『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』第13話　ちょっとした感想

？？？「俺の知る限り、デートの気配はゼロだ」

番組は変わって、『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』です

来たぞ、ダブルヒロイン回！GW最終日の放送となった今回は、遊園地で偶然であったつかさと初美花が共闘する、荒川脚本が好きそうなヒロイン活躍回になりました。販促面でもぬかりはなく、ルパンカイザーが2度も変形を披露してくれるなど、巨大ロボ戦にも力が入れられてましたね

立て続けに休日出勤が続いたため、代休を取ることになったつかさ。彼女はその休暇を利用して遊園地に赴きますが、そこでバッタリ初美花と遭遇します。最初は別々に行動しようとしていた2人でしたが、あいにくペアチケットしか残っていないということで、ともに行動にすることになり―。つかさはかなり早い段階から「かわいいもの好き」という設定が明かされていましたが、今回もそんな彼女の設定が生かされることに。ぬいぐるみがもらえる遊園地のスタンプラリーに1人で参加しようだなんて、女性としてはなかなか勇気ある行動ではないでしょうか。しかし、そんなつかさの考えは偶然初美花と会ったことでもろくも崩壊。やむを得ずペアチケットを購入し、一緒にアトラクションを回ります。遊園地の受付の女性は、双子の女優さん。キャストクレジットを観た時点で「双子だから何かあるのかな？」と思いましたが、出番はこのチケットを売るシーンのみでした。えーっ、これだけのためにわざわざ双子を起用したのか…。アトラクションを楽しむシーンでは、体力勝負面のそれではつかさがかなりの頑張りを披露。まあ、やっぱり国際警察だからね

スタンプラリーの1つであるお化け屋敷にやってきたつかさたち。ところがここで偶然ギャングラー：ナイーヨと遭遇し戦闘になります。誤ってナイーヨの攻撃を食らい、鎖で手を拘束されてしまう2人。一時は一緒に行動することになる2人でしたが、お互いが立てた作戦により拘束を脱します。実はお化け屋敷が苦手という意外な一面を見せたつかさ。そんな彼女を見て友人のことを思い出した初美花は、つかさを抱きしめて安心させようとします。前回の次回予告でも使用されていたシーンはここ。いろいろな憶測が飛んでいましたが、決して変な意味のシーンではありませんでしたね。ナイーヨの攻撃を受けて鎖でつながれてしまう2人でしたが、つかさが機転を利かせて作戦を立て、それを実行して脱出。反撃を開始します。戦闘中にいさかいを起こしたものの、つかさは変身解除後素早く考えを切り替えて、初美花(もちろんつかさは正体を知らない)に脱出方法を提案。どんな状況下でも冷静に対応することこそ、彼女の魅力の1つといえるでしょう

反撃を開始したパトレン3号とルパンイエローは、連携攻撃を披露。さらにルパンコレクションを奪った後、残りのメンバーも合流しルパンレッドがフィニッシュ。巨大ロボ戦ではつかさの介抱をしていたパトレンジャーに代わってルパンレンジャーが担当し、最後はシザーブレードダイヤルファイターでとどめを刺しました。パトレン3号とルパンイエローの戦闘シーンでは、連携攻撃の他にやられたふり戦法も披露。お互い思うところがあるとはいえ柔軟に対応していたため、この先ルパンレンジャーの正体がバレた際にお互いの仲を取り持とうと行動するのは、この2人かもしれませんね。巨大ロボ戦では、サイクロンダイヤルファイターとシザーブレードダイヤルファイターを両方使い、攻撃と必殺技を繰り出したルパンカイザー。GW期間中の放送ということもあって、かなり販促に力を入れたのでしょうね～。次回また新しいVSビークルが出てくるけど…