お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『新幹線変形ロボ シンカリオンZ THE ANIMATION』第11話 ちょっとした感想

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先輩運転士リュウジ、満を持して登場!

 

 


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本物の運転士たちに会えるなんて、究極最高だぜ!今回の『新幹線変形ロボ シンカリオンZ THE ANIMATION』は、シンカリオンZ N700Sのぞみ、そして安城シマカゼ・ナガラ兄弟の登場回前編。Zコード探しはひとまず置いておいて、初登場となるシマカゼ・ナガラ兄弟のキャラクター紹介と、サブタイトル通り初陣となるN700Sのぞみの活躍が描かれました。

 

今までのお話では簡単に触れられる程度だった前作との関係性が、今回はガッツリストーリーに絡む形に。名古屋支部の臨時指導長代理として、かつてのシンカリオン運転士であるリュウジが、指令長としては引き続き羽島さんが登場。また敵である巨大怪物体サウザンドファングも、前作の後半で登場したソウギョクが放ったものでした。脚本担当も前作のサブを務められていた山下憲一さんだったし、前作と深く関連させつつエンタメ性の高いお話に仕上がっていのがGoodでしたね。

 

なお、前回(第10話)の感想記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

新たなシンカリオン、そしてその運転士に会うため、そしてZコード探しのため、のぞみで名古屋のリニア・鉄道館へと向かったシンたち。入線してきた新幹線がN700Sであったこと、そしてリニア・鉄道館で展示されていた歴代のぞみの系譜に、アブトそしてシンたちは興奮しっぱなしでした。同じ頃、シマカゼ・ナガラ兄弟は、名古屋支部の臨時指導長代理の監督のもと、シンカリオン運転士の最終試験を受験。両名とも無事突破しますが…。Aパート前半は、東海道新幹線東京駅や、リニア・鉄道館を舞台に、鉄道ファンホイホイの要素が次々に炸裂。アブトはN700Sに乗れることに興奮しっぱなしの他、シンもシンカリオン運転士になって新幹線に興味がわいたか、あるいはアブトに感化されたのか、のぞみの歴代車両に関するうんちくを披露。アブトとしのぎを削っていました。東海道新幹線は、関東に赴任してから帰省で必ず使ってるけど、そういや今までN700Sに当たったことはないな…。なお、歴代東海道新幹線の系譜では、500系が飛ばされる形に。これはその車両のみJR東海ではなくJR西日本が開発を主導したからという大人の事情があるのですが…、頭でわかっていても納得し難いなぁ。

 

館内で、シマカゼと偶然出会ったシンたち。直後、今度はナガラと出会い、名古屋支部へと招かれます。そこで彼らは、シマカゼやナガラを監督する臨時指導長代理と初めて会います。その正体は、かつてシンカリオンN700、そしてドクターイエローの運転士であった清洲リュウジでした。その後、館内に残っていたシマカゼと再会できたシンたちでしたが、ナガラが彼に自転車のカギを返すために勝負を要求。しかし、シマカゼの方は全く意に介さず、カギも返してもらおうとせずに退館してしまうのでした。シンたちとシマカゼ・ナガラ兄弟との出会いは、展開の都合で別々の描写として挿入。ナガラとの初対面のシーンで、彼らを監督する立場の臨時指導長代理として、前作からリュウジが再登場してくれました。シマカゼとナガラの真反対な性格&空手へのスタンスや、シマカゼのN700系に対する思いも気になったけど、やっぱりこのリュウジのサプライズ登場には全てを持っていかれましたね。全く告知とか無かったから、本当に嬉しいサプライズだったよ!ちなみにこのシーンでは、リュウジがなぜシンカリオンに乗らないのか、そして新たな運転士を探す理由の解説が挿入。それは、戦いから長く離れ、そして年を重ねたからか、自身の適合率が下がり、かつてのようにシンカリオンに搭乗できなくなってしまったからでした。ということは、ハヤトたちも適合率が下がって、もうシンカリオンに乗れないのかなぁ。ハヤトたちではなくシンたちがシンカリオンに乗らなければならない“理由付け”が必要なのはわかるけど、なんだか悲しいな…。

 

館内で自分たち兄弟の過去をナガラが語る中、巨大怪物体が出現。リュウジによりサウザンドファングと名付けられたそれに対し、シンたちが出撃します。リュウジの作戦のもと攻撃を仕掛ける彼らでしたが、その集団戦法に苦戦。見かねたナガラはリュウジに出撃を直訴し、リュウジも彼の出撃を承認。N700Sのぞみが、初めて実戦投入される形となります。Bパート前半では、シマカゼ・ナガラ兄弟の過去を紹介。仲が悪いわけではないけど、どことなく壁を感じる(シマカゼが一方的にナガラに遠慮している)兄弟仲なのは、先ほどチラッと触れた、両者の空手に対するスタンスの違いに理由がありそうです。正統な空手を重んじるシマカゼから見れば、近代格闘技を取り入れたナガラの空手は、ある意味邪道だもんねぇ。そんな話をしているうちに、新たなる巨大怪物体が金城ふ頭に出現。先行して出撃したE5はやぶさたちは、リュウジの指揮のもと的確な攻撃を繰り出しますが、相手の想像以上のスピードに態勢を崩されます。それを救ったのは、遅れて出現許可の降りた、N700Sのぞみでした。相手のスピードが予想を上回っていたため、結果的に効果はほとんど出ずじまいだったものの、リュウジの戦術は非常に的確。羽島指令長も再登場してバックアップをしていたその関係性から、なんだか前作のホクトと出水指令長の関係と立ち位置を思い出しました。お互い気心が知れた仲というのも(リュウジと羽島指令長はかなり年齢が離れてるけど)、よく似てますよね。

 

N700Sは、サウザンドファングを1対撃破。直後、不意討ちを食らって一時的にピンチに陥りますが、戻ってきたシマカゼのバックアップもあり、破竹の勢いで他の個体も撃破していきます。そして残る1体は、ハナビのE6ネックスにより倒され、シンたちは勝利。兄弟のコンビネーションで倒したことを実感したナガラは、再度シマカゼに運転士になるよう説得しますが、本人は頑として拒否するのでした。そして、今回のサウザンドファング出現の裏には、ある存在がいて…。N700Sは、真っ向勝負のスタイルで次々にサウザンドファングを撃破。しかし一方で、周りが見えておらずスキだらけで、それをシマカゼやシンたちが援護するという構図となっており、ちゃんと彼らの活躍も確保していたのが、いい塩梅でした。そうした戦いの末、ボス級のサウザンドファングは、E6ネックスがネックスVVVFブラスターで撃破!先輩としての風格を見せてくれました。カッコよかったぜ、ハナビ!こうして戦いは終わりますが、ラストでサウザンドファングを操っていた存在が登場。その正体は、前作で散々やられては何だかんだで生き延び続けていた、あのソウギョクでした。まさかまさかのソウギョクまで前作より続投。まーたよからぬことを企んでるみたいだし、いい加減そろそろ決着つけようぜ!

 

 

 

 

 


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シマカゼとナガラ、すれ違う兄弟の心。このままN700Sの運転士は、ナガラが単独で務めることになってしまうのか?そんな時に現れる、新たな巨大怪物体。N700Sは今、単機で新たなる力:デュアル・グランパス・システムを発動する!

 

次回は、N700Sのぞみ登場回の中編。Z合体とは別の、単機でのパワーアップ:デュアル・グランパス・システムが初お披露目となります。なるほど、次回でこれをやって、そして次々回でZ合体をやり、その翌日に満を持してN700SヒダのDXSを発売ってわけか。制作陣の思惑が読めたぜ!

 

さあ、第12話の感想記事は↓コチラだゼーット!

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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