見返りを期待したら、それは正義とは言わねぇぞ―。
番組は変わって、『仮面ライダービルド』です。
龍我たちをそそのかした看守:鍋島の情報を必死に集める戦兎たち。美空の力で有力な情報をつかみますが、そこへスマッシュ出現の報せが。現場に向かった戦兎はビルドに変身し、親子を救うのでした。第1・2話では触れられてきませんでしたが、美空は大人気ネットアイドルの顔も持っているらしい。前作『エグゼイド』のポッピーピポパポを想起させるはっちゃけぶりを見せてくれましたが、「役者という仕事は大変なんだなぁ」と感じました。一方ビルドの1回目の戦闘シーンは、まるでプロレス実況のようにやかましい滝川紗羽の姿が。かなり早口でいろいろしゃべっていて「猪木だ!」とか言い出して脚本家の年代がわかりそうな感じもしましたが…、まあ紗羽だからいいか!
美空の情報をもとにムリヤリ鍋島に連絡を取る龍我。それをもとに紗羽のツテで西都への密航を計画しますが、その直前にガーディアンの襲撃を受けてピンチに。そして肝心の鍋島も、ファウストの人体実験の検体にされていました。冒頭のシーンで東都・北都・西都の各首相がバーチャルで会談をするシーンがあり、スカイウォールによって完全に三者間での物理的移動は制限されているのかと思いきや、どうやらそうでもないらしい。密航船とはいえスカイウォールに穴があるということはおそらく各政府も認識しているでしょうから、これにも何か裏がありそうですね。ガーディアンの襲撃中、龍我は序盤ドラゴンフルボトルの力を借りていささか善戦。フルボトルは持っているだけでも、人間に驚異的な力を与えてくれるんですね
龍我たちの前にさっそうと登場する戦兎。彼はビルド(ラビットタンク)への変身後にホークガトリングへとチェンジし、「最強」の名にふさわしい火力でスマッシュを一掃。同じ頃ビルドの援護で逃げ切った龍我と紗羽は、序盤でビルドが救った親子の助けにより、西都への密航船に乗船します。ビルドに変身する直前、ふと自分がビルドをやっていることに関して語りだす戦兎。彼が自分の記憶よりもビルドとしての活動を優先するのは、彼が覚えている範囲での過去に、何かしら彼のビルドとしての活動を決意させる出来事があったからなのでしょうか。そして始まる2度目の戦闘では、ホークガトリングへと変身。ただ単に飛行して銃を乱射するだけでなく、弾丸1つ1つがタカの形になり軌道を変えて敵に直撃するという、特撮班泣かせの超高機能っぷりを見せます。銃×トリッキーのフォームは、なんとなく『W』のルナトリガーを想起させますね。そして極めつけは、夜空をバックに弾丸100発を装填し、一斉発射で敵の分身もろとも一掃!こういうハデハデな必殺技を頻繁に観たいけど、CG合成費用の関係でしばらく見れないんだろうなぁ…
ウィザードの基本スタイル:フレイムスタイルのテーマソング。今回の『キュウレンジャー』のサイコーキュータマの音声を聞いて、真っ先に『ウィザード』を思い出してしまいました。
思えば、このブログが開設とほぼ同時期にニチアサの感想記事を開始したのは、『ウィザード』でインフィニティースタイルが登場した時の頃。あれからそこそこ、時間が経ったなぁ…。
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