『宇宙戦隊キュウレンジャー』Space.30 ちょっとした感想 - お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの？ver.2.0

？？？「チョーイイネ、サイコー！！！！！」

キュウレンジャーパワーアップ形態：シシレッドオリオン登場！今回の『キュウレンジャー』は、以前から雑誌等で情報解禁されていたシシレッドオリオンのデビュー回になりました。シシレッドオリオンのハデな見た目とその強さもそうでしたが、最後の5分間の展開にもかなり驚かされましたね

前回ドン・アルマゲの攻撃を受け、倒れたラッキー。オライオンの必死の援護でなんとかその場を脱出しますが、ラッキーの治療には限界が。そこでツルギはある決断をします。ホウオウキュータマには命を救う力があるらしく、かつてのツルギもそれに救われたんだとか。鳳凰にはその卵が不老長寿の薬になるという伝説もあるので、それをもとに作られた設定なのでしょうか。話は前後してドン・アルマゲの攻撃からの脱出の際、オライオンは重傷を負うことに。メンバーには隠していましたが、これが結果的に宇宙の歴史を変えることになっちゃうんだなぁ…

オリオン号の場所を突き止められ、二度もククルーガの襲撃を受けるオライオンたち。満身創痍の身体で劣勢を強いられますが、そんな中ツルギによるホウオウキュータマの力の発動に成功。ラッキーが完全復活します。ホウオウキュータマの力の発動は「命に関わる」と何度も劇中で出てきているのに、わずか1分程度であっさり復活に成功。ツルギも当然無事でした。ラッキー登場シーンの演出が凝っているのでこちらに注目が行きがちですが、よく考えてみると、かなりあっさりとした復活ですね

ツルギからの話もあり、ラッキーが自分の未来の子孫であることを確信したオライオン。彼とラッキーが再び力を合わせる時、強大な力が発生。サイコーキュータマが誕生し、それによりラッキーはシシレッドオリオンへと変身を遂げます。真っ白なボディにキュータマのような装飾をあしらった、神秘的なデザインのシシレッドオリオン。その見た目に反して攻撃は結構強烈で、かつての『仮面ライダー鎧武』の極アームズを想起させる容赦ない攻撃を浴びせます。初登場補正もかかったその強烈な攻撃の前に、ククルーガはあっという間に爆死、ドン・アルマゲも爆発の中に飲み込まれます。ククルーガは未来である現代でまだ唯一ほとんど出番がなかったフクショーグンだったから、なんだかかわいそうだなぁ

冒頭の重傷が原因により、亡くなったオライオン。宇宙は救ったものの、これでは宇宙の救世主伝説が消えてしまう―。そこでショウ・ロンポーが出した答えは、自分がメンバーとは別に過去に残り、オライオンの代わりに救世主の伝説を作り上げることでした。終盤5分で予想もしなかったまさかの展開。しかもみんな割と賛成してチャンプはショウ・ロンポーに協力するとか言い出すし、本当にこれでいいのか！？そしてそれはさておき、安心して現代へと戻ったラッキーたちを待っていた現実は―！