お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

♪イマドキ街じゃ正義は古い、ワルこそヒーロー!

本日は『激走戦隊カーレンジャー』最終回から25年の日。TTFCでは記念配信が行われており、このブログを更新している頃は、ちょうどその配信が行われているところです。


さて、『カーレンジャー』で話題になることの1つと言えば、歴代3番目(?)の純ヒール戦隊「暴走戦隊ゾクレンジャー」の存在。今宵はコイツらに迫ってみることにしましょう







地球戦隊ファイブマン』に登場した「銀河戦ギンガマン」を元祖とし、今までに数多く登場した悪の戦隊。その中でも「暴走戦隊ゾクレンジャー」が異質な魅力を放つのは、この戦隊がヒーロー研究家(オタク)のボーゾック:SSパマーンによって半ば無理無理作られた戦隊で、その割にはカーレンジャーに善戦するというところでしょうか。


ヒーロー研究家を自称するだけあって、SSパマーンは徹底して過去の戦隊などのヒーロー像をリスペクト。一方ほかのメンバーはにせスカイライダー並のイタズラ程度の悪事を働き、街を混乱させます。


前半戦ではこの回だけのために作られたテーマソング「暴走戦隊ゾクレンジャー」をBGMに、カーレンジャーに対して善戦。ラジエッタの乱入で撤収することになりますが、それを抜きにしてもこの悪の戦隊、妙に恵まれています


後半戦ではゾクレンバズーカを使ってカーレンジャーを圧倒。ホワイトレーサーことラジエッタの変装能力がなければ、敗北していたかもしれないくらい強敵だったのです


しかし最後はカーレンジャーに逆転され巨大戦へ。「」「技の名前が長いんだよ!」という理由で1分も経たないうちにRVソード激走斬りの前に爆散してしまいます。


後年には戦隊史上最低視聴率回ということでも知名度が上がってしまったゾクレンジャー。高寺Pと脚本家の荒川さんがこの話でテンション上がりまくって「これは最高視聴率イケるんじゃないか!?」と期待したら、実は最低視聴率でしたというオチが、ある意味『カーレンジャー』らしいエピソードですね。


実はなかなかの実力者、そして声の人は『バイオマン』のシルバでおなじみの林一夫さん。強敵要素がそろっているに『カーレンジャー』屈指のネタ回のようになっているのは、やはり独特のカーレン時空によってその要素が巻き込まれてしまったからではないか?…と考えられるでしょう。





「♪ゾクレンジャー ゾクレンジャー カーレンジャー倒したとき 俺たちゃ正義になるのさ 暴走戦隊ゾクレンジャー!」


悪の戦隊の中で、彼らは独特の魅力を放ち続ける―。








◎今日の特ソン◎


今日ご紹介するのは、1996年放送の激走戦隊カーレンジャー』挿入歌「暴走戦隊ゾクレンジャー」です。


上でも紹介した通り、第25話のみのために作られた挿入歌。以前にも昇華したことがあるような気がしますが、まあ内容が内容だしいいじゃないか!


音楽はほぼ「激走戦隊カーレンジャー」の流用ですが、歌詞は新規に作り直され一部効果音も追加されています。


アキバレンジャー』のネットラジオでこれをリクエストし、まさかまさかの採用されたのもいい思い出。あれからもう何年も経つのか…。







 
 
 
 
 
 
 
 
それではまた次回、お会いしましょう!
 
 
 
 
 
 
 
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