／仁藤攻介が顔出しで登場。登場時間は少なかったものの、ちゃんとレジェンドライダーらしい風格を感じられてよかったです
ツクヨミがアナザーウィザードの魔法にかかって眠ってしまったことにより、さらにすれ違いが起きてしまうソウゴとゲイツ。彼らはまたも別々に行動することになり、ソウゴが病院で聞き取りをしている間、ゲイツはライドウォッチを持つ青年：仁藤攻介を発見します。その後、クジゴジ堂に戻った2人は、レジェンドライダーの記憶喪失の謎について、ウォズから聞き出すのでした。序盤のシーンで仁藤が登場。『ウィザード』当時と同じくキャンプをしながら生活しており、マヨネーズ大好きなその性格は変わらず。気前のいい感じも当時のままでしたが、ライドウォッチに関しては「自分の記憶が戻るまで渡せない」として、ゲイツに渡すのを拒みます。焼きするめにマヨネーズをぶっかけ、ゲイツにあげようとするも拒否される仁藤。当時に比べればぶっかける量が減ったようにも感じますが、この行動から当時の彼を思い出せてよかったですね。というか、神社の境内で勝手にキャンプしてて大丈夫なのか？その後、クジゴジ堂に戻ったソウゴとゲイツは、ウォズから「レジェンドライダーがライドウォッチを受け取った時の記憶がない理由」について問うことに。その答えは、アナザーライダーにより歴史が帰られてしまっているため、アナザーライダーを倒さない限りその記憶が復活しないからでした。今回から、よりいいようにソウゴに使われる感じになってしまったウォズ。彼もより苦労にすることになりそうだなぁ…
ウォズの言葉をヒントにしたソウゴは、ゲイツの協力を得てひと芝居打つことに。アナザーウィザードをジオウが相手にしている間、ゲイツは仁藤のもとへ向かいます。そして、ジオウが一度アナザーウィザードを倒した瞬間、仁藤の記憶が復活。少しの戦いを経て、ゲイツはウィザードライドウォッチとビーストライドウォッチを入手するのでした。アナザーウィザードがまた病院を襲ってくると踏んだソウゴは、病院のベッドの中に隠れ、アナザーウィザードが出現した瞬間にジオウへと変身。仁藤の記憶を取り戻すため、まず一度アナザーウィザードを倒します。その時記憶が復活して仁藤は、突然ビーストに変身してゲイツとバトル。しかしそれをすぐ中止して、2つのライドウォッチをゲイツに渡します。実に数年ぶりの、仁藤の変身ポーズ。ビーストが久々に登場したのは嬉しいですが、ビーストの力が既にライドウォッチ化していたのにもかかわらず、変身できたのはなんでだろう？ビーストキマイラがまだ仁藤の中にいるからかな？
ウィザードライドウォッチを入手したゲイツは、タイムマジーンで2012年のクリスマスへ向かい、誕生したてのアナザーウィザードとバトル。また同じ頃、現代ではジオウがアナザーウィザードと戦い続けていました。ウォズの言葉にも抵抗し、早瀬の心を救おうとしながら戦い続けたジオウは、アナザーウィザードを再び撃破。時同じくしてゲイツも2012年の世界でアナザーウィザードを倒すのでした。ゲイツウィザードアーマーが初登場。ウィザードの特徴であるマントとウィザードリングを取り入れたデザインは、アリだなと思わせるものでした。しかし、ウィザードアーマーの活躍は意外にあっさり終わり、それよりも時間が割かれていたのがジオウの戦闘。彼は2012年に行くことを拒み、現代の早瀬の心を救おうとします。若干なよなよした印象を受けるソウゴですが、今回は結構ヒーローらしさを発揮。アナザーウィザードを倒す直前の彼の言葉は、グッときましたね～。そして最後は、時間を超えて早瀬どうしをつなぐジオウ。早瀬の未来は、変わったのかな―？
自らを王と自称し、城郭に君臨するのはあの檀黎斗！アナザーオーズも現れて混乱が続く中、ジオウとゲイツが戦うことになってしまう！？
次回はゲンム&オーズ編の前編。『オーズ』から映司と比奈ちゃんが参戦するのなら、逆にゲンム編と混ぜないでほしかったなぁ…。
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