お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『ウルトラマンR/B(ルーブ)』第6話 ちょっとした感想


最初はグー、じゃんけんハッピー!






TPOをわきまえろ!空気読め!今回の『ウルトラマンルーブ』は、カツミとイサミのライバルであり、子供の頃見守ってくれていた女性:小牧カオルことコマ姐が登場。全体的にコメディタッチなお話でしたが、戦闘面などキメるところはしっかりとキメてくれていました


今回のコマ姐のキャラは強烈。物語後半に登場してもおかしくないくらいのインパクトを残してくれました。前回のユウハといい、『ルーブ』のゲストキャラクターは印象に残るキャラが多いなぁ





・ストーリー面

コマ姐を中心に展開された今回のお話。4年に一度やっている勝負が「あっち向いてほい」で、打倒コマ姐に燃えるカツミとイサミが面白かったですね。戦闘時は少し重い空気にはなったものの、全体的には『ルーブ』らしい明るく笑えるお話になっていましたね。


カツミとイサミにとって、今日はとても大事な日。そんな時に怪獣メカゴモラが現れます。焦って戦った2人でしたが、都合がいいことに怪獣はすぐに消失。そして、急いでクワトロMに戻った2人を待っていたのは…。冒頭からいきなり戦闘が始まるという、第1話に似た展開から今回はスタート。メカゴモラが出現したのは、どうやらマコトがロッソとブルをテストするためのようですが、そうとも知らない2人は粗すぎる戦いをすることに。ダーリンからロッソは「野球バカ」でブルは「お子ちゃま」と評されたうえに、マコトからは「雑っ!」と言われてしまいます。いくらコマ姐が来るまで時間がなかったからって、敵側からダメ出しされちゃうってどうなのよ…。この戦い方に興ざめしたマコトは、メカゴモラに撤退を指示。怪獣が消えたため、カツミとイサミは変身解除してクワトロMへ。そこに待っていたのは怪しげな占い師、もといコマ姐でした。コマ姐の占いを信じて、金色のあみだくじがプリントされたTシャツで接客しようとするウシオとアサヒ。アサヒがこういうのに対してノるの珍しいような気がしますが、それよりも見逃せないのがこの直後の彼女の表情ですね。コマ姐が「4人…いや5人家族」というセリフを発した直後、アサヒは一瞬だけ鋭い目つきになります。もしかして、彼女は自分が何かしらの秘密を抱えていることを自覚しているのでしょうか。


コマ姐との4年に一度の勝負に挑むカツミとイサミ。4年前の戦いを踏まえ、それぞれ自分なりに分析を重ねてきた2人でしたが、結局コマ姐に勝つことはできませんでした。戦いが終わった後、コマ姐は2人とともに過去のことを回想し始めます。前回の次回予告からずーっと言っていた「コマ姐との勝負」とは、“あっち向いてほい”のこと。小学校の頃、カツミとイサミは100回連続で戦ってもコマ姐には勝てず、さらにその後4年に1度の勝負をするようになってからも、まだ1勝もできていませんでした。そして、今回の戦いでもカツミとイサミは結局1勝もできず。登場人物全員が“あっち向いてほい”に本気になって取り組んでおり、コメディタッチでありながらどこかほほえましく観れる展開になっていましたね。勝負を終えたコマ姐は、カツミたちとともにいつもの激辛ケバブを食べて一服。カツミたちが小学生の頃のことを思い出します。ここで彼らは過去のことを思い出しますが、その回想映像は少し前後して“あっち向いてほい”の勝負の前に挿入されていました。かつて、綾香市の警察官だったコマ姐。彼女は地元の小学生から、しつこく注意してくるということで恐れられており、特にカツミとイサミが目をつけられていました。そこで当時の彼らが思いついたのが、コマ姐との“あっち向いてほい”での勝負。コマ姐から注意を受けない権利を賭けて戦った2人でしたが、結果は完敗。その後コマ姐は警察官をやめ、綾香市を去ったのでした。カツミとイサミの回想シーンもまたほほえましい内容なのですが、そのあと披露されるコマ姐の華麗な経歴がインパクト絶大。マジメな警察官だったはずなのに、どうしてこうなったんだ!?


コマ姐がカツミたちと深い関係があることを知ったマコトは、彼女をメカゴモラの中に拘束するという卑怯な手段を使用。再度の怪獣出現にすぐ変身するカツミとイサミでしたが、中にコマ姐が居ることを知り戦いにくくなってしまいます。しかし、ガスタンクに爆発の危機が迫ったとき、2人はそれぞれのタイミングで戦うことを決意。メカゴモラはブルフレイムの攻撃で倒され、中のコマ姐はロッソウインドの力で守られたのでした。今回のマコトは、ロッソとブルがどう戦うか、そして自分の理想的な戦い方に近づくかということを試している様子。特に後半の戦いではやたらシチュエーションにこだわっていましたから、愉快犯的な一面もあるように感じました。どうやら彼は、ルーブクリスタルの収集以外にも、「自分の理想のウルトラマンの実現」ということも自身の目的としているようですね。そんな彼が出現させたメカゴモラと、再び対峙することになったロッソとブル。コマ姐が中で拘束されていることに戸惑いながらも、意を決した2人はメカゴモラを倒し、またコマ姐を救出することに成功するのでした。この戦闘はロッソウインドのデビュー戦となりますが、それよりもカツミとイサミの戦う決意に至る過程に注目させられました。特にイサミの意を決するところが、とてもよかったなぁ。その後、救出されたコマ姐はしばらくの間入院生活。しかし彼女の性格は変わらないようで…





・特撮面

上述の通り、ロッソウインドのデビュー戦となった今回の戦闘。ロッソウインド自身はあまり活躍せず、サポートに徹していたような印象を受けましたね。田口監督とはまた違った、市野監督の“風の力”の演出も興味深いものでした



今回登場のメカゴモラは、次回予告動画で市野監督が言及していたように、ロボット怪獣だからこそできる「撃ったらいつまでも出続ける光線」がその特徴の1つ。ビームによって薙ぎ払われる様子を、実際の火薬を使って表現していました。ミニチュアが吹っ飛ぶような描写がないので、周囲に火薬のみを仕込んで順々に点火する形で撮影しているのでしょうね。見た目もハデでインパクト大。やっぱり、実際の火薬による爆破はいいな~



ガスタンクに迫るメカゴモラの脅威。これに対しロッソは考えがあるとしてウインドにチェンジし、風の力を使ってメカゴモラを遠くへ押し返します。ロッソの作戦は成功かに思われましたが、メカゴモラは自分の両腕を使って再度ロッソたちに接近してきます。ロッソは風の力を光弾のようにして連続発射し、メカゴモラを押し返す戦法を披露。市野監督は田口監督とはまた違った“風の力”の表現をしたとのことでしたが、なるほど確かに前回のブルはこういって攻撃をしてなかったなぁ。それにしても、風の光弾って、『仮面ライダーW』のサイクロントリガーを思い出しちゃうぞ



ブルのルーブスラッガーによって、メカゴモラは爆発四散。コマ姐もろとも怪獣を倒してしまったと膝から崩れ落ちるブルでしたが、コマ姐はロッソウインドの力によって保護されており、無事でした。風の力を応用して人を保護するとは斬新な発想。「強烈な風により攻撃寄せ付けない」って確かに考え方としてはアリだけど、いやこれは思いつかなかったなぁ。今回のロッソウインドの戦い方は、ウルトラマンティガクリスタル=風の力の汎用性の高さを示してくれたように感じましたね。






イサミがまさかの変身不能!原因はルーブジャイロの故障か?それとも、カツミに原因があるのか…?


次回は、今回の展開を少し踏まえたイサミの成長回か。そして明かされる、グルジオボーンの秘密とは!?
















 
 
 
 
 
 
 
 
それではまた次回、お会いしましょう!
 
 
 
 
 
 
 
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