お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『新幹線変形ロボ シンカリオン THE ANIMATION』第62話 ちょっとした感想


今度は、ハヤト“を”つなぐ番






線路があるところを走るのは新幹線だが、線路がないところをつなげるのも新幹線…、違うか?シャショットという仲間を失い、重たい空気が流れる『新幹線変形ロボシンカリオン THE ANIMATION』。そんな今回は、シャショットは復活しなかったものの、ハヤトたちが再び奮起し、行動を起こす姿が描かれました


傷心のハヤトを元気づけるために尽力したのは、アズサやアキタたち、初期から彼を支えてきたメンバーたち。中盤の展開や描写は、まさに『シンカリオン』という作品の集大成といった感じがしましたね





レイの努力もむなしく、まだデータが復活しないシャショット。小倉指令長により、大宮からヒビキもやって来ますが、彼女の技術をもってしてもその復旧は難しく、これらの事情から彼女は、シャショットに関してある仮説を立てるのでした。ロボット工学の天才であるレイ、そしてシンカリオンプロジェクト立案時から関わっている秀才のヒビキの力をもってしても、データ復旧はおろかそのそのメカニズムの解明すらできないシャショットのAI。その理由は、それがイサブロウの独自技術で作られたものだったからでした。シャショットのAIは、超進化研究所の職員たちやシンカリオンのデータなど、膨大なデータを蓄積しているはず。しかしそれの引き出し方は、イサブロウとシャショットしか知らないらしい。ということは、これらのデータ・情報は、以前からイザに筒抜けだったってことなのか…?そして、シャショットのAIが異常をきたしたことに関し、2つの仮説を立てるヒビキ。その中では、「ハヤトの適合率が100%を超えた時に、こうなるよう設定されていたのではないか」ということも言及されていました。一体、イザそして実は生きていたカイレンの目的は何なんだ―!?


ハヤト不在の大宮支部でも、シャショットのことについての情報が入ることに。アキタたちはそのことにショックを受け、また落ち込んでいるハヤトに対してどう接していいのか分からず、皆暗い顔になってしまいます。それを見続けていたアズサは、とうとうしびれを切らして…。シャショットはハヤトの相棒ですが、戦闘時以外では大宮支部を飛び回り、一緒に過ごしている時間が多かったため、アキタたちにとっても大切な仲間。それを失ったことは、彼らにとっても大きなダメージになっていました。夕暮れの鉄道博物館の屋上で、アキタとツラヌキが会話するシーンが印象的。他のメンバーの中でも、特に初期からハヤトやシャショットと関わってきた彼らだからこそできる、深いシーンになっていましたね。対するシノブやセイリュウも、訓練に没頭するなどして気を紛らわせることに。いつもとは違う様子を見せるアキタたちに対し、とうとうブチギレたのはアズサでした。「こんなの全然『シンカリオン』じゃない!」と、メタネタギリギリの発言をするアズサ。でもこの発言は、制作側のメタネタというよりも、「普段のアキタたちを取り戻してほしい」というアズサの気持ちを表すために挿入されたセリフなのでしょう


アキタたちを一喝したアズサは、動画撮影後、なんと門司へ直行。門司港にいたハヤトを見つけ、自分が新たに撮影したという動画を見せます。そこに収録されていたのは―。急いで動画を撮影→門司へ直行と、なかなかのハードスケジュールを強行したアズサ。「ハヤトに影響されて」迷わず新幹線で門司まで来てしまったと語る彼女が微笑ましいですね。そしてそして、彼女が撮影し新たにアップロードしたという動画に収録されていたのは、アキタたちの姿。メンバー全員で鉄道唱歌を歌った後、彼らはそれぞれハヤトを元気づけるメッセージを話していました。55話超ぶりに登場した鉄道唱歌ネタ。前回登場時は小ネタ程度にしか思ってなかったけど、今度はこんな使い方をしてくるとはなぁ。これだけでも視聴者のテンションが上がりますが、それをさらに爆アゲしてくれたのが、アキタたちのメッセージ。今までハヤトが言っていた新幹線に関する発言を踏まえ、鉄道・新幹線の話題を絡めてハヤトを元気づけていました。新幹線という線路のつながりをキッカケに、ハヤトと心のつながりを持つことになったアキタたち。いや~、このシーン観てグッとこない視聴者いないでしょ!?それくらい素晴らしい、上述の通りまさに『シンカリオン』の集大成とも言うべきシーンだと感じましたね


動画を観て、自分を取り戻したハヤト。彼はある可能性を調べるべく、再びイザとの接触を試みたいと言い出します。これは承認され、彼はホクトとともに再び現地へ向かうことに。同じ頃、黒磯と相生にソウギョクとトラメが現れ、これに対し各支部シンカリオンが出撃しますが…。シャショットのAIが消えたのは、自分の適合率が100%を超えたことが原因なのは間違いない。それゆえに、シャショット復活の可能性を探る余地があると考えたハヤトは、再びイザに会おうとします。ハヤトが感じた可能性は何だろう?イザに直接会って話を訊くってワケじゃなさそうだし、戦闘中の“何か”でシャショットを復活させるつもりなのかなぁ。一方、キトラルザス側も黙ってはおらず、また地域を分散して出現。ソウギョクにはアキタたちが、トラメにはギンたちが挑みますが、そんな中東京駅に第3の黒い貨物列車が現れます。これの正体はおそらくカイレン。対する超進化研究所が打ち出す一手は…東京駅中央迎撃システムだ!





新たに捕縛フィールドを張る力は、もう残されていない。東京駅中央迎撃システムに全てを賭ける超進化研究所の、一世一代の作戦が始まる!


次回、シンカリオンが全機勢揃いでカイレンに立ち向かう、アツい…アツいぜ、絶対に見逃せないぜ!!









 
 
 
 
 
 
 
 
それではまた次回、お会いしましょう!
 
 
 
 
 
 
 
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