今年も明日(12月1日)で、残すところあと1か月。思えば今年は、『トミカハイパーレスキュー ドライブヘッド』や『アイドル×戦士 ミラクルちゅーんず！』など、個人的にはこういった独自シリーズ作品群にドキドキワクワクさせられた年でした
なんでこの作品群にワクワクさせられたのだろう。もちろん自分の好み等に合致したのもそう(というよりそれが大半)でしょうが、やはりその他の理由として挙げられるのが、「独自シリーズであるがゆえの驚きや楽しみ」にあるといえるでしょう
どちらもバレなどで見聞きしたとはいえ、やはり初めて知った時には驚かされました。
そうなんです。ウルトラ・ライダー・戦隊は長寿シリーズであるがゆえにどれも安定した面白さを持っていますが、いろいろなことが慣例化したり伝統化したりして、どうしても驚きに“限界”が来てしまうのです
メイン視聴者は子供ですから、この意見はファンのワガママでしかないんですけどね…。でもやっぱり、そう感じてしまいます
しかし、今年でいう『ドライブヘッド』や『ミラクルちゅーんず！』はどうでしょうか。
この作品群はタカラトミーメインスポンサーによる独自シリーズ。前者は放送枠としては2作目にあたる作品ですが、後者に至っては今年がその放送枠が初の試みです。
作品・放送枠が確立してまもないため、当然これらには何も前例がありません
どんな展開でいつ新しい武器などが登場するのか？メディアミックスとしてどんな取り組みをするのか？前例がないのでほとんど予想がつきません。
だから、『ミラクルちゅーんず！』でスペシャルジュエルが出てきたときは「えっ、君たちフォームチェンジするの！？」と純粋に驚かされましたし、『ドライブヘッド』がTBSとタッグを組んで様々なゲストを呼んだりバラエティ番組に出演したときは「えっ、ここまでやるの！？」と純粋に驚かされました
そして最近になって舞い込んできた、『ドライブヘッド』の映画化と後枠での『シンカリオン』の放送、特撮作品になるかどうかは不明なものの『ミラクルちゅーんず！』の後枠での何かしらの似たようなテイストの番組の放送のほぼ確定情報…。やっぱり「おっ、この放送枠まだまだ発展するんだ！」と驚かされました。
別に作品をナメてるわけではありません。上述したようにほとんど前例がないので、あらゆる取り組みが新鮮に感じるのです
映画化、ゲーム化、ほかの作品や企業とのコラボ…。ウルトラ・ライダー・戦隊なら今まで何度もやってきたことですが、前例のない蒸気作品群がこれをやると、「ここまでやれるのか！」と驚かされ、そしてワクワクさせられるのです。
前例がないゆえのワクワクやドキドキ。そこから生まれる好奇心。やはりこれこそが、この独自シリーズという作品群が私を引き付ける強い魅力と言えるでしょう
思えば、かつての「超星神シリーズ」や「トミカヒーローシリーズ」の時も、似たような感情を抱いていたなぁ…。
さあ、いよいよやってくる2018年。
既に1月6日から『シンカリオン』の放送開始が決定していますが、こういった独自シリーズ作品群は、我々にどんな楽しみを与えてくれるのでしょうか。
セイザーゴルビオンら水のトライブがつかう超星神：リヴァイアサン。劇中登場が最も遅かったですが、その独特なスマートさとアクションは、もっと評価されていいのではないでしょうか。
2年前くらいに巷で流れた、「超星神シリーズ」の復活構想。結果的には頓挫したようですが、いったい何をするつもりだったんだろうなぁ。
それではまた次回、お会いしましょう！
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