お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

ミニマム・リアリティ

先日、BSプレミアム西部警察PART-Ⅲ』最終回スペシャルが放送されました。


まさかのゴールデンタイムでの再放送。NHKもたまには粋なことをやるもんです


そんなことはさておき、この最終回スペシャル、気合を入れていろんなところでロケやドンパチを敢行。でもちょっとやりすぎで、リアルさを感じないんですよね。


じゃあ、リアルさを感じる『西部警察』の地方ロケの話は何か?それは―。







個人的に推したいのは、西部警察PART-Ⅱ』第18話「広島市街パニック!!」です


広島市を舞台にした地方ロケのお話。広島電鉄が全面協力し、撮影当時市内各線を運行停止にして撮影を行うという、とんでもないことをやってのけていました。



この話、ほかの地方ロケに比べるとお話が規模が小さめ。凶悪殺人犯が広島市内に逃亡、仲間と合流の上広島電鉄の車両をジャックし、乗客の身代金100万ドルを要求するといったものです。


これだけでも実際に起これば大事件ですが、核爆弾(宮城)国際的テロリスト(岡山&香川)某国製造の超合金(福島)をのちに相手にすることになる大門軍団にとっては、まだ可愛いもんです


しかし、こういったある意味「中途半端」な規模の大事件が、逆に「こういうことありえそう」という感じがませんか?


また上述したように、このお話では広島電鉄が全面協力。実際の路面電車を使用してジャックシーンや、それを追跡している大門軍団のシーンを撮影しているので、のちに出てくる荒唐無稽すぎるお話に比べれば、よっぽど“リアリティ”があるのです。



そして、極めつけはこの路面電車爆破


のちのスタッフインタビューにより、この爆破は失敗だった(思ったほど吹っ飛ばなかった)ということは有名ですが、それもまた逆に“リアリティ”を与えています。


この後のお話で登場する、「敵の手りゅう弾1個でアジト完全爆発」などといった明らかなオーバー演出に比べれば、よっぽど「ありえそう」という感じがしますよね






テレビがあまりドラマ制作にお金を掛けなくなって久しい今日。たまには『西部警察』のようなインパクト重視のドラマがあってもいいと思います。


しかしそういったドラマでも、ただただムチャクチャを狙って荒唐無稽な話にしては、支持を得られません。


わざと規模を中途半端にしたりするなどして、「もしかしたらありえるかも…?」という妙な“リアリティ”を与えることが大事だと思いますね。








◎今日の特ソン◎


今日ご紹介するのは、2001年放送の百獣戦隊ガオレンジャー』挿入歌「Dynamic Soul !!」です。


影山さんが歌う、劇中第2クール頃に使われた挿入歌。あまり聞き覚えないなぁ


OPに合わせてか、ほかの楽曲と同じく前奏中にシャウトが入る仕様に。『ガオレンジャー』はリアルタイム当時から「歌が暑苦しい」と感じていましたが、その感覚はやっぱり間違ってなかったですね…。






 
 
 
 
 
 
 
 
それではまた次回、お会いしましょう!
 
 
 
 
 
 
 
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