ガールズ・セイ・ハレルヤ!
今回は、『Girls in Trouble -スペース・スクワッド episode zero-』の感想記事です。
セル・レンタル解禁から数か月、私が『スペース・スクワッド』を観てから3か月超。ようやくレンタルすることができ、視聴にこぎつけました。ほとんど前情報なしで視聴しましたから、中盤からのストーリーの展開には驚かされましたね
そのタイトル通り、『スペース・スクワッド』の前日譚という位置づけである本作。同時にやはりタイトル通り女性の活躍―特にツインカム・エンジェルであるジャスミンとウメコ―がメインになっており、男性キャストはドギーとモブの護衛隊員くらいしか登場しない徹底っぷりです
詳しい内容は他サイトを参照すればわかるので割愛しますが、大きく分けると前半と後半で内容が分割されます。予告編などで公開されていた映像は、そのほとんど前半部分のもの。あの予告編映像、いい意味で予告詐欺になっています
坂本監督らしいこだわりのアクションは健在。テレビ放送作品ではないからか、ハデに血のりを使ったりなどの演出が観られます。その一方で、メインキャラたちが登場する舞台が5種類くらいしかなかったり(ほぼすべて室内)、ループものであるがゆえに同じ映像の使いまわしが行われたりなど、こういった面で予算を抑えているんだろうなという工夫も感じさせられました。
終盤には、『スペース・スクワッド』本編にもつながる描写が散見。“味方に化けていたあの人”は、シェリーの何を感じ取ったんだろう…。
『スペース・スクワッド』の前日譚になっている、『Girls in Trouble -スペース・スクワッド episode zero-』。もちろんこれを観なくても『スペース・スクワッド』は楽しめますが、その背景にあった物語を知りたければ、どちらも視聴必須の作品であるといえるでしょう。
予告編だけ見て、「またいつもの坂本監督か」と辟易していると…、ちょっともったいないかもしれませんよ。
劇中終盤でわずかに使用された挿入歌。しかし、本編で使用機会に恵まれなかったのが惜しいくらいの気迫あふれる挿入歌であり、もったいない気がするなぁ。
過去のメタルヒーローの敵がリメイクされて登場した『スペース・スクワッド』。もし続編があったら、それに登場する敵はその作品ゆかりのリメイク怪人になるのでしょうか。あれっ?じゃあ『エクシードラフト』とかどうするの…?
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