『新幹線変形ロボシンカリオン THE ANIMATION』第4話ちょっとした感想 - お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの？ver.2.0

風　呂　場　で　歌　お　う　鉄　道　唱　歌

シンカリオンE6こまち、起つ！今回の『新幹線変形ロボシンカリオン THE ANIMATION』は、アキタの乗るシンカリオンE6こまちのデビュー戦となりました

前回登場したアキタのキャラクターが中心に描かれた今回。ハヤトと触れ合う中でじょじょに考え方や心が変化していく彼に注目させられましたね。

超進化研究所にやってきたものの、シンカリオンに乗ることを拒否するアキタ。彼は大宮駅に向かいますが東京のホテルへの行き方がわからず、ハヤトの家に泊まることに。そこで彼は、自分の夢について語りだします。アバン開始1分でシンカリオンに乗ることを拒否するアキタ、そして本編開始1分で自宅にアキタを連れ込むハヤト。あまりにも展開が急ですが、ここまで速いと逆に爽快です。ハヤトの家に誘われ、一泊することになるアキタ。ハヤトが風呂場で鉄道唱歌を歌うことにはドン引きしますが、その夜彼はハヤトに自分の夢を語ります。秋田県の内陸部で生まれ、ビームライフル競技にかけ東京へ行くことを夢見てきたアキタ。彼にとって秋田新幹線は、東京へ向かうための夢の列車だったのでした。ここで興味深いのが、アキタ自身は鉄道好きではありませんが、彼の夢の中に、その玄関口として「新幹線に乗る」という夢あること。シンカリオンの適合者は、何かしらの形で新幹線に夢を持つ人が共通点なのでしょうか

翌日のビームライフル競技の大会に、アキタの活躍を見に来たハヤト。残念ながらアキタは満足のいく結果を出すことができず、失意のうちにアキタに戻ることになりますが…。大会に出場するも、惜しくも2位になってしまったアキタ。彼はまたアキタに戻ってゼロから始めると言い出しますが、ハヤトはゼロからではないと言い張ります。ハヤトの言葉に対して、初めてハッとさせられたアキタ。このシーンはハヤトのアキタに対する励ましであると同時に、ハヤト自身が前回答えられなかった「自分のやりたいこと」・「シンカリオンに乗ってやりたいこと」に対する回答にもなっているのが面白いです。誰かを守りたいという意思をもってシンカリオンに乗るようになったらしいハヤトですが、そこまで考えていたのか…

前回登場した巨大怪物体：フロストツリーがパワーアップして出現。ハヤトはE5はやぶさで出撃しますが、敵の強力な冷凍攻撃に凍結されてしまいます。その頃、秋田に戻ろうとしていたアキタは、こまちに乗る直前に引き返し強行突破して超進化研究所に入ります。今までE5はやぶさの最強必殺技であったグランクロスですが、今回はフロストツリーⅡには効かず、逆にやられてしまうハメに。この後の展開でほぼ同じスペックのはずのE6こまちがフロストツリーⅡを撃破していますから、巨大怪物体はコアを必ず破壊しなければ倒せない仕様なのでしょうか。ハヤトの言葉に動かされ、シンカリオンに乗る決意を固めたアキタ。運よく超進化研究所への入り口を見つけ、「話は読めた！」といってセキュリティを突破しますが、当然警報装置が作動してしまいます。そりゃそうだよなぁ

E6こまちに乗ったアキタは、シンカリオンE6こまちへと変形。専用武器：フミキリガンを使って凍結したE5はやぶさを救出。そして最後はライフルモードを両肩に装着し、フミキリキャノンでフロストツリーⅡを倒しました。フミキリガンを巧みに使って、まずはE5はやぶさを救出するアキタ。ここでアキタがハヤトにかける言葉が、実にアキタらしいですね。フミキリキャノンはシンカリオンE6こまちの必殺技ですが、今回これを発射する際にはナマハゲゴーグルを着用。必殺技を放つ際に必ず着用しなければならないというワケではないようですが、これをつけることにより命中精度などが上がるらしい。玩具ではバイザー部分は一体成型されていて動きませんが、本編を観ると可動ギミックをつけてほしかったと思っちゃうなぁ