お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『新幹線変形ロボ シンカリオン THE ANIMATION』第35話 ちょっとした感想


【悲報】ホビートレインは出てきても、四国は登場せず






ハヤト、高知よ…。高知になるのよ!!今回の『新幹線変形ロボシンカリオン THE ANIMATION』は、シンカリオントリニティー登場回の後編。トリニティーの戦闘描写ももちろんきちんと描かれていましたが、それよりもタカトラとギン&ジョウの和解への過程が、お話の中心になっているように感じました


レイと800つばめ、さらにはE5+800が登場。そして、イザが本編で初めてその顔を見せハヤトに接触してくるなど、物語の展開もシンカリオンの活躍も盛りだくさん。しかし、ハヤトたちの四国上陸はかなわなかったか…





前回の戦闘後、故郷鹿児島へ戻ってしまったタカトラ。一方のギンとジョウは、京都支部に滞在し続けていましたが、彼らもまた故郷に帰ることを検討していました。バラバラになってしまった3人の心。シャショットもホクトに対し運転士の交代を提案しますが、それができないある事情がありました。前回出番が少なかった分、今回はギンとジョウの出番が多め。冒頭のシーンで、彼らの素性や性格がわかるようになっています。ギンとジョウの家は、山口県の瀬戸内側に住む漁師の家。シンカリオンの適合者となった彼らは、「京都なら天然モノの魚が食べられるかもしれない」という理由で運転士を志願し、京都支部にやって来ていました。「運転士になる理由、軽っ!」と思いましたが、彼らの漁、そして魚に対する情熱は本物。でも、食堂の焼き魚にまで天然モノを求めるのは、ちょっとムチャじゃないかな?そんなギンとジョウと話していて、タカトラとの考え方の違いを感じるハヤト。シャショットも運転士の交代をホクトに提案しますが、シンカリオントリニティーの合体機構の都合上、それは困難なことでした。シンカリオン700シリーズ最大の特徴:トリニティー合体。それを成功させるには、シンカリオンの適合者であり、かつ運転士3人の適合率が完全に一致していなければならないというかなり厳しい条件がありました。シンカリオンのパワーアップだけでなく、運転士1人あたりの負担を軽減できるというトリニティー合体。通常のリンク合体とは目的としていることが違うため、より合体条件がシビアになっているんでしょうね。ただいくらなんでも、「適合率が3人とも一致しなければならない」は、キツすぎないか…!?


エージェントたちの電波の発信源を特定することに成功した、超進化研究所。出水指令長からの連絡を受けたハヤトは、ギン&ジョウとともに桜島へ向かうことになります。レイと鹿児島中央駅で合流したハヤトたちでしたが、そんな時に桜島に巨大怪物体が出現。それへの対処をレイたちに任せたハヤトは、タカトラを説得すべく彼が修行している料亭へと向かうのでした。エージェントたちの電波の発信源は、鹿児島県・桜島。実際にそこはエージェントたちの本拠地だったようで、ビャッコたちは超進化研究所の注意をそらすべく、その火口付近に巨大怪物体を大量出現させます。彼らの本拠地は桜島だったのかぁ。800つばめの登場回後編でも登場した桜島ですが、そんな秘密があったとは驚かされました。そして、この大量発生した巨大怪物体に立ち向かうのが、レイの乗る800つばめ。ギンとジョウもサブで活躍していましたが、やはりここでは、飛行能力と抜群の機動性を持つ800つばめの戦いが目立つ形になりました。ブラックシンカリオンバーサーカーモードとの戦い以来の登場となったレイ。今回のように、空間を広く使って戦うスタイルこそ、800つばめって感じだよなぁ!


タカトラと再会したハヤトは、彼の思いを聞きつつも、シンカリオンの運転士に戻るよう説得。800つばめたちが危機的状況にあることも知り、タカトラは運転士として復帰します。ところが、戦闘中でもギンとジョウ、そしてタカトラはいがみ合ってばかり。そんな彼らに対し、とうとうハヤトはブチギレます。タカトラの説得のため、ハヤトが出した例が、四国・高知を走るキハ32形ホビートレイン。鹿児島に向かう際、サクラから「薩長同盟」だの「高知になれ」だの言われていたためムリヤリ話題に出した彼でしたが、案の定タカトラには全く話が通じないのでした今までハヤトは数多くのことを鉄道に例えて力強く訴えてきましたが、さすがにこのシーンでの彼の言っていることは、ちょっとわかりにくかったなぁ。しかし、それをカバーするくらいに強い説得力を持っていたのが、この後の巨大怪物体との戦闘で、いがみ合うタカトラたちに言い放ったハヤトのセリフ。伝統にこだわるタカトラと、新しいものにこだわるギンとジョウに対し、ハヤトは「最新のものは伝統の上にしか生まれないし、伝統は最新のものがあるから色あせない」のであり、だからこそ「どっちも大事」だと説きます。今ではすっかり浸透した新幹線という概念、そしてそのシステム。しかしそれすらも誕生当時は「新しいもの」であり、それをベースにどんどん進化していったからこそ、その過去のものが「伝統」となっています。いやぁ、ここでのハヤトの説得シーンは非常に良かったなぁ。今までの彼のセリフの中でも、トップクラスに説得力があったと感じますね


3人に頼れないと感じ、E5+800となって、レイとともに立ち向かっていくハヤト。しかしタカトラたちも団結を取り戻し、ついにシンカリオントリニティーへのトリニティー合体を成功させます。最後はトリニティーストライクで巨大怪物体をすべて吹き飛ばしたシンカリオントリニティー。これで戦いは終わったと安堵したハヤトですが、そんな彼に通信してくる者がいて…?とうとう実現、シンカリオントリニティー各々が指揮・攻撃・防御を担当することで1人当たりの戦闘の負担を軽減し、また通常のシンカリオン以上のパワーを見せてくれていました。本編時間等の都合で活躍時間は決して長いとは言えませんでしたが、今回だけでもその魅力は十分感じられるようになっていたと思いますね。そうしたシンカリオントリニティーの活躍により、勝利したハヤトたち。戦いを終えてやれやれと思っていた時、なんとあのイザからハヤトに通信が入ります。意味深な言葉を残して消えていったイザ。このシーンで、イザが顔出しして登場。OPでは以前から出ていましたが、本編で顔出ししたのは今回が初ですね





敵の本拠地は桜島。あそこを調べれば、エージェントたちの正体がわかるはず。解析を進める超進化研究所の前に立ちはだかる者とは!?


次回も引き続きギンとジョウが登場。超進化研究所がエージェントたちの秘密に迫るみたいだけど、どこまで情報が明かされるんだろう?












 
 
 
 
 
 
 
 
それではまた次回、お会いしましょう!
 
 
 
 
 
 
 
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