お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『ウルトラマンR/B(ルーブ)』第9話 ちょっとした感想


ヒーローは誰だ!?






だから俺たちは今、その“ウルトラマンの名のもとに”、お前を倒す!今回の『ウルトラマンルーブ』は、オーブダークとの戦いの後編。前回コテンパンにやられたカツミとイサミが、特訓と固い決意により逆境を乗り越え、オーブダークとのリベンジマッチに勝利したのが強く印象に残りました


ウルトラマンビクトリーのルーブクリスタルと、それによって変身する新形態:グランドも今回初登場。土と重力の力を使ってドハデにオーブダークを圧倒していたのは、インパクト十分でしたね。勝利の名を持つウルトラマンのアイテムが、勝利の鍵になるとはなぁ





・ストーリー面

カツミとイサミの特訓、そして奮起が中心に描かれていた今回のお話。アツいお話が展開される一方で、マコトが自分の人気取りのためにすべての事件をでっちあげていたことが描かれるのも大変興味深かったですね。ロッソ&ブルVSオーブダークの構図は、「人々を守る手段としてウルトラマンになることを選んだ男」と、「ウルトラマンになることが目的だった男」の対決になっていたのも面白かったなぁ。


オーブダークに完敗し、打ちひしがれるカツミとイサミ。世間の注目がじょじょにオーブダークへと移る中、打倒オーブダークを目指し、彼らは特訓を開始します。そしてある日のその特訓の帰り道、彼らは少女にオーブダークのソフビ人形を渡すマコトの姿を目撃するのでした。ロッソとブルを倒したことで、ご満悦なマコト。ダーリンからスピード・スタイル・パワーが完璧だといわれ、「新たなウルトラ伝説が幕を開ける!」とまで豪語して見せます。このシーンでは、スピード・スタイル・パワーの頭文字を取って「SSP」とし、「オーブにふさわしいフレーズだ」とマコトが発現するシーンが存在。どうやらマコトは、オーブがナオミたちと出会ってからの戦いについても知っているようです。それなら、なおさら“ヒーローの葛藤”について理解があってもいいはずなんだけどなぁ…。同じ頃、オーブダークに完敗し、悔しいながらも彼の指摘も一理あると感じていたカツミとイサミは、特訓を開始。日々特訓を重ねる中、世間ではなぜかオーブダークの人助けのニュースが流れ始めるようになっていました。兄弟というアドバンテージを最大限生かすために、激しい特訓を始めた2人。タイヤを引っ張ったりルーブスラッガーの使い方の練習をしたりなど、なかなか本格的です。そのプログラムの中で、カツミはオーブダークに対する投球練習も披露。ああ、野球要素は外せないのね…


特訓を重ね、毎日のように泥だらけになって帰ってくるカツミとイサミ。そのことをアサヒから不審がられてしまった2人は、彼女の希望を汲み、特訓に連れ出します。カツミたちが特訓している最中、アサヒは謎の声のようなもの聞き、導かれるように山奥へ。途中滑落してカツミたちに助けられますが、彼女が滑落した先にあった洞窟の中には、なんとウルトラマンビクトリーのルーブクリスタルが眠っていました。アサヒに指摘されてしまったので、彼女を特訓に連れ出したカツミとイサミ。「ホワイトベアーズでの試合の特訓」って言い訳してたけど、オーブダークを模した段ボール人形への投球練習とか見せちゃってたし、これ2人の正体バレてもおかしくないんじゃないか?そんな2人が言っていたように、やはり特訓を見ているだけじゃつまらなかったアサヒ。その中で、彼女は何かに呼ばれたような気がして山奥へ。途中滑落しますが、彼女が行こうとしていたその場所には洞窟があり、そこにはウルトラマンビクトリーのルーブクリスタルがありました。今までも不自然な点や不思議な点がいくつかあったアサヒの、新たなる不可解な行動。今回の彼女は「何かに呼ばれた気がした」と表現していましたから、もしかすると彼女は、自分自身に隠されているかもしれない秘密に気づいていないということでしょうか。いや、それともわざと装っているのか…?とにかく、このアサヒの行動でビクトリーのルーブクリスタルを入手したカツミたち。なんか石に包まれて保護されてたけど、横の壁蹴り飛ばすだけで崩れるのかよ!


特訓から帰ってきたカツミたちは、偶然視聴したニュース番組で、オーブダーク活躍の真実を知ることに。これに対し激しく憤慨した2人は、ロッソとブルに変身し、自らマコトへリベンジマッチを挑みます。最初はオーブダークの方が優勢だった勝負ですが、ロッソとブルの連係プレーと、新たなるグランドの力の前にオーブダークは敗北。カツミはマコトからオーブリングNEOを奪い、これで事件は解決したかに見えましたが…。マコトは様々な手段で綾香市の人々を取り込み、事件などをでっちあげて自分がそれを解決するというパフォーマンスを繰り返していた…というオチ。マコトのヒーローになりたいという願望が、ここまで歪みきったものだったとはなぁ。彼はウルトラマンになりたかったというよりも、ヒーローになれればその姿や手段は何でもよくて、何かのきっかけでウルトラマンの存在を知った結果、それを目指すようになったに過ぎないんでしょうね。そんな歪んだヒーローもどきに、我らがロッソとブルが負けるはずはない!最初は劣勢だったものの、徐々に巻き返し最後は逆転勝利をつかみ取りました。オーブリングNEOも奪い、これでしばらくは落ち着くかに見られたマコト。しかし、彼の手に握られていたのは…ホロボロスのルーブクリスタル!?





・特撮面

お話の展開の都合上、今回は後半に戦闘シーン、そして特撮パートが集中。ルーブスラッガーとオーブダークカリバーの剣戟や、ロッソグランドのCGを活用した重力波攻撃など、見どころたくさんでしたね



オーブダークとの戦闘開始!オーブダークカリバーとルーブスラッガーのチャンバラが展開される中、2つがぶつかり激しい火花を散らす!前回の次回予告の時点で、今回の特撮の見どころだといわれていたチャンバラがここで披露。刃渡りの長さが全然違う2つの武器でどうやってチャンバラを演出するのか気になっていましたが、こうした演出をしてくるとはなぁ



オーブダークカリバーの攻撃を回避したブルは、すぐさまスラッシュを発射。それはオーブダークに跳ね返されますが、ロッソが受け止めたことでさらにパワーアップし、それをまともに食らったオーブダークはひるみます。カツミが冒頭で言っていた、2人であるというアドバンテージを最大限に生かした連係プレー。前々回頃もそうでしたが、ルーブスラッガーは刃渡りが短いため、斬撃を使った攻撃を多用してくるのが特徴的ですね





オーブダークが空に舞い上がったのを見計らって、ロッソはグランドへと変身。彼は地面から土を巻き上げてオーブダークの周りを固め、丸ごと重力を操って下にたたきつけることに成功。さらに追い打ちをかけるようにブルウインドの技が決まり、オーブダークに勝利するのでした。今回最大の見どころ、それはロッソグランドの技の特撮!実際に地面を爆発させて土を巻き上げた後、CGで描いた土を合成してそのままオーブダークへ。さらにロッソグランドは重力を操る能力により、オーブダークを地上に落として行動を封じます。辻本監督が苦労したという土の表現ですが、その甲斐あってロッソグランドの技のシーンはダイナミックでドハデ。いいぞぉ、ロッソグランド!!






久しぶりにキャンプに行くことになった湊一家。しかし、やっぱりそこにも怪獣が現れる。ゴメスに挑むロッソとブルの裏で、何かが、何かが忍び寄る…?


次回はブルがグランドの力を使用。ホロボロスも登場するみたいだけど、もしかしてホロボロスって結構長い間登場するのか?



















 
 
 
 
 
 
 
 
それではまた次回、お会いしましょう!
 
 
 
 
 
 
 
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