『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』第6話　ちょっとした感想

俺たちが手にした力は、人々を守るための力だ！

番組は変わって、『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』です

前回、ルパンレンジャーにしてやられたという形になってしまったパトレンジャー。今回はその後編であり、圭一郎の復活が楽しめます。現状ドラマパートではパトレンジャー側のほうが圧倒的に時間がとられているので、どうしてもパトレンジャーが好きになっちゃうなぁ

ルパンレッドにルパンコレクションを奪われてしまったことに、激しく怒る圭一郎。ブンドルトとの再戦の際、ルパンレンジャーとの戦いを優先しようとした彼は再び失敗。ブンドルトを取り逃がしてしまいます。つかさからぶたれた圭一郎は、国際警察に初めて配属されたときのことを思い出しますが…。缶コーヒーを握りつぶし、魅利の存在に目もくれない圭一郎。彼が外のベンチに腰かけているときはいつもルパンレンジャーのことを考えている印象がありますが、今回は特に感情的になっていましたね。再びブンドルトの確保に失敗した圭一郎は、つかさからの言葉をキッカケに国際警察初配属の日のことを回想。しかし、その時はまだ自分が言った肝心なことを思い出せずにいました。圭一郎ほどではなくてもマジメな印象があるつかさですが、初配属の時は割と砕けた感じに。職務への情熱よりも、給与や年金などの待遇面ばかり気にしていました。労働者としては当たり前の発想なので理解できますが、食玩カードなどで記載されていた「つかさは年金のために働いている」って設定、マジだったんだ…

もう後がなくなり、全面攻撃に出たブンドルト。再び出動するパトレンジャーでしたが、そこへルパンレンジャーも現れ、パトレン1号は再び突っ走りそうになります。ブンドルトからの攻撃をモロに受けても立ち続けるパトレン1号。その時、彼が思いだしたことは―！ブンドルトに助言し、暴れるように仕向けたゴーシュ。しかし彼女の言っていたようなデストラの怒りは終盤のブンドルト敗北シーンまでは確認できなかったので、彼女が言ったことがその時点でウソかホントかはわかりません。もしかすると、ギャングラーって一枚岩じゃないのか…？ブンドルト、そしてルパンレッドと感情に任せて戦うパトレン1号。ブンドルトの攻撃が直撃し、逃げ遅れた親子を守り抜いたその時、彼はつかさに言った自分の言葉を思い出します。「国際警察の権限を忘れるな。俺たちが手にした力は、人々を守るための力だ！」―、それが配属初日に圭一郎がつかさに対して言った言葉でした。働く目的は何であれ、働くときにおいて自分たちが持つ義務や信念を忘れてはならない…。この姿勢は、どんな仕事をしている時でも大事ですよね

復活したパトレン1号は、グッドストライカーの力でトリガーマシンバイカーを奪い返し、それでブンドルトを撃破。続く巨大ロボ戦では、ダウンしたパトレンジャーの代わりにルパンレンジャーがルパンカイザーで応戦。サイクロンダイヤルファイターで決着をつけました。これ以降のパトレンジャー、ルパンレンジャーの戦闘シーンでは、それぞれの主題歌がBGMとして挿入。合体前の主題歌が劇中初披露となると同時に、バトルのアツさを倍増してくれました。トリガーマシンバイカーの使用シーンでは、パトレン1号が1人でVSチェンジャーに装填して使用。ブンドルトを一撃で倒していましたから、あれ1つだけでパトレンU号なみの威力があるということでしょうね。でも、やっぱり1人で使うには無理があるか…