お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『ウルトラマンジード』第7話 ちょっとした感想


フ ク イ デ ワ ー ル ド 開 幕






今回の『ウルトラマンジード』は、最初の山場となるVSギャラクトロン戦の前編。ほぼゼロが主役のような感じで物語が進み、伏井出ケイも自らの正体をリクたちの前に明かしてきました


徹底的に粘着的に、そして確実にゼロたちを追い詰めるケイ。さあこの勝負、どちらが勝つか―?





・ストーリー面

上述したように、今回の主役はリクというよりもゼロ(=レイト)。ゼロとケイの掛け合いがその中心であり、ケイの講演会を利用した彼らの駆け引きが長く展開されていました。



ケイの講演会に招かれることになったものの、SFには明るくなくどこか気乗りしないレイト。彼が妻の持つケイの文庫本を眺めている中、ゼロはあることに気づきます。ケイは『コズモクロニクル』という作品でデビュー。そのシリーズ化によって人気を得、今のような地位になったようです。ところがあらすじを読んでいる限り、『コズモクロニクル』の内容は『決戦!ベリアル銀河帝国』と全く同じもの。唯一違う点は、ベリアルに相当するキャラが主役で逆にゼロに相当するキャラが悪役ということでした。このシーンでは、「炎の盗賊(=グレンファイヤーと仲間たち)」や「鏡の勇者(ミラーナイト)」など、ウルティメイトフォースゼロに関する記述も登場。他に設定されているキャラクター名も『決戦!』に出てきたキャラでしょうが、そのネーミングには何か由来や法則があるのでしょうか?



何かただならぬものを感じつつ、ケイの講演会へ向かうレイトたち。のほほんとしているリクに対し、ゼロは終始警戒態勢。最初は平穏に進む講演会でしたが、徐々にケイはその本性を現してきます。わざとレイトを壇上に呼んだのを境に、態度を一変させるケイ。近づいて小声でゼロを脅迫したうえで、「小説の題材」と称してゼロを悪役に仕立てるような発言を繰り返し、そして挑発します。このシーンで面白いのは、ケイが上述したような「小説の題材」の話をしているという前提があることで、ケイ曰く「これから起きるあること」や彼の目的を堂々と語っても、ゼロたちを除く聴衆たちは全く気付いていないこと。ケイ役の渡辺邦斗さんの声色の細かな変化もあって、ケイが『オーブ』のジャグラーとはまた違った粘着質な適役に仕上がっています。頭が回る上にこの世界である程度の地位を築いている分、ケイの方が敵としてはかなり厄介ですね


ライハが何か不穏な空気を感じる中、「小説に登場するアイテムの模型」と称してギャラクトロンカプセルとジードライザーをおもむろに見せてくるケイ。彼がカプセルをスキャンしたことにより、ギャラクトロンが出現。街は大混乱になります。ケイが敵だと気づきライハは抜刀しようとしますが、ケイは会場に設置された監視カメラを盾に彼女の行動を封じます。まあ、「ケイのフュージョンライズのシーンもガッツリ撮られてるんじゃないの?」とは思うけど…

 
 
 
 
・特撮面

今回の特撮シーンは、ギャラクトロン出現の終盤のシーンのみ。ジードも特にフォームチェンジはせず、前回初登場したジードクローを使うも敗北してしまうという展開でした。



『オーブ』の時もかなりの強敵として登場したロボット怪獣、シビルジャッジメンター:ギャラクトロン。今回は『オーブ』の時ほどではありませんでしたが町を破壊。甚大な被害を出します。街の破壊シーンの爆発は、全て実際の火薬を使用。しかし破壊されるミニチュアを削減するためか、ビルが吹き飛ばされるシーンは少なめ。ギャラクトロンから少し離れた地点を爆破することで、ミニチュアビルの破壊を抑えつつギャラクトロンの脅威を演出しています。ギャラクトロンのビーム発射時の、あの独特な音楽と魔法陣のような演出は健在。ああ、去年の『オーブ』を思い出すなぁ



ギャラクトロン出現により、ジードにフュージョンライズするリク。ジードクロー早々に召喚して戦いを挑みますが、その圧倒的な強さの前に敗北してしまいます。ギャラクトロンの攻撃方法も『オーブ』の時と同じで、頭から生えたしっぽのようなもので締め上げたり、右腕を分離させてビーム砲で攻撃したりと、相変わらずいやらしさMAX。まあでも、オーブみたいにお腹を刺されなくてよかったね、ジード…



ケイの要求を渋々受け入れ、ギャラクトロンのビームを受けるウルトラゼロアイ。途中分離したゼロはギャラクトロンのビームを受け消滅、ウルトラゼロアイは石化してしまいます。今回はゼロが主役のようなものでしたが、ゼロ自身の戦闘シーンはなし。直接の戦闘ではなくこういった形で敗北することで、「ゼロがなぜ弱体化しているのか」ということへの言及を避けつつ敗北を描いているのが上手いですね。そういや、ゼロ弱体化の本当の理由っていつ明かされるんだろ…?






無残にも石化してしまったウルトラゼロアイ、自分の力不足にを嘆くリク。果たして本当にゼロは死んでしまったのか?いや、そんなことはねぇ!


次回はゼロの新たなる姿:ゼロビヨンド初登場回!「俺に限界はねぇ!」―、ゼロに言われると説得力マシマシなんだよなぁ。








◎今日の特ソン◎


今日ご紹介するのは、2005年放送の魔法戦隊マジレンジャー』挿入歌「ファンタスティック!マジアクション」です。


劇中初期から使われていた挿入歌の1つ。間奏を除けば音楽のみの部分だけがあまりなく、曲の間ほぼずっと高取さんが歌っているかたちになります。カラオケで歌ったら息継ぎしんどそうだなこれ…。


キュウレンジャー』のホウオウソルジャーのバレが出たとき、私はシンケンピンクを思い出しましたが、どうやらマジレッドを思い出した人も多かったようです。う~ん、似てる?






 
 
 
 
 
 
 
 
それではまた次回、お会いしましょう!
 
 
 
 
 
 
 
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